最終更新日 2021年4月1日
「大平山ふれあいの森」とは…
旧栃尾市街地から南へ約6km、北荷頃地区からは2kmほど上流の大平山北面に広がる136haの市有林です。(地図はこちらから)
この市有林は、民間保険組合の保養施設建設予定地でしたが、社会情勢の変化等に関連して事業化には至らず、平成16年度に旧栃尾市が民間保険組合から譲り受け、現在(平成18年1月1日合併以降)は、長岡市の市有林として管理しています。
「ふれあいの森」がある「大平山」は、人里に近い低山地(標高592.6m)の「里山」 です。「里山」は古くから、人と自然が共存して生産活動をしてきた場所ですが、時代の流れ・生活様式の変化によって利用形態が変化し、人の入らない山・人との係わりが薄れた山は荒廃しつつあり、貴重な自然環境を将来に残せない状況にあります。
市は、緑あふれ・豊富な自然環境を残す「大平山=里山」に位置する、市有林の「大平山ふれあいの森」を、市民・ボランティアの方々と協働して整備することで、
人間が持つ「五感」を刺激する「森づくり」を目指して活動しています。
~生命あふれる「大平山」の四季~
春:待ちわびた雪解けとともに、里山は花畑に変わります。
夏:生き物たちが活発に活動する、一年で最もにぎやかな季節です。
秋:花を終え、実を付け、鮮やかな紅葉が美しい季節です。
冬:厳しい冬の寒さの下で、生き物たちは力強く生きています。
詳しくは、「大平山の四季」をご覧ください。 (PDF 5,502KB)
~自然のままの巨木もある「大平山」~
春には「カスミザクラ」が山を彩り、巨木並木が目を楽しませてくれます。
里山の尾根筋には「アカマツ」の巨木があります。「アカマツ」は乾燥に強いため、水の少ない尾根筋でも生育します。
~地域とともに~
地元の有志によって結成された「大平山親緑会」の活動の様子です。
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