新潟市で行われている日ロ沿岸市長会議に参加している「ロ日極東シベリア友好協会」のメンバーが、長岡市の生ごみバイオガス発電センターの視察に訪れました。
メンバーは、ロシアの市長やビジネス関係者など22人。ロシアではごみの分別などが課題となっていて、先進的なごみ処理技術を学びたいと、今回の視察となりました。
施設を見学しながら、「異物はどうやって分けているのですか」「電気の使い道は」など熱心に質問。ハバロフスク市のソコロフ市長は「長岡の施設は下水しか廃棄物が出ないので、環境に最もやさしいのではないでしょうか」と感心していました。(S)
<生ごみバイオガス発電センター>
生ごみを発酵・分解し、発生するバイオガスで発電します。
1日に生ごみ65トンを処理する能力があり、自治体では全国最大規模。
分別収集によって家庭からの燃やすごみの量は3割減りました。
平成25年7月に稼働し、これまでに600件、延べ1万2千人が視察に訪れています。
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