最終更新日 2016年4月1日
2014年4月30日
長岡のものづくり企業の優れた製品・技術を紹介する市政だよりの連載「知ってる!?ながおかモン」。5月号で紹介しているのは、株式会社鈴民精密工業所の工業用ミシンの刃物です。
糸切り用(写真)、ボタン穴開け用、ポケット用など多種類あります。かつてミシンのボビンケースの製造を行っていた同社は、大手ミシンメーカーとの提携をきっかけに昭和40年代から工業用ミシンの刃物製造を開始。猛烈な速さで同じ動きを繰り返す工業用ミシンを支えるため、鋭い切れ味と高い耐久性を兼ね備えた刃物を製造しています。
「役割に応じて刃物の形状や材質などはさまざま。40年以上の経験で培ったノウハウがあるからこそ最適で良質な刃物を製造できるんです。失敗から学んだことを作業や技能の伝承に活かしていくことが大切です」と語る代表取締役社長の渡辺広之さん(写真左)。
さらに、刃物製造から組み立て・検査までを行う全国でもまれな社内一貫生産。他人任せにしない責任生産で高品質を保証しています。こちらは、自動糸切り装置を組み立てている工程です。
また、同社が力を入れているのが、技術者の育成。国家・社内認定の技能士と合わせて従業員の約8割が技能士です。資格者掲示板には80人を超える技能士の名前がズラリと並びます!
その中でも注目はこの方。某有名テレビ番組でも紹介された大越栄美子さん。出来上がった製品全ての品質検査をしています。位置や幅など、0.01mmのわずかな誤差も見逃がさない達人なんです。平成11年度には卓越した技能を持った「現代の名工」、平成15年には業務に精を出して務め模範となる者に授与される「黄綬褒章」をいずれも全国最年少で受章しました。
「機械では行き届かない、品質を決める大事な工程はまだまだ手仕事。みんなが技を持っていないといいものができません」と渡辺社長。「ものづくりは人づくりから」を大切にする鈴民精密工業所。続きは市政だより5月号裏表紙をご覧ください。(Su)
2014年4月29日
日米友好の象徴として、米国から日本に贈られたハナミズキの苗木3,000本のうち100本が長岡市に寄贈され、「日米友好ハナミズキ記念植樹式典」を開催しました。
会場の長岡造形大学には、米国大使館から教育・人物交流担当官のサラ・ハリガーさん、姉妹都市のホノルル市からハワイ日米協会理事とホノルルフェスティバル財団事務局長、日米友好の架け橋実行委員会の東久邇(ひがしくに)信彦名誉顧問、長岡在住の米国人、市内11地域の小学生、姉妹都市交流関係者のみなさんなど約500人が集まりました。
オープニングは「日米文化の競演」でお祝い。三島地域の「フラ プアナーナーラー」によるフラダンスと造形大「転太鼓舞」、長岡技術科学大学「つるかめ会」の太鼓演奏が式典を盛り上げます。
ハナミズキの寄贈は、長岡市と姉妹都市のホノルル市、フォートワース市との青少年を中心とした交流、ワシントンD.C.全米桜祭りでの長岡花火の打ち上げなど、日米友好に積極的に取り組んできたことが米国政府に評価されたものです(写真は記念碑のお披露目)。
寄贈の目録を受け取った森市長は「日米の友好関係がさらに発展することを確信しています。参加した多くの子どもたちがこの植樹式典の思い出を胸に刻んで、将来の日米友好、世界平和に貢献してくれることを期待しています」とお礼を述べました。
ハリガーさんは「日米友好への長岡市の積極的な取り組みに感謝します。今日、多くの子どもたちが参加してくれるのは大きな喜びです。子どもたちは日本と米国をつなぐ未来の友好大使だからです」と感激し、「毎年春にハナミズキの花が開き、日米の人たちが結び付き、絆の証しになってくれるでしょう」と、ケネディ駐日大使のメッセージを代読しました。
式典後は、市内11地域の小学生や家族連れも植樹。「思い出ができたね。来年の春、見に来ようね」。
日本から米国に3,000本の桜が贈られてから100年が経ったことを記念して、米国政府がハナミズキ3,000本を日本へ返礼として贈るこの事業は、日本海側では長岡が初めて。今後、東日本大震災の被災地のほか日本各地に植樹されます。(M)
★「広報な毎日」米国の姉妹都市との交流の一部をご紹介します
○姉妹都市ホノルルで、長岡の魅力を紹介(2014年3月)
○長岡花火、今年もホノルルの夜空に咲く(2013年3月)
○交流25年。フォートワースで友好の絆を再確認(2013年7月)
○全米桜祭りで、世界平和のシンボル・長岡花火(2012年4月)
