米国ハワイ州ホノルル市の真珠湾フォード島で、「太平洋戦争終結70周年追悼式典」を開催し、両国の戦争犠牲者の慰霊と世界の恒久平和を祈って、長岡花火「白菊」を打ち上げました(ホノルル時間14日午後7時51分)。
式典には森市長や関市議会議長、青少年交流の中学生ら長岡市からの訪問団約210人と、ホノルル市・米海軍からの参加者約240人が参列。真珠湾の夜空に手向けられた、慰霊と平和を祈る花火「白菊」の打ち上げを見守りました。
戦艦アリゾナ歴史顕彰碑前で、白菊の打ち上げに先立ち行われた追悼式典。厳粛な式典の始まりを告げるハワイ式詠唱、真珠湾攻撃の犠牲者を悼み、献花、祈祷がささげられました。
参列者で黙とう。写真左は米国海軍大将スコット・スウィフト太平洋艦隊司令長官。今回の追悼式典の開催、長岡花火「白菊」の真珠湾打ち上げには、米海軍の多大な協力がありました。
戦艦アリゾナ歴史顕彰碑に花環献花する、森市長と、ホノルル市のコールドウェル市長。
青少年平和交流サミットでホノルル市を訪れている長岡市の中学生や長岡少年少女合唱団も献花しました。
アリゾナ記念館を臨む場所に70周年 事業の記念碑も設置され、(左から)スコット・スウィフト海軍大将・太平洋艦隊海軍司令長官、ホノルル市のコールドウェル市長、森市長、ジョン・フラー海軍少将が除幕し、平和を祈る互いの想いが一つとなり今回の記念事業の実現につながったことを喜びました。
平和への想いを一つにするように、両国の多くの人が写真に収めていました。「戦争で亡くなった方々の慰霊 これまでの70年間の平和に感謝 そして、未来の平和への祈りを込めて」と記されています。(M)
このページの担当