最終更新日 2022年2月21日
会議名 | 第2回 栃尾地域委員会 |
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開催日時 | 令和4年1月14日(金曜日) 午後1時30分~午後2時30分 |
開催場所 | 栃尾支所 4階 研修室 |
出席者名 | 【委員】 星野委員長 西川副委員長 佐々木委員 平林委員 北郷委員 吉田委員 小熊委員 笠井委員 大﨑委員 柴田委員 田邉委員 【長岡市】 地域振興戦略部 地域振興戦略担当 桜井課長補佐 川合市民協働課長 武士俣栃尾支所長 高野地域振興課長 藤田市民生活課長 荒木商工観光課長 川上農林・建設課長 佐藤水道局栃尾営業所長 【事務局】 地域振興課:多田課長補佐 桐生係長 武樋主査 【傍聴人等】 報道機関1名 |
欠席者名 | 白倉委員 加藤委員 |
議題 | 【報告事項】 ・栃尾地域交流拠点施設について ・支所地域における今後のまちづくり(本庁・支所の体制)について 【議事】 ・新たなまちづくり体制について |
審議結果の概要 | 【報告事項】 ・資料に基づき説明し、質疑応答を行った。 【議事】 ・資料に基づき説明し、とちおコミュニティ協議会と一緒にどのような体制がよいのか引き続き話し合うことにしました。 |
会議資料 | 令和3年度第2回地域委員会次第(PDF 40KB) 資料1 支所地域における今後のまちづくり(本庁・支所の体制)について(素案)(PDF 460KB) 資料2 とちおコミ協議会組織変更案(PDF 207KB) 栃尾地域交流拠点施設「トチオ―レ」の施設説明会資料(PDF 1,697KB) |
審議の内容
1. 開会 | |
2. あいさつ | |
【委員長あいさつ】(省略) | |
3. 報告事項 | |
(1)栃尾地域交流拠点施設について | |
委員長 | 報告事項(1)の栃尾地域交流拠点施設について地域振興課より説明をお願いします。 |
【栃尾地域交流拠点施設「トチオ―レ」の施設説明会の資料に基づき説明】 | |
地域振興課係長 | 拠点施設の利用方法等について、1月11日に各種団体の方々に説明会を開催しました。お手元の資料は説明会で配布した資料になります。説明会では開館時間や使用料金等の基本情報のほか、使い方をイメージできるように、机等の備品を配置したレイアウト図や部屋の大きさがわかるように類似施設との比較表、また工事中ですが諸室内の写真を載せた資料をお配りして説明させていただきました。 また、コミュニティ活動団体に登録していただくことで、施設を無料で使用できますので、そのご案内や予約方法なども説明させていただきました。詳しくは資料をご確認いただき、何か不明な点があればお問い合わせください。簡単ですが、以上です。 |
委員長 | ありがとうございました。まだ建物は工事中のため内覧できませんが、資料を確認いただきご質問等がありましたら、地域振興課にお問い合わせください。 |
4. 議事 | |
・新たなまちづくり体制について | |
委員長 | それでは次第の順番が変わりますが、議事の新たなまちづくり体制について地域振興課から説明をお願いします。 |
【資料2に基づき説明】 | |
地域振興課係長 | まず、まちづくり組織の設置目的ですが、栃尾地域では、長年にわたり区が中心となり各種活動を行ってきました。一方で急速に進行する少子高齢化や人口流出に伴う担い手の減少、地域力の低下などにより、従来の区の枠を超えた新たな課題が発生しております。これらの諸課題に対して行政や区だけではなく、より幅広い視点での対応が必要です。 そのため、新たに横断的なまちづくり組織を、とちおコミュニティ協議会と支所が連携した形で設置したいというものです。従来の区を縦糸に、新たなまちづくり組織を横糸にして栃尾の魅力を織りなすことにより、地域全体の活力を取り戻したいと考えています。 それでは具体的な組織案についてですが、資料2の右側が今日ご提案する新たな組織図です。網掛けの部分ご覧ください。仮称ですが栃尾地域関係団体情報交換会、通称栃尾わいわい会議というものを新設したいというものです。このモデルは社会福祉協議会さんで行われております福祉関係団体情報交換会、通称栃尾ごちゃまぜ会を参考にさせていただきました。こちらは福祉関係団体の横断的なネットワークを構築することを目的に各種団体が参加して行われており、非常に有意義な会となっているとお聞きしています。こちらを参考に各種まちづくり団体のネットワークを作る通称栃尾わいわい会議というものを新設したいと考えました。この“わいわい”という言葉にはアルファベットのYという文字にかけまして“横”の連携をよくしようとか、“よったかって”何かをやってみようとか、“よそ”の人たちを呼んでこようとかいろいろな意味が込められています。