○世界に届け、平和への祈り。長岡花火ホノルルの夜空に咲く(2012年3月)
○平和な世界へ。アリゾナ記念館などで誓い新たに(2012年3月)
○ホノルル市と姉妹都市締結(2012年3月)
★姉妹都市はこちらから
2014年4月29日
いいお天気に恵まれたゴールデンウイークの初日。新緑が気持ちいい東山で楽しいイベントが開催されました。
まずは、東山ハイキングコースの山開きとして、毎年恒例の「東山市民ハイキング」。オリンピック金メダリスト・荻原健司さんをゲストに迎えて、市内外から集まった約120人と一緒に爽やかな汗を流しました。
全長3kmを歩く県道長岡栃尾巻コースでは、荻原さんと一緒にノルディックウオークに挑戦。ポールを使って歩くと体にかかる負担が少なくなるとのこと。正しいポールの持ち方や効果的な歩き方などを練習してから八方台の山頂を目指して出発しました。
所変わってこちらは、多くの家族連れでにぎわう東山ファミリーランド。子どもたちに大人気の羊の散髪ができる「羊の毛刈り体験」を行いました。
大きなバリカンを手に、少しずつ毛を刈っていきます。実際に体験した子どもたちは「モコモコして気持ちよかった!」と楽しそうな笑顔を見せていました。
ほかにも、ヤギやウサギとの触れ合いやポニーの乗馬体験もできますよ。羊の毛刈り体験は5月5日(祝)午前11時から、午後1時30分からも行います。連休は家族で楽しめるファミリーランドへぜひお出かけください。
ゴールデンウイークも折り返しですが、市内各地では後半も楽しいイベント盛りだくさん!家族や仲間で楽しい休日をお過ごしください。(O)
2014年4月29日
教育・文化施設や教育委員会事務局などが順次移転を進めている「まなびと健康の広場『さいわいプラザ』」でオープニングイベントを開催しました。
1階市民ホールには、リニューアルオープンした科学博物館のシンボル、海牛「ミョウシー」親子が出現。妙見町で発見された約200万年前の海牛の実物大模型がついに公開されました。
セレモニーでは三和保育園年長組のお祝いの歌や渋海小学校6年生のしぶみ太鼓、南中学校吹奏楽部の演奏が会場を盛り上げました。
イベントが始まると、揚げパンなど13種類の給食メニューが試食できるコーナーに長い行列が…。メニューがなくなるまで列が途切れることはありませんでした。「とてもおいしくて懐かしい味でした。レシピをもらったので家でも作りたいです」などの声が聞かれました。
本格的な体組成計での無料健康チェックも大人気。体脂肪・基礎代謝量・筋肉量など自分の体の状態を知ることができます。さいわいプラザ1階ロビーや市民体育館に常設されていますので、あなたの体もチェックしてみてください。
出産前の夫婦を対象に行っているパパママサークルは、イベントに合わせたスペシャル版を開催。サークルの先輩パパママから育児体験を聞いたり、実際に赤ちゃんを抱っこしたりして交流しました。
この日オープンした科学博物館には約2,400人が来館。信濃川と周辺の動物や植物などを山間部、平野部、海岸部に分けて、地形模型とタッチパネル、標本展示などで詳しく知ることができます。
ほかにもミョウシーの全身復元骨格や長岡城跡で発掘された遺物を元に復元した中世の井戸など見どころ満載。5月3日から日替わりで地学・文化財・歴史(3日)、民俗・植物(4日)、昆虫・動物(5日)、考古・地学(6日)の各部門の学芸員がおススメをピックアップして解説します。
ゴールデンウイークは近くて無料の科学博物館へ行ってみませんか?(I)
●「旬ラジ★ながおか」でも紹介します!
放送日時:5月2日(金)午前7時15分から(10分間)
再放送は同日午後0時15分から、6時45分から
放送局:FMながおか(80.7MHz)
※本放送終了後、市ホームページでも聴くことができます。
2014年4月28日
山古志地域の油夫(ゆぶ)集落にあるアルパカ牧場におじゃましました。山古志支所の広報担当者Saがリポートします。
この日は雲ひとつない快晴。アルパカたちはのんびりとひなたぼっこを楽しんだり…
餌をもらったり、とてもうれしそうに過ごしていました。
アルパカ牧場は油夫集落のほかに種苧原(たねすはら)集落にもあって、どちらも連休中は毎日見学できます。
ほかにも、5月4日(祝)は山古志支所前で直売所まつり、4日・5日(祝)は山古志闘牛場で牛の角突きと、ゴールデンウイークの山古志は見どころいっぱい。ぜひ足を運んでください!
