栃尾地域の上塩小学校は3月末で閉校し、111年の歴史に幕を閉じます。現在、全校児童は22人。4月からは栃尾東小学校に統合し、18人が新たな学校生活をスタートさせます。
トチオーレで行った閉校記念式典には、児童や教職員、地域住民や卒業生などが出席。
児童たちは、学校生活の思い出や感謝の気持ちを伝える「呼びかけ」や歌を披露しました。学年を越えて仲が良いという上塩小の児童たち。6年生の西片結望(ゆのん)さんは「みんなで心を一つにしてがんばった文化祭などが思い出に残っています。学校がなくなってしまうのは寂しいけど、下級生のみんなには栃尾東小でも友達と楽しく過ごしてほしいです」と話しました。
思い出を振り返り涙を見せる児童や卒業生、歴史を振り返る写真パネルの前で昔話に花を咲かせる卒業生など、それぞれが母校への感謝を心に刻んでいました。
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