当初このような組織はとちおコミュニティ協議会の運営委員会の中、もしくは運営委員会の下部組織として作ればよいのではないかという議論がありました。しかし、とちおコミュニティ協議会のスタッフも限られ、更にこれから地区コミュニティ活動が本格的に稼働すると負担が過大になるのではないか。であれば支所が積極的に運営に関わることができるような組織として、コミュニティ協議会と支所の中間に置くことが良いのではないかと考え、今日お示ししたような案となっています。 この組織案はこれで固まったというものではなく、本日の議論の中で、あるいはスタート後であっても、時代や地域の状況の変化に合わせてその都度改編できるような柔軟な組織であってもよいと考えております。 なお、補足ですが、地区コミュニティ部会については、令和5年度を目途に現在の公民館分館の活動を引き継ぐ形で本格的に活動が始まる予定です。昨年末までに8分館を回り、各地域で現況のヒアリングと意見交換を行いました。具体的にどのような形で現在の分館活動を引き継ぐのか、また組織体制をどうするのかなど議論する点は多々あります。詳細な部分については本庁担当課も交えた中で地域の皆様のご意見を伺いながら協議を進めていく予定です。 先ほどご説明した栃尾わいわい会議を中心として、とちおコミュニティ協議会と支所が車の両輪となり、しっかりと機能することで、栃尾地域を支えていけるのではないかと考えています。ご議論の程よろしくお願いいたします。 |
委員長 | ありがとうございました。示された組織図案で決まりではなく、このような形でスタートしてはどうかというものです。 ご意見がありますでしょうか。○○委員いかがでしょうか。 |
委員 | 地域委員会は市の諮問機関ですが、わいわい会議は市からのお願いや提案を受けて検討する諮問機関的な部分を含むのでしょうか。栃尾地域の活性化全体のことを考える会でしょうか。 |
地域振興課係長 | 今のご質問にお答えします。 地域内で活動している各団体がお互いにどのような活動をしているのか知らなかったり、また同じような行事をしていることもあるかと思います。情報共有をすることで、団体同士がコラボして色々な活動ができたり、もしくは地域課題の解決につながるきっかけになるのではないかということで、まずは栃尾地域の活性化や様々な問題を話し合う会にするというのがベースです。市の諮問的なことをお願いすることもあると思いますが、内容によっては区長会や関係する団体へお聞きすることもあるかと思います。 あくまでも新しい組織の議論のベースは、まちづくりが根底にあるのではないかと考えております。 |
委員長 | 次に、○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | 今ひとつ全体像が見えにくいというのが正直な感想です。 わいわい会議はとちおコミュニティ協議会と支所の中間にあり、よく言えばどちらも関わっていく形ですが、逆を言えばどちらも中途半端な位置になっていないか。 そして、わいわい会議が具体的にどのような形でコミュニティに関わるのか。支所が関わるというのは単に事務的な作業をするからということなのか。 この組織図がきちんと機能して、とちおコミュニティ協議会や支所、関係者がきちんと関わっていくような形になることを期待しています。 |
委員長 | ありがとうございました。○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | 他団体と情報交換できる機会は、福祉関係情報連絡会や、コミセンが行っている「かりやだ交流会」などがあります。 では、この新しい組織はどのように会が進み、それがどのように響いていくのか。福祉の会議であれば同じ課題を共有できる部分もあるが、全く異なる分野の方々と話し合って情報交換をしてそれで終わりにならないようにしてほしいです。 コミセンの中でもそうですが、何かの会に関わる人は、どこの会にも関わっている人が多いです。どこの会に行っても同じ顔ぶれです。その中で新たにこれを設立して、何をどうして、どう進んでいくのか、わからないです。 |
委員長 | 今のご意見について、地域振興課いかがでしょうか。 |