◇ ◇
直売所まつりでは春の山菜やおこわ、山古志名物「ふっカツ」など、山古志の“おいしい”が大集合します。見て、食べて、触れて山古志を満喫しよう!(I)
2014年4月27日
6月1日に天皇皇后両陛下をお迎えして全国植樹祭を開催します。川口きずな館前広場がお手植え会場となるため、地域を挙げて両陛下をお出迎えしようと、住民が育てた花で会場周辺を飾る取り組みが始まりました。
川口地域全域に赤と白700セットのベゴニアの苗とプランターが配布され、各地区や家庭などで約1カ月間大切に育てます。
みなさん植樹祭当日のことを思いながら、地区名の入ったプランターに一株ずつ心を込めて植えていました。育てられた花は、お手植え会場までの市道約1.8kmを紅白に彩ります。
◇ ◇
以上、川口支所の広報担当者Maからのリポートでした。
県内での全国植樹祭は昭和47年以来、42年ぶり2回目の開催です。当日は千秋が原ふるさとの森とアオーレ長岡で、植樹祭の生中継やステージイベントなどを行いますので、ぜひお出かけください!(I)
2014年4月25日
ゴールデンウイークのお出かけの予定は決まりましたか。これから決めるという方、29日は、まなびと健康の広場「さいわいプラザ」のオープニングイベントへどうぞ。
セレモニーで歌を披露する三和保育園の子どもたちが、リハーサルのために「さいわいプラザ」を訪れました。元気いっぱいの歌声です。これで当日もバッチリ。
ところで、頭上の青いシートが気になりますね…。このシートの中は、妙見町で発見された約200万年前の海牛「ミョウシー」親子の実物大模型なんです。全長はなんと8メートル!29日に、ついにその全容が明らかになります。ぜひ会場でご覧ください。
宮内中学校生徒会の2人も現場の下見です。当日、イベント会場から「JHSながおか夢ラジオ」増刊号を生放送するんです。会場に来られない人はFMながおか(80.7MHz)を聞いてくださいね。
1階の科学博物館は、移転オープンに向けて展示作業も仕上げを残すのみ。セレモニー後の午後1時30分にオープンします。ジオラマやタッチパネルで市内各地の自然と歴史を紹介します。
そのほかイベントでは、アルパカやケヅメリクガメとのふれあい体験などお楽しみが盛りだくさん。詳しくは、市政だより4月号をご覧ください。あの人気ヒーロー「仮面ライダーウィザード」もやってくるよ(①午後2時から②午後3時30分から)。みんな集まれ―!(Mo)
2014年4月25日
今日は、市政だより5月号の発行日です。
表紙は、全国からの観光誘客を図る新潟デスティネーションキャンペーンの長岡駅でのオープニングセレモニー。市内10地域のゆるキャラが登場し、豊かな個性で各地域の魅力をPRしました。そんな個性あふれるゆるキャラに合わせ、「ながおか」のロゴを色とりどりにしてみました。あなたのお宅は何色でしょうか…。
さて、今月の主な内容は…
・大河津分水路 拡幅へ
・復興10周年 フェニックスプロジェクト始動
・中之島・小国にコミセン誕生
・乾電池王・屋井先蔵の功績は歴史的偉業
・アオーレの取り組みが日本建築学会賞
など。
今月号のおしらせ隊は、長岡出身の偉人「屋井先蔵(さきぞう)さん」。屋井先蔵は、世界で初めて乾電池を発明し、乾電池王と呼ばれたスゴイ人なんです。
作画は市内在住の歴史漫画作家・おんだちかこさん。9ページの「屋井先蔵ものがたり」のほかに、市政だよりのおしらせ隊のために「屋井先蔵さん」を描いてもらいました。
おんださんは「郷土の偉人 長谷川泰を語る会」が発行した「長谷川泰ものがたり‐医に燃えた明治の越後人‐」を描いた方です。この絵を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
今後もどんなおしらせ隊が登場するのかお楽しみに!
