市は今年度、電子機器を用いたゲームで競う「eスポーツ」を活用し、市民の交流や地域のにぎわいづくりに取り組みます。
これに先駆け、スポーツの指導や普及を行う市のスポーツ推進委員に向け体験会を開催しました。
長岡eスポーツクラブ代表の島田泰維さんは「性別や年齢、体格に関係なくプレイできる。創造力や判断力の向上にもなる」と魅力を説明。長岡技術科学大学のサークルで活動する鈴木想さんは高校時代に高齢者施設でイベントを開催した経験を交え「離れて暮らす祖父母と孫がオンラインで遊べるなど応用力がある」と話しました。
実技体験では、慣れないコントローラーの操作に悪戦苦闘しながらも徐々に腕を上げる参加者たち。指導に来た学生に勝ってしまう強者も現れ、会場は活気を帯びていました。
委員の野口富枝さんは「ゲームを通し、子どもたちは失敗をどう次につなげればよいのか考えるようになる。スポーツに通じるところもある」と話し、eスポーツの可能性に考えを巡らせていました。
このページの担当