地域振興課係長 | 先月、コミュニティ協議会運営委員会にもこの組織案について説明をして同じようなご意見をいただきました。実は、この組織案を考える中で、類似組織を立ち上げることに対して難色を示された方もおられました。このような形にした理由は、とちおコミュニティ協議会では地区コミュニティが動き出して事務負担が増えると予想されることから、新しい組織を進めるための事務負担をコミセンだけにお願いすることは、難しいと考えたためです。 運営していく中で、類似組織があり、まちづくりを一体的に取り組めるようにした方が良いのではないかというご意見が出ましたら、今度はこの組織をとちおコミュニティ協議会の中のどこかの部会に位置付けていくということも想定されます。あるいは「かりやだ交流会」とリンクする部分もあると考えられます。 そういった色々なご意見をいただくことこそが、まちづくりの議論のベースになると考えております。あくまでもこれはスタート段階の一つの案ということでご理解をいただければと思います。 |
委員長 | ありがとうございました。 栃尾のまちをどのようにしたらいいかという議論がベースになる組織ということで、とちおコミュニティ協議会でも議論されていくと思いますが、委員の皆様もご自身が所属する団体もありますのでご意見等を伺いながら、あと1年かけてどうするのがよいか考えていきましょう。 |
(2)支所地域における今後のまちづくり(本庁・支所の体制)について | |
委員長 | 次に、次第の3報告事項(2)支所地域における今後のまちづくり(本庁・支所の体制)について、地域振興戦略部から説明をお願いします。 |
地域振興戦略部課長補佐 | 【資料1に基づき説明】 |
委員長 | ありがとうございました。ご質問等はありますでしょうか。 ○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | 意見ではありませんが、事務拠点を置き各支所へネットワークを繋ぐというイメージは、栃尾地域内でも必要と感じました。とちおコミュニティ協議会も地域内で活動する地区コミの思いを大切にしながら、どのように活動を支え、お手伝いできるかなど、そういった拠点づくりが大事だと思いました。 |
委員長 | ありがとうございました。○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | 何が変わるのか、あまりイメージがわいてこないのですが。 |
地域振興戦略部課長補佐 | みなさまが生活する上で、ご不便にならないような体制を組んでおります。そこはどうかご安心いただきたいと思います。 何が変わるのかということですが、新たな体制にすることで急激には変わらないと思います。ただ人口の減少により職員のマンパワーの数が不足することは明らかです。先程の新たなまちづくり体制の説明の中で係長の説明にもあったように、コミュニティ協議会を中心としたまちづくりを一層広げていただいて、まちづくりの部分に積極的に関わっていただけるとありがたいという思いです。 |
委員 | もう一つ伺います。事務拠点についてですが、災害対応以外にどういった業務、機能を検討されていますか。 |
地域振興戦略部課長補佐 | 現段階では災害時を想定しています。例えばですが、今後、全支所に図面設計ができるような職員を配置するのが難しい現状になってきています。そこで、災害対応に遅れが生じないように、拠点に人材を置き各支所へ迅速な対応をできるようにしたいというものです。 |
委員 | ありがとうございました。 |
委員長 | ○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | これまで、困りごとがあれば地域委員会で話し合っていたが、これからは本庁へ繋ぐ仕組みがわからないです。 例えば、雪がすごく降って、倒壊しそうな家があるとか、どこそこのお年寄りが困っているという問題があった時に、それを本庁で吸い上げてもらう仕組みみたいなものがあやふやでわかりません。今までは、地域委員会で雪の問題となれば話し合って本庁へ吸い上げてもらったっていうことがありました。 今のイメージでは、とりあえず、話すだけ話しますが、それをどう吸い上げて、だれがどういうふうに本庁のほうに伝えて、どうなるのか。本庁の職員が来て「何か困りごとはありませんか?」と聞いて回るのでしょうか。 |
委員長 | 区長会長の副委員長はいかがでしょうか。災害の時などどうでしょうか。 |
副委員長 | 災害の場合は、栃尾地域には8地区の区長会長さんがいますので、各地区の区長会長さんが先頭になり連絡を取り合っているのが現状です。雪の問題では、いつ壊れるかわからないような家がありますが、持ち主の方と相談していても、やっぱり個人の問題なので、問題解決には持ち主の意向によるところが大きいのが現状です。 プロジェクトチームを立ち上げるということですけど、どういう形で立ち上げるのか、重要な課題の解決に取り組むのもいいのですが、どのような形で支所が受け止めて、地域の区長さん方に支所地域の方に繋いでいくのか、これから詰めていかなければならないと思います。 |