市政だよりはこちらの電子ブックをご覧ください。市民のみなさんのご家庭には町内会を通してお配りします。(I)
2014年4月20日
アオーレ長岡のオープン2周年を祝う「アオーレ長岡誕生記念祭」を開催しました。
初日の19日には、開始早々、市民団体によるゴスペルソングが会場を盛り上げます。軽快なリズムに合わせて会場からは手拍子が。
浜焼きを豪快にガブリ。このほかにも、栃尾のあぶらげや和島のだんご汁など各地域の味に舌鼓。そのおいしさに思わず笑みがこぼれます。
ゆるキャラや好きな絵柄をプリントするコーナーは、行列ができるほど子どもたちに大人気。腕や顔にたくさんのキャラクターを貼り付けてとっても楽しそう♪
中越大震災から10年間の復興の歩みを映像やパネルで振り返る展示コーナーでは、親から子へ震災を伝える様子も見受けられました。
こちらは花火に見立てたパネルに震災復興の感謝の言葉や応援メッセージを貼り付けるコーナー。「長岡は元気です。全国のみなさんありがとう」「がんばろう!東北」などのたくさんのメッセージがパネルを埋めていました。
アリーナでNSTのテレビ番組「スマイルスタジアム」の公開生放送が行われ、「アオーレで会お~れ」の掛け声で番組はスタート。ゲストで登場したアイドルグループ「アイドリング!!!」やお笑いコンビ「はんにゃ」、「トレンディーエンジェル」のみなさんと一緒に会場は大盛り上がりでした。
20日は、10組以上の市民団体が歌やダンスを発表しました。長岡少年少女合唱団は「お米は神様」を披露。市では今月、お米とふるさと長岡へ愛着を持ってもらおうと楽譜とCDを制作し、市内小中学校へ配布しました。
活気にあふれた誕生記念祭は2日間で約21,500人がお祝いに駆け付けました。アオーレ長岡は、みなさんの自由な発想で生まれた活動ができる空間です。これからも市民のみなさんの力で成長し続けます。(Su)
2014年4月20日
年間280万人の観光客が訪れる海のまち・寺泊。南北16kmある海岸線で、7地区に分かれて一斉に海岸清掃を行いました。
寺泊地域のみなさんのほか、市内外から合計1,200人が参加。
清掃前の砂浜は、冬の間に漂着した流木やペットボトル、空き缶などが散乱した状態でしたが、その一つひとつをきれいに拾いながら歩きました。
約1時間の作業で、全体で4トントラック30台分のごみを収集。海岸は美しい姿に戻りました。参加したみなさんのおかげで今年も多くの観光客を迎えることができます。ご協力ありがとうございました。
◇ ◇
寺泊支所の広報担当者IMからのリポートでした。
おいしい海の幸や日本海に沈む夕日、海水浴など、これから本格的な観光シーズンを迎える寺泊は魅力いっぱい。ボランティアのみなさんの力できれいになった海で、ぜひ良い思い出を作ってください。(T)
2014年4月20日
市民のみなさんの暮らしを守り、発展させる2つの出来事を紹介します。
まずは、大河津分水路の改修工事に向けた大きな一歩から…
幾多の困難を乗り越え、大正11年に通水した大河津分水路。度重なる大雨に耐え、広大な流域の発展と人々の暮らしを守る大きな役割を果たしてきました。
しかしながら、年月の経過とともに河口に向かって川幅が狭くなるなど流下能力が低下し、抜本的な改修が求められていました。そしてついに、92年ぶりの大プロジェクトが始動しました。
大河津分水路の改修工事に向け、燕市にある信濃川河川事務所大河津出張所で調査着手式が開かれました(主催は国土交通省北陸地方整備局)。
信濃川流域の自治体や地元町内会長など約100人が出席した式典で、国土交通省の中原八一政務官は「抜本的な改修に向けしっかりと取り組んでいきます」とあいさつ。出席した国会議員や信濃川改修期成同盟会の会長を務める森市長らは祝辞で、早期着工の実現を要望しました。
今後、河口部の川底にある老朽化した施設の改築や河口部の拡幅、低水路の掘削などの改修に向けた調査が行われます。
大河津分水路の改修は、長岡市の水害対策を考える上で根幹となる重要な事業。信濃川はもとより中小河川も含め、治水安全度が向上します。4月25日発行の市政だより5月号(2ページ)で詳しくご紹介します。
◇ ◇
午後からは寺泊野積地区で、市道寺泊1号線の開通式が行われました。
寺泊の海岸沿いを走る国道402号(写真手前)と弥彦山スカイライン(写真上)を結ぶバイパス道路の完成を祝う住民のみなさんが開いたものです。
寺泊太鼓やよさこい踊りが披露され、地元住民をはじめ集まった200人を超える関係者が完成を喜びました。
渡り初めを前に、野積地区の保育園の子どもたちが色とりどりの風船を飛ばす中、関係者がテープカット。森市長は「地域のみなさんに道路の完成を報告でき大変うれしく思います。国道402号と弥彦山スカイラインがつながり、道幅を広くできたことは、みなさんの日々の暮らしをより安全・安心にし、観光振興に大きな効果をもたらすと期待しています。これからも、地域の発展、安全・安心に、全力で取り組みます」と述べました。
4月25日発行の市政だより5月号(25ページ)もご覧ください(M)。
