最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 平成21年度 第4回 中之島地域委員会 |
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開催日時 | 平成21年10月19日(月) 15:00~17:00 |
開催場所 | 中之島支所 3階 大会議室 |
出席者名 | 【委員】 田口 正一 委員長 地域代表 金子 功 副委員長 地域代表 塩入 清補 地域代表 石川 幸夫 地域代表 高野 輝夫 地域代表 齋藤 清利 地域代表 高森 精二 地域代表 本名 浩利 地域代表 大竹 勝巳 学識経験者 原田 敏 学識経験者 松澤 悦子 学識経験者 柿本美恵子 学識経験者 【長岡市】 地域政策監 山崎 和夫 中之島支所長 小黒 憲雄 支所各課長・事務局 地域振興戦略部1名 都市計画課4名 【報道関係、傍聴人】 報道機関2名 |
欠席者名 | 【委員】 吉野久美子 学識経験者 中村 祐子 学識経験者 |
議題 | 1 都市計画マスタープランについて(都市計画課) 2 平成22年度ふるさと創生基金事業について 3 視察研修について |
会議の概要 | 都市計画マスタープランについて、都市計画課より「地域別構想」の素案及び中之島地域の将来像についての説明を受けた後、地域委員から質問、意見を聴取した。 平成22年度ふるさと創生基金事業については、今後各分科会で協議し、次回の地域委員会で再度意見を聴取することとした。 視察研修について、中之島地域の今後の観光戦略を目的に、南魚沼市及び上越市を視察することとした。 |
会議資料 | 平成21年度第4回中之島地域委員会次第(PDF 5KB) 都市計画マスタープラン資料1(中之島)(PDF 199KB) 都市計画マスタープラン資料2(中之島)(PDF 65KB) |
会議の内容
【あいさつ】 | |
田口委員長 | (省略) |
山崎地域政策監 | (省略) 【都市計画マスタープランについて】 |
田口委員長 | 都市計画課より説明をお願いしたい。 |
田口都市計画課長 | 都市計画マスタープランの地域別構想について、前回の地域委員会での議論や、8月18日に中之島地域で開催した地域別意見交換会での地域の方々の意見等を踏まえ、前回たたき台としてお示しした内容を一部修正し、素案として取りまとめたので、あらためて地域委員の皆様からご検討いただき、過不足や問題点等ないかご確認いただきたい。 また、本日は地域の将来像、いわゆる土木・都市計画分野の整備に向けてのキャッチフレーズについてもご意見をお聞きし、中之島地域に適した将来像を作り上げていきたいと考えている。 市としては、本日の地域委員会で委員の皆様からご意見をいただいたうえで、年内を目途に都市計画マスタープラン策定委員会に諮り、全体的な視点から、更なる検討を重ねたいと考えている。 その後は、現在進められている川口町との法定合併協議の状況を踏まえて、新年度の早い段階で、マスタープラン全体の最終的な成案の取りまとめを行いたい。その際には再度、地域の方々へ説明をさせていただく機会を設けたいと考えている。 |
相田都市計画係長 | (「都市計画マスタープラン資料」により説明) |
田口委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
高森委員 | 地域別構想の素案には、「住民が主体となったバス交通の検討や運営を支援する」と記述されており、中之島地域の将来像の資料には、「既存バス路線の維持・利用環境の向上」と記述されている。「住民が主体となったバス交通の検討や運営を支援する」とは、公共交通機関の空白地域を意識したものではないかと考えているが、将来像にはこの件が触れられていないのはなぜか。 |
田口都市計画課長 | 公共交通については、重要な視点と考えているが、地域の将来像を選ぶにあたっては、あれもこれもというわけにはいかない。全てを網羅するとなると、道路、住宅、河川等さまざまなことに言及しなければならず、適したキャッチフレーズができない恐れもある。 地域の将来像の資料にある1から3については、地域別意見交換会で挙がった主な意見を引き出し、それを参考に作成したもので、ご質問の件については、3にある「既存バス路線の維持・利用環境の向上」の中に含まれているものとしてご理解いただきたい。 |
田口委員長 | 議事の進め方についての確認であるが、地域別構想の素案の確認と地域の将来像を分けて考えていただきたい。 まず、地域別意見交換会での意見を踏まえて作成した地域別構想の素案の内容についての質問と意見を伺い、次に地域の将来像、キャッチフレーズについての質問と意見を伺いたいと思うので、ご理解とご協力をお願いしたい。 |
高森委員 | 長岡市中心部と中之島地域の往来が気軽にできるよう、バス路線の空白地域の解消を含め、公共交通機関の整備・充実をぜひお願いしたい。 |
