約200年前に山古志地域を中心に形成された二十村郷(にじゅうむらごう)で生み出され、今では「泳ぐ宝石」として国内外の多くの人に愛されている錦鯉。その魅力や養殖の仕事への理解を深めてもらおうと、学生向けのインターンシップを企画しました。
インターンシップには県内の大学・専門学校に通う5人の学生が参加。初回となったこの日、山古志支所で錦鯉の歴史や基礎を学んだ後、それぞれの受け入れ先の養鯉場で体験をスタートしました。
丸重養鯉場では、稚魚や成魚を育てる施設や野池を見て回りながら、設備や鯉の育て方などを解説。
新潟大学農学部4年の上野雅幸さんは、評価される鯉の特徴や取り引き時のポイントなどを熱心に質問していました。
上野さんは「養鯉業を営む方の熱意に触れ勉強になった。体験を通して、錦鯉の魅力はもちろん、養鯉業の楽しさや大変さなどをいろいろと知っていきたい」と意気込みを語りました。
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