2014年4月19日
「お山」の愛称で親しまれる悠久山公園の桜が満開を迎えました。園内にはソメイヨシノや八重桜など、合わせて約2,500本の桜があります。
快晴!とは言えませんが、心地よい陽気に誘われ約9,000人が来場しました。
ロング滑り台で遊んだり…
自由広場でサッカーをしたり…。満開の桜に囲まれてみなさん楽しそうに過ごしていました。
悠久山桜まつりは5月6日まで開催中。ソメイヨシノは散り始めですが、花の色が淡緑色の御衣黄(ぎょいこう)や八重桜などはこれからが見頃です。広い市内では、これから見頃を迎える地域もありますよ(市内の桜情報はこちら)。ゴールデンウイークも桜を探して出かけよう!(I)
2014年4月18日
震災の経験と山の暮らしを伝えるやまこし復興交流館おらたるが、昨年10月のオープンから来館者1万人を達成しました。
記念すべき1万人目となったのは竹沢保育園の子どもたち。賞状を受け取った園児は「おらたるには、お友だちとお散歩で何回か来ています。また来たいです」と笑顔を見せました。
最後に記念撮影をパチリ。竹沢保育園のみなさんこれからもたくさん来てくださいね!
この日も多くの人が訪れ、職員の話に耳を傾けていました。これからもおらたるは、災害の経験と記憶を伝えるとともに、地域の交流拠点として山古志の元気をつくっていきます。
◇ ◇
以上、山古志支所の広報担当者Saからのリポートでした。
今年は復興10年の節目の年。みなさんも1度はおらたるに足を運んでみませんか。そして震災からの復興を未来に伝えていきましょう。(I)
2014年4月15日
アオーレ長岡がオープンして2周年。これまで約275万人が利用し、憩いの場となっています。
4月19日(土)・20日(日)は、2周年を記念して「アオーレ長岡誕生記念祭」を開催します。ステージイベントや特選グルメ、7・13水害と中越大震災の復興10年のPRなどで、長岡の元気と笑顔を発信します。
アオーレでは横断幕を設置し、着々と準備が進んでいます。
実は今日、イベントをPRするラジオ番組の収録がありました。4月18日(金)放送の「旬ラジ★ながおか」です。
ナカドマの屋根から木漏れ日が差す中、オープンテラスで収録。豪華なゲスト「アイドリング!!!」のステージや新グルメ「ぐりーんたんたん」の販売など、聴いて得するイベント情報を紹介します。出演は、実行委員会委員長の樋熊さんと市民協働推進室職員です。ぜひお聴きください!そして週末はアオーレ誕生記念祭で一緒に盛り上がりましょう!(H)
放送日時:4月18日(金)午前7時15分から(10分間)
再放送は同日午後0時15分から、6時45分から
放送局:FMながおか(80.7MHz)
※本放送終了後、市ホームページでも聴くことができます。
2014年4月13日
小国地域の地域活動の拠点施設「おぐにコミュニティセンター」の誕生を祝うオープニングセレモニーを開催。看板の除幕式ではひまわり保育園の園児も参加し、新たなスタートをみんなで祝いました。
記念講演には元BSNアナウンサー・大倉修吾さんが登場。来場者と会話をしながらの楽しいお話は、会場を元気な笑顔でいっぱいにしました。
交流会では12品の小国のごっつぉ(ごちそう)に地域のみなさんが舌鼓。大倉さんの生歌もあり、とても盛り上がりました。
セレモニー前には、地域づくりを進める「おぐにコミュニティ協議会」が設立。会長の峯村明さんは「多くの人が機会をつくって集まって、小さな輪を大きな“和”に変えていきましょう」と話しました。
建物は2年前に旧柏崎高校小国分校を改修した総合センター「だんだん」をそのまま活用します。コミュニティセンター長の松田勇さんは「コミュニティ活動は1人の100歩より100人の1歩が大切。今日が最初の1歩です」と、今後の主体的な地域活動に期待を込めました。
昨年開催したイベント“小国のごっつぉ大集合!!”では100品以上の名物ごっつぉが並び、地域内外から約400人が参加して大盛況だったとのこと。「おぐにコミセン」でもパワーアップして続けてほしいですね。(I)
2014年4月11日
長岡の桜の名所の一つ、福島江の桜は「咲き始め」状態。明日の土曜日、日曜日は見ごろの一歩手前でしょうか。連日の陽気で満開はもうすぐです。
水路沿いに立ち並ぶソメイヨシノは400本以上。この中から「咲いてるっ!」という木を探して「パチリ」してきました。桜ってホントいいですね。
お散歩する人もチラホラ。みなさん桜の花が待ち遠しいんですよね。満開の光景を想像しながら(?)カメラに収めていました。
来週は市内各地から花の便りが届きそうです。市内の名所12カ所の開花状況やお花見イベントはこちらでチェック!お出かけの参考にどうぞ。(M)
2014年4月9日
毎週金曜日に、長岡の旬な話題をお届けしている市政広報ラジオ番組「旬ラジ★ながおか」。
4月11日(金)放送回の収録がありました。
テーマは「血液検査で予防!胃がんリスク検診」。市では胃がんゼロのまちを目指して、今年度から「胃がんリスク検診」を始めます。
胃がんの主な原因は?どんな検査をするの?ピロリ菌って何?
