地域住民、学校、行政などと連携し、地域防災力の向上に大きく貢献した「中越市民防災安全士会」と「NPO法人ふるさと未来創造堂」が、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。
安全士会は、地域の防災リーダーの育成を目的に中越市民防災安全大学の有志らが結成した市民団体。地域の防災訓練や講演会に講師を派遣するほか、「防災よろず相談」の窓口を設け、市民からの多様な相談に応じています。
未来創造堂は、学校を核に地域・家庭が連携した防災教育を推進しています。防災士や地域とつながりのある人が「御用聞き」となり学校を訪問。防災学習のアドバイスや教材の設置を通じて小・中学校の防災教育を支えています。
両団体から受賞の報告を受けた磯田市長は「長岡の防災まちづくりに大いに貢献してもらっていると実感しています」と労いました。安全士会会長の岸和義さんは「市と協力しながら、地域の防災に貢献できるリーダーをより多く育成していきたい」、未来創造堂常務理事の中野雅嗣さんは「中越地震を経験した長岡市から生まれた取り組みを、全国に波及させていきたい」と今後の抱負を語りました。
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