科学博物館で企画展「長岡藩主牧野家の至宝展」を開催中です。

　12回目となる今回は、戊辰戦争に参加した兵士たちが残した資料を紹介するほか、11代藩主・牧野忠恭（ただゆき）と伝わる肖像画を展示しています。この肖像画は、戊辰戦争に従軍した長岡藩兵の子孫から昨年7月に寄贈されたもの。これまで忠恭の肖像画は現存しておらず、今後の調査で本人のものと確定すれば、初めての発見となります。

　この日は、同館の牧野忠昌名誉館長（長岡藩主牧野家17代当主）によるギャラリートークを開催しました。9年間藩主であった忠恭の経歴や肖像画の装束などの説明を聞き、参加者は興味津々。当時の様子に思いを巡らせていました。
　企画展は9月1日（日）まで。学芸員によるギャラリートークは8月24日（土）に実施します。

　「涼 牧野家ゆかりの扇コレクション」も長岡藩主牧野家史料館で同時開催中。
　貴重な資料を、この機会にぜひご覧ください。
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