健康課職員とFMながおか佐野アナウンサーがわかりやすく紹介します。ぜひお聴きください!(H)
放送日時:4月11日(金)午前7時15分から(10分間)
再放送は同日午後0時15分から、6時45分から
放送局:FMながおか(80.7MHz)
※本放送終了後、市ホームページでも聴くことができます。
2014年4月8日
交通事故が少しでもなくなるようにと、昭和40年から新1年生に配っている黄色いワッペン。50回目となる今年は市内の約2,400人に配りました。
これは保険会社からの寄贈を受けているもので、交通事故傷害保険付き。贈呈式を行った才津小学校では、新1年生27人の左腕にワッペンが付けられました。
校長先生の「自分の目でしっかり安全を確認しましょう」という言葉を聞いて、子どもたちは「横断歩道では、右を見て左を見て、手を挙げて渡ります」と、早くも交通安全の意識が芽生えたようでした。
事故に遭わないよう交通ルールを守って、友だちと仲良く楽しい学校生活を送ってください。(I)
2014年4月7日
先月21日にオープンした雪国植物園。ようやく暖かくなって連日大勢の来園者でにぎわっています。市民リポーターの高津さんから届いたレポートを写真たっぷりでご紹介します。
ポカポカ陽気のこの日、開園を待ちわびた多くのみなさんが来園し、春の訪れとともに一斉に咲き始めた小さな山野草を観賞していました。ボランティアガイドの案内で、より里山を楽しんでいます。
みなさんのお目当ては春の使者「雪割草」。
厳しい風雪に耐えながら小さく愛らしい花を咲かせています。
実に不思議な花です。かれんな野に咲く花がなぜか人々の心を引き付けます。毎日仕事に追われ夢中で働いていたときはこの花の魅力に気が付きませんでした。心が癒やされます。
水辺にはミズバショウ。雪解け水が流れる小川のせせらぎとともに風情があります。
たたずまいがなんとも面白いザゼンソウ。赤味を帯びた茶褐色の包みの中に黄色の花があります。この花の形が、座禅をしている僧のように見られるところが名前の由来とか。
ほかにもネコノメソウや(左にはザゼンソウの頭が見えますね)、
カタクリや、
フクジュソウなどが開花し、70人ものボランティアのみなさんの汗と努力によって維持管理する、面積約35haの里山は見どころ満載。幼い頃の思い出がよみがえる魅力とロマンある里山です。
◇ ◇
暖かくなるこれからの季節にお薦めのスポット。四季折々に絶え間なく咲く850種類もの山野草を楽しむことができます。
市政だよりでは「季節の花みいつけた!」と題し、11月の閉園まで見ごろの草花を毎号紹介しています。4月号はニリンソウ(お知らせP21)。雪国植物園へのお出かけと合わせてお楽しみください。(M)
2014年4月6日
JRと県内自治体、観光関係者が一体となって県外から観光の集客を図る「新潟デスティネーションキャンペーン」。長岡駅でキャンペーンに合わせた長岡市のオープニングセレモニーを開催しました。
新潟の名物・笹団子を結んだテープをカットして開幕。
長岡造形大学の和太鼓サークル・転太鼓舞(てんてこまい)のみなさんの演奏や、長生保育園の子どもたちの合唱が会場を盛り上げました。
市内各地域の魅力をPRするゆるキャラも大集合。子どもたちは大喜びでゆるキャラと触れ合ったり、記念写真を撮ってもらったりしていました。
長岡ではキャンペーンに合わせ、「越後長岡美酒めぐり」や「越後長岡歴史館・博物館めぐり」などのイベントを実施。訪れた人をおもてなしの心で迎え、食や自然、歴史など長岡ならではの魅力をお届けします。(T)
2014年4月5日
海岸沿いから、海抜41メートルの寺泊支所の隣に新築・移転した与板消防署寺泊出張所で開所式を開催。式典では、消防隊と救助隊による訓練を披露し、きびきびとした動きに来場者から拍手が湧き起こりました。
新庁舎には、水難事故への対応を強化するため、新たに水難支援車とボートトレーラーを1台ずつ配備。ヘリポートや消防訓練ができるスペースを設けました。
春の火災予防運動に合わせて防火キャンペーンも実施。消防音楽隊の演奏や消防車両を展示のほか、新庁舎の一般公開も行いました。
隊員たちは気持ちを新たに、地域防災に向けて日々訓練に励んでいます。
◇ ◇
寺泊支所の広報担当者IMからのリポートでした。
