市は、ITや介護・福祉分野などでの新たな人材交流の実現に向けて、キルギス共和国との協議を進めています。同国の産官学による視察団が27日、長岡を訪れました。観光庁長官のマクサット・ウスバリエバさんや経済関係者らが磯田市長と面会。
観光振興や経済交流の可能性などを意見交換しました。
翌日には、約1万8千人の学生が学ぶアラバエフ・キルギス国立大学と長岡技術科学大学が学術交流協定を締結しました。
昨年10月に市がキルギス共和国へ官民視察団を派遣したことがきっかけで交流を始めた両校。相互理解をさらに深め、学術・教育活動の発展を目指します。
アラバエフ・キルギス国立大学副学長のチャラダンバエバ・アイグリさんは「学生や教員同士の交流を通し、両国の架け橋となる人材を育てたい」。
磯田市長は「長岡に来たキルギスの学生から日本で働きたいと思ってもらえるようにしたい。市内企業へのインターンシップや就職にもつながることを期待する」と語りました。
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