栃尾地域の一之貝を拠点に活動するNPO法人UNE(ウネ)が製造する「米粉」と「蒸し米」仕込みのどぶろくが、全国どぶろく研究大会でダブル入賞を果たしました。
UNEは、すべての人の居場所や生きがいづくりを目指し、2011年に設立した団体。障害のある人や高齢者、地域住民などが参加し、農産物の生産や加工、農家レストランの運営などを通じて、地域活性化に取り組んでいます。
今回入賞したどぶろく「雪中壱乃界」は、長岡市が2013年に構造改革特区として認定された「どぶろく特区」の制度を活用して製造された第1号。米粉仕込みのどぶろくは、UNEが日本で初めて製造・販売したものです。UNEの棚田で栽培した酒米を、市内の工作機械メーカー・ウエストの製粉機で製造した米粉を使っており、フルーティですっきりした飲み口が特徴だそう。
市長を訪れた代表理事の家老さんと杜氏の齋藤さんは「地域に新しい名物をつくり、村を出た子どもや孫がお酒を飲みに帰ってくる機会にしたかった。地元の人に飲んでもらうのはもちろん、お土産としても利用してほしい」と、どぶろく作りに込める想いを伝えました。
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