台風シーズン本格化に備え、全市で防災訓練を行いました。
大雨による信濃川の増水や土砂災害の発生を想定し、避難情報の発信や162カ所の指定緊急避難場所の開設・運営、5カ所での車中避難、ドローンによる現場確認などの訓練を実施。住民と市職員約2,700人が参加しました。
訓練では、自分の状況に合った避難方法を選び水害時の逃げ遅れゼロを目指す「長岡方式の避難行動」を実践。今回初めて、車を利用した市外への広域避難訓練を行いました。
午前8時30分に市独自の「信濃川早期警戒情報」が発表されると、8日に水害時の施設利用の協定を締結したダイナム見附店の駐車場に次々に車が到着。
その後に開催した車中泊避難講座では、日頃から2日分の物資を用意、シートを倒して何人が乗れるか確認するなど、車での避難のポイントを伝えました。参加者は「日頃の準備が大切なことを学んだ。家に帰ったら家族と相談しようと思う」と話していました。
磯田市長は「災害が発生してからではなく、早い段階から気象情報などの収集を行い、初動体制をしっかり確保したい」と述べました。
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