最終更新日 2023年11月24日
ペット同行避難とは、災害発生時に、飼い主がペットを連れて安全な場所へ避難することです。
同行避難先には、親戚や知人宅のほか、市が開設する指定緊急避難場所や指定避難所などが考えられます。
ペットを守れるのは飼い主だけであり、各避難施設では、施設のルールに従い飼い主が責任を持ってペットを飼育管理する必要があります。
なお、指定避難所では、飼い主とペットは別々の空間で過ごすことになります。
犬、猫、その他小動物(小鳥、ウサギやハムスター等のげっ歯類など)
※ 動物の愛護及び管理に関する法律第25条の2で規定する特定動物や、秋田犬、土佐犬、シェパード、グレートデンなど新潟県動物の愛護及び管理に関する条例施行規則別表で特別の飼養施設基準(特定基準)が定められている大型犬のほか、家畜類や事業用小動物は受け入れできません。
特定動物一覧〈外部リンク〉
避難施設には、飼育管理スタッフの配置やペット用品の準備はありません。避難後、支援が行き届くまでには時間がかかります。飼い主同士が協力し、飼育スペースの管理をお願いします。ペットの飼育スペースは、飼い主の居住スペースとは別です。
ペットは、必ず飼い主が持参したケージやキャリーバッグの中で飼育管理してください。
リードの場合は、屋外につないでいただく場合もあります。
飼い主が準備する物品
避難施設では、ペットは他の動物と同一空間で過ごすことになります。
また、動物アレルギーの方や動物が苦手な方もいます。
ペットの健康と安全を守り、避難施設でほかの避難者との良好な関係を築くためには、平時からの備えがとても重要になります。
1. 平時からのペットのしつけ
2. 健康・安全管理
【優先順位1 ペットの健康や命に関わるもの】
【優先順位2 飼い主やペットの情報】
【優先順位3 ペット用品】
飼い主が飼育スペースを設置・運営するために必要な指示書、ブルーシート及び清掃用品などが入ったスターターキットが準備してあり同行避難先に適しています。フードやケージなど、飼育に直接必要な物品は、飼い主が避難の際に持参してください。
避難者の居住地区を問わず受け入れます
地区 | 施設名称 | 所在地 |
---|---|---|
千手 | 南中学校 | 南町2丁目1番1号 |
千手小学校 | 千手2丁目8番1号 | |
豊田 | 豊田小学校 | 豊田町4番地1 |
旭岡中学校 | 高畑町883番地2 | |
阪之上 | 阪之上小学校 | 今朝白1丁目11番21号 |
川崎 | 川崎小学校(※屋外ピロティ) | 干場1丁目1番24号 |
宮内 | 宮内中学校 | 宮栄2丁目3番50号 |
石坂小学校(※屋外ピロティ) | 村松町2735番地 | |
栖吉 | 栖吉小学校 | 悠久町3丁目232番地 |
黒条 | 堤岡中学校 | 高見町字東堤90番地 |
黒条小学校 | 高見町400番地 | |
下川西 | 下川西小学校 | 花井町1019番地 |
深才 | 才津小学校 | 才津西町2200番地子 |
関原 | 関原小学校 | 関原町2丁目110番地 |
青葉台 | 青葉台小学校 | 青葉台4丁目15番地 |
中之島 | 中之島中央小学校 | 鶴ケ曾根1162番地 |
上通小学校 | 灰島新田10番地2 | |
信条小学校 | 中条新田92番地 | |
寺泊 | 寺泊中学校 | 寺泊吉1681番地 |
栃尾 | 栃尾体育館 | 中央公園1番34号 |
栃尾産業交流センター | 栃尾宮沢1765番地 | |
川口 | 川口コミュニティセンター | 東川口1979番地130 |
避難施設の開設時、市の担当職員は避難者の受入れに掛かりきりになります。そのため、ペット同行避難者同士が、連携してペット飼育スペースを整えられるよう、作業手順を記載した指示書や作業に必要な物品を収納した「スターターキット」を準備していますので、ご協力ください。
なお、スターターキットには、フードやケージなど飼育に直接必要となる物品は入っていません。
スターターキット内容物
こちら (PDF 226KB)
Q1 どうして避難施設でペットを受け入れるのですか。
A1 過去に発生した災害では、ペットの飼い主が、ペットを自宅に置いての避難をためらったり、一度避難したものの自宅に置いてきたペットを心配して帰宅したところ、二次被害に遭い亡くなられたりするケースがありました。
避難施設でのペットの受入れは、動物の愛護だけではなく、飼い主の安全を守る意味もあります。
Q2 動物アレルギーのため、避難施設に動物がいることが心配です。
A2 各避難施設では、人の居住区とペットの飼育スペースは、分けて設置します。
このほか、ペットを連れていない避難者とペット同行避難者との動線も可能な限り分けるなど、動物アレルギーの方や動物が苦手な方が安心して避難できるように配慮します。
Q3 県の条例で特別の飼養施設基準(特定基準)が定められている大型犬を飼っています。災害時はどのようにするべきですか。
A3 自宅が安全な状況であれば自宅で飼育してください。
また、自宅が被災した場合に備え、万が一のときは親戚や友人に預かってもらえるよう、あらかじめお願いしておくことも検討してください。
Q4 自分の住んでいる地区にペット同行避難推奨施設がないのですが。
A4 市が開設する避難施設は、避難者の居住地を問わず受け入れるため、お住まいの地区外のペット同行避難推奨施設に避難をしていただくことが可能です。
なお、ペット同行避難推奨施設については、今後も各避難施設と調整しながら増加を図っていきます。
Q5 ペット同行避難推奨施設におけるペットの飼育スペースの設置・運営は、誰がどのように行うのですか。
A5 ペット同行避難推奨施設には、避難所のペット受入れに必要な資材や説明書を納めた作業用物品「スターターキット」を準備しています。ペットを連れた避難者同士で協力し、スターターキットを使用してペット飼育スペースの設置を行います。避難が長期化する場合は、「飼い主の会(仮称)」を結成し、避難した飼い主全員で作業分担・当番等を決め、飼育スペースの管理運営をしていただきます。
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