国を中心に進めている、中山間地の人流・物流の確保を目的とした自動運転サービスの実証実験が17日、県内で初めて山古志地域でスタートしました。
実験は平成29年度から全国の道の駅などで行われ、山古志地域では高齢者や小・中学生の日常生活の移動手段、地場産野菜の運搬などの実用化を目指しています。
ルートは、やまこし復興交流館おらたるから、油夫地区のアルパカ牧場と山古志小中学校を経由して戻る約3キロ。車両は6人乗りと荷台付き4人乗りの2種類で、道路に埋められた電磁誘導線の磁力を感知して走行します。
試乗した磯田市長は「診療所や買い物に行く生活の足としての役割や、観光客の移動支援により交流人口の拡大につながります」。山古志中学校3年・上田悠和さんは「自動運転サービスで交通の便が良くなれば、地域の発展につながると思います」と期待していました。
実験期間は、3月23日まで。自動運転走行時は車両に近寄らないなど、十分にご注意ください。
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