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トップ > くらし・手続き > 文化・スポーツ・生涯学習 > 平和関連事業 > 長岡戦災資料館 -過去のトピックス(平成29年度)-

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長岡戦災資料館 -過去のトピックス(平成29年度)-

最終更新日 2018年2月14日

長岡空襲紙芝居「みちこのいのち」を配付しました(掲載日H30.2.14)

 73年前の長岡空襲の史実を小学生にもわかりやすく伝えるために制作した、長岡空襲紙芝居「みちこのいのち」がこのほど完成しました。

「今井和江さんによる「みちこのいのち」の公演」の画像
「市長が児童代表へ紙芝居を手渡しました」の画像

 2月6日(火)、この空襲紙芝居のモデルとなった故七里アイさんが空襲当時住んでいた地域を学区とする表町小学校で「みちこのいのち」の披露、配付を行いました。
 当日は、表町小学校5、6年生及び先生方をはじめ、戦災資料館関係者を含む約60人が参加し、新潟ひょうしぎの会の今井和江さんによる「みちこのいのち」の公演の後、市長が児童代表へ紙芝居を手渡しました。
 児童代表は「登場する人たちの表情などが怖かったけど、怖い画面から目を背けないことが平和を守る一歩になると思う」と話しました。

 この紙芝居は、市内の全小学校に配付します。

今年度2回目の「長岡空襲解説講座~長岡空襲の真実を知ろう~」を開催しました(掲載日H29.11.13)

 11月11日(土)、長岡空襲の理解をさらに深めてもらうため「長岡空襲解説講座~長岡空襲の真実を知ろう~」をまちなかキャンパス長岡にて開催しました。
 7月には中学生を対象とした講座を開催。今回は高校生以上を対象とした内容で、32名の参加がありました。
 講師は7月に引き続き長岡戦災資料館のアドバイザーで、米軍資料の研究者でもある星貴さん。

「第2回長岡空襲解説講座」の画像

 米軍が日本の都市に人口の多い順に180位まで番号を付け、ほぼ人口の順番に爆撃を行っていたこと、爆撃の際はリト・モザイクと呼ばれる航空写真を作成し、人口密集地を狙って空襲を行っていたことなど、米軍資料から判明した長岡空襲の真実をお話していただきました。これまで知ることのなかった長岡空襲の真実。参加者は興味深げに耳を傾けていました。

長岡空襲体験画展-栃尾地域展・寺泊地域展-を開催(掲載日H29.10.26)

 9月5日(火)から19日(火)まで栃尾産業交流センターおりなすで、また、9月21日(木)から10月5日(木)まで寺泊文化センターはまなすで、「長岡空襲体験画展」を開催しました。栃尾地域と寺泊地域ではいずれも初めての開催で、両地域にお住まいの皆さんから体験画を御覧いただくことができました。
 開催期間中、地元の小・中学生が平和学習のため、会場を訪れました。
 長岡戦災資料館の古田島顧問が体験画や防空頭巾などの被災資料を教材として長岡空襲について解説し、長岡空襲の体験者で長岡戦災資料館運営ボランティアの金子登美さんが空襲当時の状況を話しました。
 これまで長岡空襲について学ぶ機会が少なかった両地域の小・中学生は、72年前にふるさと長岡で空襲があったことに驚いた様子でしたが、熱心にメモを取りながら戦争と平和について学んでいました。

「長岡空襲体験画展-栃尾地域展-」の画像1
「長岡空襲体験画展-寺泊地域展-」の画像2

夏休み企画事業を開催(掲載日H29.9.14)