原田委員 | 前回の地域委員会でも話をさせていただいたが、中之島大橋を通る県道が、国道8号まで整備された後、中之島地域のスーパーはどうなるのか心配する地域の声が多い。 資料には、「市街地や農村集落では、日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し」とあるが、中之島地域には、このような近々の課題があることから、「確保」だけではなく、市として何らかの施策や支援を講じるといったような、もう少し踏み込んだ記述とできないか。 |
田口都市計画課長 | 商業施設の誘致や引止め等は、土木・都市整備部門の範疇ではないので、都市計画マスタープランへの踏み込んだ記述はできないことをご理解いただきたい。 今のご意見については、商工部サイドに伝えておく。 |
高森委員 | 最終的に一般市民に開示する資料はどの範囲となるか。 |
田口都市計画課長 | 各支所地域の地域別構想と、市全体の方針を記述したものを綴じ込んで、「長岡市都市計画マスタープラン」として整え、本庁、支所、図書館等で閲覧できるようにしたい。 それに先立ち、最終的に市民の皆様に意見を聞くための、パブリックコメントの手続きも進めていきたいと考えている。 また、来年度の地域別説明会には、都市計画マスタープランの概略をリーフレットにまとめてお示しする形になると思う。 |
田口委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
田口委員長 | 他に質問、意見等なければ、地域別構想の素案については、資料の内容で合意としてよいか。 (異議無しの声多数) |
田口委員長 | 次に、中之島地域の将来像について、都市計画課よりキャッチフレーズとして3つの案が提示されているが、本日はこの3つの中からキャッチフレーズを1つ決めていただきたいとのことである。 委員の皆様より、質問、意見等をお聞きして決定したいと思うので発言願いたい。 |
田口委員長 | あくまでこの3つの案の中から選ぶということか。 |
田口都市計画課長 | 地域の皆様の意向を踏まえて作成したキャッチフレーズが、資料にある3つの案である。可能ならばこの3つの案の中から選んでいただきたいが、別の観点から、このようなキャッチフレーズがよいのではないかとの意見がある場合はそれに異を唱えるものではない。 ただし、土木・都市整備分野の範疇を超えることのないようお願いしたい。 |
高森委員 | 地域資源、公共交通、広域交流の表現が盛り込まれている2の案がよいのではないかと思う。 |
原田委員 | 3案ともそれぞれ特徴を捉えていて良いキャッチフレーズだと思うが、例えば、1の案に、3の一部の表現を加えることも可能か。 |
田口都市計画課長 | 土木・都市整備分野の範疇を超えない範囲であれば可能である。 一点補足させていただくが、本日お配りした「中之島地域の将来像」の資料の中で、都市計画マスタープランの本文中に採用するものは、網掛けとなっている部分にあるようなキャッチフレーズのみである。網掛けの下の四角で囲まれている内容については、それぞれの案を作成するための要素として用いたものを、本日の説明資料として参考に載せているものであることをご理解いただきたい。 |
小黒支所長 | 本日委員の皆様から決めていただくキャッチフレーズは、「都市計画マスタープラン「地域別構想」(素案)について」の2ページ、「3 地域づくりの方針」に掲載するものである。 「中之島地域の将来像」の資料中、網掛け下部の四角で囲まれている内容については、さきほど都市計画課長から説明があったとおり、3つの案それぞれの説明資料として参考掲載されているだけであり、すでに地域別構想の素案の本文に盛り込まれているものである。 例えば、1のキャッチフレーズに決まった場合、地域別構想本文の内容が、1の四角で囲まれた内容に特化、限定され、他の部分が消えるというものではないことをご理解いただきたい。 |
石川委員 | 2の案と、3の案を組み合わせて、「豊かな地域資源と交通体系を活かし安全・安心に暮らせるまち」というのはどうか。 |
小黒支所長 | 都市計画マスタープランに掲載されるキャッチフレーズは、表現力と地域の特色をアピールできるものが理想であるが、長すぎる表現もキャッチフレーズには適さないと思う。3つの案の組み合わせも可能であるが、他の支所地域とのバランスもあることから、今お話させていただいたことも考慮してご検討いただければと思う。 |
原田委員 | 水害からの復興を地域力に変える中之島地域が、将来の夢に向かってどのような地域としたいかを表現するキャッチフレーズとして、1の案と3の案を組み合わせた、「水害からの復興を地域力に変え 地域の伝統文化を発信し 誰もが安全・安心に暮らせるまち」はどうかと考えたが、長すぎる感がある。 支所長の説明にあったように、中之島地域の特色をアピールできるキャッチフレーズとしては1の案がよいと思う。 |
田口委員長 | 委員の皆様からご審議いただき、いろいろとご意見をいただいたところであるが、他になければ、中之島地域の将来像のキャッチフレーズを決めたいと思うがどうか。 (1の案がよいとの意見あり) |