年間280万人が観光に訪れる寺泊。観光客にとっても地域住民にとっても、さらに安全・安心なまちを目指します。(T)
2014年4月4日
4月6日(日)から15日(火)まで春の全国交通安全運動です。
運動期間に先立ち、アオーレ長岡のナカドマに市内の交通安全関係団体の約200人が集まり、街頭広報出発式を行いました。
「ぼくたちわたしたちは、どうろをわたるときはとびだしたりせず、おうだんほどうをわたります」と、西部保育園の園児が元気よく交通安全の約束を発表。
出発式後、子どもたちや参加者は道行く人や市役所の来庁者にガーベラの花を配りながら、交通安全を呼び掛けました。
これから暖かくなり外出する機会が増えてきます。一人ひとりが交通ルールとマナーを守り、事故ゼロを目指しましょう。(O)
2014年4月4日
長岡のものづくり企業の優れた製品・技術を紹介する市政だよりの連載「知ってる!?ながおかモン」。4月号で紹介しているのは、ヨネックス株式会社のバドミントンラケットです。“軽くて強い”素材のカーボンを他社に先駆け、いち早く取り入れて改良を重ねた製品は、世界のトップ選手たちにも愛用されています。
約35年前カーボン加工を始めた頃から同社に勤め、これまでカーボン製品の開発を支えてきた新潟生産本部長の小林和夫さんにお話を伺いました。
「これが原材料となるカーボンです」と見せてくれたのは、炭素繊維がシート状になっているもの。これをカットし、積み重ねたり巻き付けたりしたものを、加熱・加圧して固めてラケットの形にしています。
一つの製品の開発サイクルは半年から1年。年々軽くて強い製品を開発しています。「よりよい製品を開発するには、大会や練習場など、実際に選手がラケットを使っている現場に行って要望を肌で感じてくること。現場での情報収集が重要ですね」。
バドミントンラケット以外にも、同社のテニスラケットやゴルフのクラブは有名ですが、平成7年からスノーボードの板も作っています。軽量で高反発が特徴のカーボンを用いて、同社の技術を発揮できるんじゃないかと参入したとのこと。ソチオリンピックで、青野令選手をはじめ海外のトップ選手たちが同社のスノーボードで滑っていたのは、みなさんの記憶に新しいのではないでしょうか。
「ものを作るには、まず自分たちで考えて発想することがベース。これが一番大事だという考えから、生産・開発の拠点は創業の地である長岡のままです。世界に認められる“メイド・イン・ジャパン”を地元で続けていくために、コツコツと取り組んでいきたいです」と語る小林さんから、同社が大切にしているものづくりへの真摯な思いが伝わってきました。
同社が全国・世界に誇るバドミントンラケット。そして、最近ではカーボン加工技術でスポーツ以外の分野にも参入した同社。続きは市政だより4月号裏表紙をご覧ください。(T)
2014年4月2日
長岡造形大学(以下、造形大)が公立大学法人に移行後、初めての入学式をリリックホールで行いました。式には、公立化第1期生となる新入生246人、学部編入生・大学院生8人が出席。志願者数が前年の3倍に増え、4学科平均約4倍の競争率を勝ち抜いた学生のみなさんが新たな歴史を刻んでいきます。
20年前の平成6年に公設民営大学として開学した造形大は、地域に密着した大学として実績を積み、今年度、市が設立者となる法人として再出発。昨日4月1日には、公立大学法人の設立式を行いました。
入学式で新入生を代表して宣誓したのは、視覚デザイン学科の松井ゆりかさん。「公立大学となったこの新たな環境で、自己の個性を磨き、可能性を追求し、より一層地域社会に貢献できるデザインを創造することを誓います」と述べました。
森市長は新入生に「みなさんの両肩には、市民の思いと国が公費を投入してみなさんを育てるという期待が込められています。デザインというのは実用性や社会の役に立つという意味が込められています。異なる価値観を総合して一つの形に仕上げるのがデザインだと思います。どの世界にも共通する概念を4年間勉強されるわけです。長岡はもちろん、日本や世界で羽ばたける人材に育っていただくことが長岡市の願いです」と期待の言葉を送りました。
地域とともに成長し続ける造形大。県外からの入学者が6割とのことで、長岡にはない視点を持った若者が活動・交流し、新しい息吹が吹き込まれます。さらに魅力と実力のある大学としての成長が期待されます。(M)