 8月6日(日)、夏休み企画事業として「戦災資料館に行ってみよう~親子で学ぶ長岡空襲~」と「長岡空襲史跡巡り」を開催しました。
 「戦災資料館に行ってみよう~親子で学ぶ長岡空襲~」は、多くの子どもたちから戦災資料館に足を運んでもらうために平成26年から実施している催しもので、今年は小学生ら17人が参加しました。
 戦災資料館では、資料館職員による長岡空襲の説明に、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。その後、新潟ひょうしぎの会・今井和江さんによる、長岡空襲紙芝居「思い出の記」を公演。今井さんの迫力のある公演に、参加者は紙芝居の世界に引き込まれていました。
 これを機会に、長岡空襲の理解を深め、戦争の恐ろしさ、平和の尊さについて考えてもらいたいと思います。

「資料館職員による長岡空襲の説明」の画像
「今井和江さんによる長岡空襲紙芝居「思い出の記」」の画像

 「長岡空襲史跡巡り」は、市内の様々な空襲史跡をバスで巡る催しもので、今年は小学生を含む24人が参加しました。模擬原子爆弾投下地点跡地の碑や、昨年8月に完成した長岡空襲爆撃中心点の碑など計5か所を巡った後、戦災資料館を見学しました。参加者は資料館職員による説明に熱心に耳を傾けていました。

「模擬原子爆弾投下地点跡地の碑」の画像
「長岡空襲爆撃中心点の碑」の画像

長岡空襲解説講座~長岡空襲の真実を知ろう~を開催(掲載日H29.7.10)

 7月9日(日)、次代を担う中学生に長岡空襲の理解をさらに深めてもらうとともに、平和学習に意欲的に取り組んでもらうため、「長岡空襲解説講座~長岡空襲の真実を知ろう~」を開催しました。
 中学生を対象とした講座の開催は今回が初めての試みで、15名の参加がありました。
 講師は長岡戦災資料館のアドバイザーで、米軍資料の研究者でもある星貴さん。

「星貴さん」の画像

なぜ県内で長岡市だけが大規模空襲を受けたのか、なぜ模擬原子爆弾が長岡に投下されたのかなど、これまで教わることのなかった真実に、参加した中学生は興味深げに耳を傾けながら学んでいました。
※高校生や一般のかたがたを対象とした長岡空襲解説講座を10月頃に開催する予定です。詳細は決定次第お知らせします。

第9回長岡空襲殉難者追慕の集いを開催(掲載日H29.7.10)

 7月2日(日)、当館3階学習室で、「長岡空襲殉難者追慕の集い」を開催しました。
 毎年7月に開催しているこの集いは、今年で9回目を迎え、約80人のかたから御来場いただきました。
 会場内には344名の遺影を展示し、長岡空襲で亡くなったかたがたを偲びました。
 集いでは、当時長岡高等女学校1年生のときに空襲にあった加澤ヨシさんから、亡くなった御家族を偲んでのお話や、空襲による悲惨な体験を語っていただきました。
 そして、長岡少年少女合唱団が追慕の合唱を披露し、最後に会場にいる皆さんで「ふるさと」合唱をしました。

「加澤ヨシさん」の画像
「長岡少年少女合唱団が追慕の合唱を披露」の画像

※同会場では、7月2日(日)から8月31日(木)まで「長岡空襲殉難者遺影展・住宅焼失地図展」を開催しています。この間は無休で開館しておりますので、ぜひ足をお運びください。

第2回長岡空襲の体験を聞く会を開催(掲載日H29.6.28)

