最終更新日 2018年1月25日
姉妹都市のホノルル市と長岡市は共同して、戦後70年である平成27年に、日米間のさらなる友好と世界に向けて平和の大切さを発信する平和交流事業を開催しました。8月15日・16日には青少年平和交流サミットや真珠湾での長岡花火打ち上げを行いました。
主催:長岡ホノルル日米友好記念事業委員会
後援:外務省 総務省 米国大使館
【前長岡市長 森 民夫】
私たちは、ホノルル市のみなさんと同じように戦争の痛みを体験しています。戦後70年の年、青少年交流や平和サミットを軸に開催する長岡ホノルル平和交流事業が、相互の理解を深め、平和の尊さについて考える機会となることを願っております。
節目の8月15日と16日には、真珠湾において日米両国の戦没者への慰霊と平和への祈りを込めた長岡花火を打ち上げます。
この事業を通して両国・両市が一層固い絆で結ばれることを信じております。
ホノルル市をはじめ記念事業をご支援いただいている多くのみなさまに深く感謝を申し上げます。
【ホノルル市長 カーク・コールドウェル】
長岡市とホノルル市は、平和交流を基盤に強い絆で結ばれています。
戦後70年にあたり、真珠湾で打ち上げるために長岡市から提供される花火は誠に意義深いものであります。長岡も真珠湾も大戦で爆撃を受け、長岡とハワイは共に戦争の痛みと苦難を体験しているからです。私たちは、日本の長岡や米国のホノルルの未来を担う子どもたちに平和の大切さを伝えたいのです。
この事業を通して両市の絆がさらに深まり、多くの人々が世界で、職場で、家庭で起こっている大小さまざまな紛争を平和的に解決することの大切さを思い起こすことにつながるよう願っております。
※「青少年平和交流サミット」及び「市民参加事業」は、一般社団法人自治体国際化協会の助成事業により実施されています。
青少年平和交流サミット
両市の中学生が、互いの歴史・文化を学びながら、平和について話し合い、未来に向かって平和を訴える平和宣言を行いました。
7月31日~8月3日…長岡市 8月13日~16日…ホノルル市
平和・未来シンポジウム
太平洋航空博物館、長岡戦災資料館、山本五十六記念館等が連携し互いの歴史や平和の大切さを未来に伝えるためにシンポジウムを開催しました。
8月15日…真珠湾フォード島内 太平洋航空博物館
市民参加事業(文化・スポーツ交流)
長岡市民がホノルル市での追悼式や花火観覧に参加するほか、文化やスポーツ交流を通してホノルル市民との相互理解を深めました。
8月13日~15日…ホノルル市内各所
長岡造形大学・ハワイ大学交流
両大学が交換留学や共同演習など相互交流を進めるための協定締結しました。
8月14日…ハワイ大学マノア校
【15日】午後3時(ホノルル時間 14日午後8時)~慰霊の花火~
【16日】午後3時(ホノルル時間 15日午後8時)~未来に向けた花火~
このほか、ホノルル・長岡のさらなる発展、日米友好をテーマにしたスターマインなど計2,000発を打ち上げました。
2007年 | 前森長岡市長が日米市長交流会議に出席 |
2008年 | 長岡市民51人の親善訪問団がホノルル市を訪問 |
2009年 | コールドウェル・ホノルル副市長が長岡市を公式訪問 |
2011年 | ■前森長岡市長がホノルル市を公式訪問 ■カーライルホノルル市長が長岡市を公式訪問 |
2012年 | ■長岡市とホノルル市が姉妹都市提携 【写真①】 ■ワイキキビーチ沖で長岡花火打ち上げ |
2013年 | ホノルル市議会議長とハワイ日米協会会長が長岡市を訪問 |
2014年 | ■第1回中学生海外体験ホノルル訪問 ■ハワイリトルリーグ訪問団が長岡市を訪問 ■前森長岡市長とコールドウェルホノルル市長が出席し、長岡市で長岡ホノルル日米友好記念事業委員会の初会合を開催。 終戦70年に向け「未来志向」をテーマに長岡市とホノルル市による平和交流記念事業開催を決定 【写真②】 ■長岡まつりで、ホノルル市による「白菊」を打ち上げ ■コールドウェル市長が平和の森公園で献花 【写真③】 ■前森市長とコールドウェル市長がホノルル市役所で平和交流記念事業について共同記者会見 ■前森市長が学生と共に真珠湾追悼式典に出席 【写真④】 |
2015年 | ■第2回中学生海外体験ホノルル訪問 ■ホノルル市の高校生が長岡を訪問 ■ホノルルフェスティバルで8月開催の平和交流記念事業をPR 【写真⑤~⑦】 ■ワイキキビーチ沖で4回目となる長岡花火打ち上げ 【写真⑧】 |
長岡ホノルル平和交流記念事業パンフレット
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