ながおか平和フォーラムをアオーレ長岡で開催しました。第1部では広島平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子(さだこ)さんの折り鶴が、甥(おい)の佐々木祐滋(ゆうじ)さんから寄贈されました。
禎子さんの祈りが込めれたこの折り鶴は2センチほどの小さなもの。明日から長岡戦災資料館に展示します。
第2部は「平和を願う私たちの取り組み」と題して市内小中学生が意見発表を行いました。平和学習や東日本大震災被災地との交流を紹介し「戦争の恐ろしさを学び、二度と繰り返してはならないということを伝えたい」「自分の目で見た被災地の現状や思いを知ってもらいたい」「平和な今を当たり前と思わず、一つ一つ精いっぱい取り組みたい」など学んだことや語り継ぐことの大切さを発表しました。
第3部はシンガーソングライターである佐々木祐滋さんによるトーク&ライブ。当時の禎子さんのエピソードを語り「禎子を通じて学んだ“人を思いやる心”を伝えたい。それが平和へつながると思います」と話しました。
平和の尊さを改めて考える機会に、約450人の参加者は真剣な表情で聞き入っていました。(H)
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