市立劇場の開館50周年を記念して、長岡の先人の逸話や民話を題材に制作したオペラ「長岡物語」を上演しました。
物語は、河井継之助の半生を長岡藩11代藩主・牧野忠恭(ただゆき)の視点で展開。
幕末の長岡を舞台にした忠恭公の次女・つね姫と庭師・松蔵の身分を超えた恋物語や乙吉地区に伝わる民話「月見草の嫁」、戊辰戦争後の小林虎三郎による米百俵の故事が華々しく描かれました。
舞台は、台本から作曲、出演まで長岡にゆかりのあるメンバーで制作。演出に招いた東京の老舗劇団「文学座」の俳優・高橋ひろしさんが、熱の入った演技指導で仕上げました。
オペラを鑑賞した人からは「継之助が亡くなる場面には思わず涙した」「生の演奏と迫力ある歌唱に感動した」と絶賛の声が寄せられました。
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