委員長 | ありがとうございます。地域振興戦略部さんいかがでしょうか。 |
地域振興戦略部課長補佐 | すべてのものを本庁に通すことを考えているわけではありません。例えば雪の共助組織については、ある町内ではそういった共助体制ができているのに、隣の町内は地域の助け合いができていない。そういった課題に対して、長岡市として地域のみなさんが助け合えるような仕組みを作っていけるのだろうか、それに必要な機械が町内にあればいいのではないか、じゃあそれをするための補助金を創設してはどうか、といったことを地域振興戦略部が音頭をとって横断的に考えて、雪という大きな課題に対していろいろ考えていきましょうというのが、この横断的なプロジェクトの位置づけです。ですので、地域固有の課題で緊急に何かしなければならないことは、これまでどおり支所に直接話すこともあると思います。市全体の課題にあるものを、しっかりと取り組んでいきたいというのがこのプロジェクトの位置づけだと考えております。 |
委員 | 雪の問題は一つの例ですが、きっと地区や世帯、個人で困っていることがあると思うので、総合窓口の機能がしっかりできるといいと思っています。例えばグーグルのように質問を入力すれば回答してもらえるような。 ICTでも同じことで、うちは葬儀屋で火葬許可をお願いするのにアオーレの担当課に連絡をして、亡くなった方の火葬許可証をもらいに栃尾支所に行きますが、栃尾支所にその連絡が届いていないということが多いです。おそらく個人情報管理を徹底して行っているためだと思いますが、市民が二度手間にならないように部署同士の連携みたいなところをお考えいただきたいです。 |
地域振興戦略部課長補佐 | ご迷惑をおかけしないように、しっかりやっていきたいと思います。 |
委員長 | ありがとうございました。○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | これからは、ICTを活用していく時代になると思います。 ただ、自分も含めてですが高齢者は機器の使い方を教わっても、次に使う時は忘れていることが多いです。高齢者に対応する際は、何度も同じようなことを聞かれるかもしれませんが、職員は初めて聞くような対応をしていただけるとありがたいと思います。 |
委員長 | そのようにお願いします。○○委員いかがでしょうか。 |
委員 | 本庁と支所との繋がりがどうなっていくのでしょうか。 今は支所長が代表となっていますが、支所長の職階が変更した場合どうなるのでしょうか。いずれ栃尾支所も2課になるのでしょうか。 |
地域振興戦略部課長補佐 | どこかの段階で2課体制になるかもしれませんが、今はまだ決まっていません。 支所長については職階が変わっても、同じように支所のことをしっかり守っていくというスタンスはこの先も変わりませんのでご安心いただきたいと思います。 |
委員 | ありがとうございます。 |
委員長 | ○○委員はいかがでしょうか。 |
委員 | 私はこの事務拠点のイメージがなかなか頭の中に浮かびません。まず、支所間で応援体制をとれる余裕が支所の中にあるか疑問です。自然災害は色々ありますが、毎年問題となるのは雪問題です。今冬もこれだけ降ると雪下ろし対応に追われて民生委員の方が非常に苦労してかけまわっていると思われます。雪下ろしをお願いできる人が見つからないとかそういう話がたくさんあります。社会福祉協議会で雪おろし隊を組織することをすすめたりしていますが、事務拠点でも雪問題について積極的に関与していただければ助かります。 私が民生委員をしていた時は、雪下ろし業者の一覧表が配布されて、雪下ろしが必要な世帯に民生委員がその一覧表から業者を選んで斡旋したり、その他の業者を民生委員が見繕っていたりしていました。民生委員は雪の時期に一番苦労しています。そういった部分も災害の事務拠点で考えていただいてもいいのではないかと思います。 |
委員長 | 高齢化が進むと、民生委員さんが担当する世帯も業務も多くなり、対処できないこともでると思います。栃尾地域のそういった現状も考慮しながら考えていただければと思います。よろしくお願いいたします。 |
5. その他 | |
委員長 | その他として、何かありますでしょうか。 |
事務局 | 【配布した以下のチラシについて説明】 ・トチオノユキアカリ 1月24日(月) ・眠育のすすめ 2月5日(土) ・とちお遊雪まつり 2月6日(日) |
6. 閉会 | |
以上で第2回地域委員会を終了します。 |
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