長岡技術科学大学と東京電力ホールディングス株式会社が共同で開発した教材「防災ワクチン®ブレーカー実験キット」が9月に商品化されました。
教材は、地震や水害などで家庭の電源周りに起こる状況をコンパクトに再現。ブレーカーを操作して安全に電気を復旧する方法や通電火災発生のメカニズムなどを学ぶことができます。
開発には長岡市の補助金も活用し、市内の中学校などで出前授業を行い改良を重ねました。教材の説明動画には技大生がデザインしたアニメーションが登場します。
技大と東京電力HDの関係者は、磯田市長を訪れ「家庭のブレーカーに触ったことがある子どもは少ない。子どもが学校で学ぶことで家庭での防災意識も高まる」と教材の有効性を説明。
市長は「実践的な学びは大切。防災教育の一つとして全国に広がり、どんどん活用されてほしい」と期待しました。
★実験キットに関するお問い合わせは、長岡技術科学大学地域防災実践研究センターへ
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