2014年4月1日
今日から平成26年度がスタート。年度始めの市長の訓示と新規採用職員の入所式をアオーレ長岡で行いました。
年度始めの訓示では、森市長が職員に「市役所の仕事には、水道や納税など市民生活に直接関わる基礎的な業務から、生活に直接影響するわけではないけれどマスコミが取り上げるような華々しいものまで、さまざまな仕事があります。そのうちのどの一つが欠けてもうまくいきません。仕事は全て横につながっていて、チーム全体で取り組んでいることを自覚して職務に励んでください」と話しました。
新規採用職員入所式では、フレッシュマン59人が公務員としての服務を力強く宣誓。森市長は「学生と社会人の大きな違いはチームで仕事をすること。社会の中にはいろいろな意見の人がいる。そうした意見を受け止め、意見の裏にある心まで読み取ることを心掛けて仕事に励んでください」と激励しました。
新規採用職員からは「いろんなことに挑戦し多くのことを学んで、早く職場の力になれるように頑張りたい」との声が聞かれました。
復興10年、市町村合併から10年目の26年度。たくましく前へと歩む長岡の姿をこのホームページや市政だよりなどでお届けします。(T)
2014年4月1日
平成19年に山古志地域・太田地区を走る路線バスが廃止になったため、翌年からNPO法人「中越防災フロンティア」が会員制で運行していた「クローバーバス」。2月に過疎地有償運送の認可を受け、住民や地域に通勤・通学する人が利用者登録をし、運賃を支払って乗車するという運行方法に変わりました。
やまこし復興交流館おらたる前での運行開始式には、早朝にもかかわらず多くの住民が駆け付けました。
運営するNPO法人の理事長・田中仁さんは「これから発車する車両は、クローバーバスの初運行から走っている歴史が詰まったバス。今日から運行方法は新しくなりますが、今後も地元に愛されるバスを目指していきます」と力強く目標を掲げました。
出発直前のテープカットには山古志の小・中学生も参加。新小学1年生の子どもたちは「バスに乗って学校に行くのが楽しみ!」とワクワクしていました。
中越大震災から10年、地元NPOと地域住民の力を合わせた新たなチャレンジの始まりです。
◇ ◇
以上、山古志支所の広報担当者Saからの紹介でした。
小国、川口地域に続き3例目となる過疎地有償運送。中山間地域のみなさんの「足」として、これからも生活を支えていきます。(I)
2014年4月1日
今日は、市政だより4月号の発行日です。
表紙は、姉妹都市ホノルル市で日米の文化交流を目的に開催された「ホノルルフェスティバル」。三島地域の丸太早切りなどをPRし、大勢の人が集まりました。
さて、4月号の主な内容は…
・大花火大会 市民先行販売
・ホノルル市民の心に根付いた「長岡花火」
・4月29日 さいわいプラザオープン
・新年度予算 安全・安心と活力を創造
・特集 がん検診のすすめ
など。
耐震補強やバリアフリー化などの改修を終えた旧市役所本庁舎「さいわいプラザ」が4月29日、ついにオープンを迎えます。そこで、リニューアルする科学博物館を少しだけ紹介します。
入り口では、信濃川と周辺の様子を山間部、平野部、海岸部に分けてパネルで紹介。館内展示の導入部になっています。分かりますか?トンボが信濃川の上空を飛んでいるんです。
写真では分かりにくいですが、このトンボは動いたり色が変わったりします。ぜひ直接ご覧ください。そしていよいよ館内へ…。
まず目に飛び込んでくるのはこちらの地形模型。入り口のパネルにもあった信濃川周辺の様子を立体的に分かりやすくし、タッチパネルでその場所で見られる生き物などを紹介しています。
妙見町で発見された約200万年前の海牛化石「ミョウシー」。ロビーの実物大模型は当日まで公開できませんが、こちらの全身復元骨格は上半身だけお見せします。まだまだ紹介したいところですが、29日のオープンに向けて準備の真っ最中です。お楽しみに!
市政だよりはこちらの電子ブックをご覧ください。市民のみなさんのご家庭には町内会を通してお配りします。(I)
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