テーマに沿って生成AIを開発するプログラミングをチームで競う「ハッカソン」を、ミライエ長岡で初めて開催しました。
「ハッカソン」は、プログラムの改良「hack」とマラソン「marathon」を組み合わせた造語。さまざまな立場の人が集まり意見を出し合うため、近年、IT人材育成やオープンイノベーションのツールとしても注目されています。
今回の参加者は、長岡工業高校や長岡工業高等専門学校の学生から県外のエンジニアまで17人。
互尊文庫の図書の情報を活用しながら、4チームで白熱の知能戦を繰り広げました。
2日間という短期間で、難しい文章から絵本のように簡単な文と絵を生成するAIや、撮影した人の表情から物語を創り出すAIなどが完成。
審査員を務めた長岡市出身のAI/ストラテジースペシャリスト・清水亮さんやIT系編集者・遠藤諭さん、磯田市長も今後の展開に期待を寄せていました。
優勝チームの長岡工業高等専門学校4年生・五十嵐幸多(こうた)さんは「メンバーが役割分担して、チームワークを発揮できた。市内のベンチャー企業でロボット開発を手伝っているので、この経験を活かしたい」と話しました。
審査の後には交流会で歓談。
2日間を走り切った参加者の顔には爽やかな達成感が浮かんでいました。
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