長岡造形大学の地域協創センター長・福本塁さんが、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。長岡市洪水ハザードマップ作成委員会の委員長を歴任するなど防災行政に貢献したことや、気軽に防災を学べる「防災トランプ」を使い地域防災力の強化に取り組んだことが認められました。
防災トランプは、平成24年に福本さんが開発した防災コミュニケーションツール。通常のトランプゲームをする中で、カードに書かれた防災にまつわる“お題”について自分の考えを話すと、有利なボーナスがもらえます。福本さんはこれまでに、47都道府県で延べ2万2千人にワークショップを実施。町内会や自主防災会と協力し、その土地の防災情報を盛り込んだ「ご当地版防災トランプ」も作りました。
この日、市長に受賞の報告をした福本さんは「カードゲームを楽しみながら、防災に対する考えを周囲の人と一緒に深められるのが防災トランプのメリット。防災イベントや教育の場などで積極的に活用してほしい」と話しました。
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