昭和20年(1945)8月1日の長岡空襲から72年となりました。市は8月1日を条例で長岡市恒久平和の日に制定しています。
今日は朝から、慰霊と平和への願いを込めた行事を市内各所で行いました。
午前6時から平潟神社で行った「戦災殉難者慰霊祭」では、遺族や関係者などが空襲で亡くなった1,486人の冥福を祈りました。
午前7時からの昌福寺(四郎丸4)での「戦災殉難者墓前法要」。戦争で亡くなった方の墓前供養を行いました。
午前8時からは平和の森公園で「平和祈願祭」を行い、戦災で亡くなった児童・生徒を慰霊しました。
午前9時からは戦争で亡くなられた方々の慰霊と世界の恒久平和を祈念し、戦争の悲惨さや平和の尊さを次代に伝えるため「長岡市平和祈念式典」を開催しました。遺族や小・中学生などの市民、姉妹都市・米国フォートワース市から来岡中の青少年など約1,400人が出席。献花台に花を手向け、黙とうをささげました。
また、広島平和記念式典に出席する中学生代表へ小学生から折り鶴が託されました。.
※磯田市長のあいさつはこちら
午後2時からのながおか平和フォーラムでは、俳優で国連開発計画親善大使の紺野美沙子さんが記念講演。「私たちには、空襲の痛みや苦しみはわからないと思いますが、寄り添うこと、思いやることが大切です」と語りました。
アオーレ長岡では、3日まで長岡空襲で犠牲となった尊い命を悼むため市民献花台「鎮魂たむけの花」を設置しています。
午後7時からは「柿川灯籠流し」。戦災殉難者数と同じ1,486個の灯籠に、慰霊と平和への願いを込めました。
そして午後10時30分。長岡空襲が始まった時刻に合わせて慰霊の花火「白菊」を打ち上げました。空襲で亡くなられた方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて、白一色の尺玉を3発を打ち上げ、寺院では慰霊の鐘が鳴り響きました。(K)
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