 6月24日(土)、今年度2回目の「長岡空襲の体験を聞く会」を開催しました。第1回同様、市立南中学校の生徒35人を含む100人のかたが参加し、会場は満席となりました。
 今回は、三浦則夫さん(当時10歳)と、山田文さん(当時17歳)、河原ムツさん(当時15歳)、土田ミヨさん(当時11歳)の4人のかたからそれぞれお話を聞きました。
 山田さん、河原さん、土田さんは、姉妹ですが、異なる場所で被災しており、一人一人違う体験を話してもらいました。
 三浦さんからは、家族と空襲の炎の中を必死に逃げた大変な経験を、山田さんからは、心の中では今でも戦争は終わっていないこと、河原さんは、逃げている途中で亡くなっている人の姿を見ても茫然として何の感情もわかなかったこと、土田さんからは、空襲で一面焼け野原となり四郎丸から長生橋、水道タンク、六十九銀行が見えたことなどのお話がありました。
 山田さんは、「今日集まっている中学生のような若い世代が平和について学ぶことはありがたい。ぜひ、聞いたことを周りの人たちに伝えてほしい。」と話していました。
 最後に、長岡戦災資料館 古田島顧問から、「空襲体験者にとって、戦争体験を語ることは自分をみじめに感じさせるため、語りたくないものである。本日、4人から話を聞けたことは素晴らしい。」との感想がありました。

「三浦則夫さん」の画像
「山田文さん、河原ムツさん、土田ミヨさん」の画像

 長岡戦災資料館では、7月2日(日)から8月31日(木)まで、「長岡空襲殉難者遺影展・住宅焼失地図展」を開催します。詳しくは、こちらを御覧ください。
 また、7月2日午前10時から、同会場で「第9回長岡空襲殉難者追慕の集い」を開催します。
 申し込みは不要です。ぜひ、会場に足をお運びください。詳しくは、こちらを御覧ください。

第1回長岡空襲の体験を聞く会を開催(掲載日H29.6.9)

 5月27日(土)、今年度1回目の「長岡空襲の体験を聞く会」を開催し、市立南中学校の生徒を含む約50人の方が空襲体験者の語りに耳を傾けました。
 今回は、当時13歳だった宮崎美智子さんと当時7歳だった星野榮子さんのお二人からそれぞれお話を聞きました。
 宮崎さんからは、愛知で空襲を体験したお兄さんの「御山へ逃げろ。防空壕に入るな。」という言いつけを守ったおかげで一緒に逃げた家族全員が助かったことや空襲後の平潟神社が阿鼻叫喚の様子だったことを、星野さんからは、母が遺体の見つからなかった息子をいつまでも捜していたことやなぜ自分が生き残ったのか今でも考えることがあるということを話してもらいました。
 お二人とも、「戦争は絶対してはいけない。平和を守ってほしい。」と訴えていました。

「宮崎美智子さん」の画像
「星野榮子さん」の画像

 この日から、長岡空襲体験画展の後期展示が始まり、当館運営ボランティアの那須髙明さんが説明。同時期に描かれた体験画でも被害を受けた「悲しみ」や戦争が終わった「喜び」など異なる感情が絵のトーンに表れている点を解説していました。

「那須髙明さん」の画像

 今年度2回目の「長岡空襲の体験を聞く会」は、6月24日(土)午後1時30分から開催します。
 空襲を体験した3姉妹が語り手となり、家族でも年齢の違いで体験の記憶や受け止め方がどのように違ったのかを聞きます。
 参加は、無料ですので、ぜひお越しください。

体験画展オープニングセレモニーを開催(掲載日H29.4.26)

 4月22日(土)、第11回目となる「長岡空襲体験画展-廃墟から平和への願い-」が始まりました。
 初日のこの日は、集まった市民約30人が見守る中、オープニングセレモニーを開催。日本美術家連盟会員で、この絵画展に展示される作品を描いた木村保夫さんのお話のほか、当館運営ボランティアの那須髙明さんが展示の見どころを解説しました。

「体験画展オープニングセレモニーを開催」の画像1
「体験画展オープニングセレモニーを開催」の画像2

 展示されている作品には、空襲で家を焼かれ、家族・友人を亡くす悲惨さを乗り越え、復興にむけて生きてこられた制作者の想いが描かれています。前期は5月14日(日)まで、後期は5月27日(土)から6月18日(日)まで開催します。前・後期合わせて体験画96点を展示します。ぜひ、ご来館ください。
 ※5月27日(土)午後1時30分からは、「長岡空襲の体験を聞く会」を開催します。


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