田口委員長 | 1の案がよいとの意見があったが、この案で決定してよいか。 (異議無しの声多数) |
田口委員長 | 中之島地域の将来像のキャッチフレーズは、1の案に決定する。それでは次の議題に入る。 【平成22年度 ふるさと創生基金事業について】 |
田口委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | 今年度の実施事業は、「伝統行事体験事業」、「大口れんこん収穫体験ツアー」、「なかのしま探検隊」及び「中之島ふるさとかるたリニューアルプロジェクト」の4事業であり、今年度実施予定の事業については概ね終了した。「中之島ふるさとかるたリニューアルプロジェクト」については、平成21年度、22年度の2ヵ年での実施であり、現在作業を進めているところである。 平成22年度のふるさと創生基金事業については、委員の皆様から意見をいただき、その意見を基に、ふるさと創生事業実行委員会で事業を企画し、再度地域委員会に諮って実施事業を決定したいと考えているのでよろしくお願いしたい。 |
田口委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
田口委員長 | 伝統行事体験事業で実施している大凧合戦時の市民観覧席の設置と、大口れんこん収穫体験ツアーは、今年度で何回目の実施となるか。 |
地域振興課長 | ともに4回目である。 |
田口委員長 | 新規事業を計画することも大事であるが、伝統文化の継承やPR、地域の特産品等中之島の魅力を発信するために、既存事業をどうするかということも課題となってくると思う。 |
小黒支所長 | 平成22年度のふるさと創生基金事業については、今日この場で結論を求めるものではない。今ほど地域振興課長から説明のあった今年度実施した事業内容を参考に、中之島地域の活性化に必要な事業としてどのようなものがよいかを分科会等で協議していただければと思う。 |
原田委員 | 支所長から説明があったとおり、分科会の中で意見交換を行い、次回の地域委員会で検討事項があれば、そこで議論すればよいのではないか。 |
高森委員 | 最近、公民館役員等地区役員の世代交代が進んでいる。ふるさと創生基金事業に限らず、いろいろなコミュニティ事業や活動に、地区の役員が裏方として関わっていることを継承するとともに、広く地域住民に知ってもらう必要があると思う。 そのことによって、裏方の大切さや苦労を理解してもらうことができ、役員も張り合いが出てくる。 |
田口委員長 | 平成22年度ふるさと創生基金事業について、意見や提案等なければ、原田委員が発言されたように、分科会で協議し、次回地域委員会で検討することでよいか。 (異議無しの声多数) |
田口委員長 | それでは次の議題に入る。 【視察研修について】 |
田口委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | 現在中之島地域では観光ボランティアガイドの育成に取り組んでおり、また、分科会でも中之島地域の観光PRに関する取り組みを検討していることから、今年度の視察研修については、現在放映中の大河ドラマ「天地人」ゆかりの地で、県内外から多くの観光客が訪れている南魚沼市と上越市を視察し、案内看板がどのように設置されているか、観光ルートがどのように設定されているか、観光ボランティアガイドがどのような活動や説明をしているか等を研修することで、中之島の観光名所や地域資源のPR活動に役立てたいと考えている。 これはあくまで事務局案であり、委員の皆様から意見をいただいたうえで研修先や内容を決定したい。 |
田口委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
高野委員 | 事務局が提案した案でよいと思う。今後の中之島地域の活性化につながる研修となるのではないか。 |
松澤委員 | 委員の中にはすでに行ったことがある方もいるかもしれないが、研修場所としてはよいと思う。 |
田口委員長 | 地域振興課長から説明があったように、中之島地域の観光PRにつなげるための研修であり、違った角度から見ることで発見できることもあると思う。 |
田口委員長 | 他に質問、意見等なければ、今年度の視察研修については、事務局案の内容で実施してよいか。 (異議無しの声多数) |
田口委員長 | 視察研修の実施日について、事務局案はあるか。 |
地域振興課長 | 11月17日か11月19日を予定しているが、委員の皆様のご都合をお聞きして決定したい。 (委員の予定を確認) |
田口委員長 | 視察研修実施日については、11月19日としたいので委員の皆様よろしくお願いしたい。詳細については、事務局に一任する。 |
田口委員長 | 以上をもって本日の地域委員会を閉会する。 〈地域委員会終了後、各分科会を開催〉 以上 |
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