1月1日(月)に発生した令和6年能登半島地震により、亡くなられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、懸命の救急救助にあたられている皆様に感謝と敬意を表します。

　長岡市では中之島地域で震度6弱を記録し、寺泊地域では津波も観測されました。4名の方がけがをされましたが、幸いにも軽症でした。
　昨晩、避難所に避難された方々も多くは夜のうちに、また全員が今朝方までに自宅に戻られ、本日、津波警報も解除されております。
　これまでのところ大きな被害の報告は受けておらず、与板地域および和島地域で水道の濁り水が確認されましたが、明日3日(水)中の復旧を目指しています。
　一方、能登地域には緊急援助隊として長岡市消防本部から27人が出動し、県内では長岡市水道局職員が応急給水などにあたっております。今後も必要な支援に努めてまいります。
　市民の皆様におかれましては、これから数日は大きな余震が起きる可能性もあるため、十分に気を付けていただくようお願いいたします。

　本年は中越大震災から20年の節目の年です。災害は忘れた頃に起きるとも言いますが、震災を経験された方も、経験されていない方も、防災の意識を今一度高め、災害時の対応を確認し、しっかりと備えてくださいますよう重ねてお願いいたします。


令和6年1月2日

長岡市長　磯田　達伸