最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第2回与板地域委員会 |
---|---|
開催日時 | 令和元年12月11日(水)18:00~19:05 |
開催場所 | 長岡市与板支所 3階 大会議室 |
出席者名 | 【委員】 岩下匡史 笠原真佐雄 倉品幸一 小林隆平 高橋茂 田中洋介 長谷川一夫 吉村芳秀 和田孝子 【長岡市】 地域振興戦略部 上村課長 恩田課長補佐 横山支所長 支所各課長 (事務局) 石黒地域振興課長 地域振興課 小柳係長 星野主査 【傍聴人】 一般1人 |
欠席者名 | 【委員】伊藤一郎 髙橋寿明 中川真由美 |
議題 | (議題) 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について |
審議結果の概要 | (議題) 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について 資料に基づき説明し、地域委員から意見を聴取した |
会議資料 | 次第(PDF 44KB) 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について(PDF 174KB) 各地域委員会における主な活動状況等(PDF 125KB) |
審議の内容
1. 開会 | |
(省略) | |
2. 委員長あいさつ | |
(省略) | |
3. 議題 | |
今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について | |
委員長 | 本日の審議事項については、「今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討」である。審議の終了時刻は概ね7時を予定している。 はじめに、事務局から資料について説明を受けた後に、委員の皆様から意見をいただきたいと思う。地域委員会の今後のあり方に関わってくる内容と思われるので、地域全体を広い視野で見ていただき、将来を見通しながら幅広く意見をお願いしたい。 それでは、資料の内容について説明をお願いしたい。 |
地域振興戦略部 地域振興課長 |
(資料について説明) |
委員長 | 協議の進め方として、説明内容全般について質疑をいただいた後に、検討テーマである与板地域における広聴の仕組みとしてふさわしい形について意見をいただき、もう一つのテーマである検討の仕組みとしてふさわしい形について意見をいただきたい。説明にあったように、両方同時に意見してもいいとのことである。 まず、説明内容について、質疑のある方はお願いしたい。 |
委員 | (意見なし) |
地域振興戦略部 | (補足説明) |
委員長 | 説明内容についての質問は、なしでいいか。 今の説明を基にして繰り返し話をすると趣旨が少し違ってしまうかもしれないが、私なりに受けとめたのは、地域委員会は市の政策について意見や提案を行う機能、役割を持っているのだが、地域には地域委員会の他にも、コミュニティ協議会や町内会といった組織もあり、あるいは、分野によってはパブリックコメントという方法もあるので、生活にかかわるような地域の意見を吸い上げていく仕組みとしてどんな形がふさわしいか、自由な発想で考えを聞かせていただきたい。 |
委員 | 地域委員は人数が限られている。町内会が37ある中で、まだ地域委員が出てない町内も結構ある。町内会長組織やコミュニティ協議会、いろいろな活動団体があり、そういう方達の中で困ってることや、やりたいことがあるだろうが、この地域委員会ではそういう意見を拾い上げることは難しいと思う。だから、そういう方達の中でワークショップのようなことをしてもらい、そこから挙がってきた意見を地域委員会で検討するテーマとして拾い上げたらどうかと思う。 |
委員 | 私が地域委員になった時は、広聴の仕組みとして皆さんの意見を聞いて発表する場というよりは、検討の仕組みとして企画の面を検討し、まちづくりをよりよいものにするという説明を受けてきたので、そもそも今ここで広聴の仕組みについて意見を求められていることに、少し違和感を感じている。だからこそ、与板にはない連合町内会という組織について、仕組みや連合町内会がある地域ではどのような役割を果たしているのか知りたいという意見を今年度の会議で出させてもらった。 先ほどの委員の意見と同じで、今の地域委員会の状況では全部の意見を拾い上げれるとは思えないので、違った場でそういう意見を拾った方がいいと思う。地域委員会で広聴もというのなら、地域委員会を違った形で行った方がいいと思う。 |
委員 | 二人の意見を聞いて、私も地域委員の役割を検討の仕組み、企画であると考えていたので、広聴という面は漏れていたことに気づいた。 広聴の仕組みを考えるのであれば、町内のバランスだけでなく、年齢のバランス、例えば子育て世代や20代の若者、高齢者のバランスであるとか、職業のバランス、与板で自営業してる人やサラリーマンで与板を住まいの地としている人のバランス、そういう様々なバランスのとれた場がいいと思う。それが連合町内会という組織であるなら、そこを広聴の場にした方がいいと思った。 広聴が意見で、検討が企画という説明をされたと思うが、意見をもとに企画するというイメージがあり、広聴の場ではいろいろな価値感があって意見をまとめるのは難しいと思うので、地域委員会で意見を案としてまとめるのはありだと思った。先日の市議会中継を見ていたら、前回の分科会で検討した防災についての内容を網羅したものが、市議から市長に意見書として提出されていた。まさに、地域委員会で検討したものが市長に伝わったという意味で、意見をまとめるということに関して、地域委員会は意義があるかもしれないと思った。 ただし、今の地域委員会では広聴の仕組みとしてバランスが取れておらず、やはり全町内という訳ではないので、考えた方がいいと思った。 |
委員 | 申し訳ないが、長岡市が何を考えているかわからないので、まず、市がどうしたいのかをわかってから検討したい。今まで我々が協議してきたことが通らないような地域委員会であるならば、それが通るようなやり方を市がどういうふうに考えているのかを示してもらい、そこから考えたい。 |
委員 | 町内会長会議を年に数回してるはずで、そこでどのようなことを協議しているのか私にはわからないが、町内会で解決できないことを市にお願いするような形で、会議をしていると思っている。私の町内の場合は、町内会長の任期が1年なので、ある程度、任期を長めに持たせた地域の代表という形で話をするような場がほしいと思う。 |
委員長 | 町内会長会議の話が出たので、事務局から状況を説明してもらいたい。 |
地域振興課長 | 町内会長会議を年に3回、2月と6月と8月に開催している。おっしゃるとおり、町内会長の任期がそれぞれ違うので、いろいろな話が出てくる。町内会から出た意見や要望については、随時、支所に提出していいという話をしている。また、8月の会議の時には、各町内会から要望書をまとめて提出する機会を設けている。ただ、会議の一番の目的としては、行政からのお知らせやお願いを町内会長に伝え、町内会に流してもらうという意味合いの方が、今のところ強い。 |
委員 | 私も今の十数人の委員の中で、与板地域の実情をとらえることは難しいと思う。連合町内会の話も出たが、連合町内会でも防災の面なら関係してくると思うが、小学校や中学校等の教育の場となると分野が違うと思う。この会議が始まる前に、よいたコミュニティ協議会の組織図を見てきた。そこには小中学校、幼稚園、保育園も関係している。他にも、福寿会であるとか、多岐にわたっていろいろな団体が関係しているので、そういう組織をうまく利用しながらというのは駄目なのか。今、コミュニティ協議会に地域委員として2人参加しているが、もう少し人数を増やして、そういう組織を意見の吸い上げる場として使ってはどうかと思った。 |
委員長 | いろいろな意見を聞かせてもらった。町内、年齢や世代、職業等のバランスがとれた場の中で、もっと意見を吸い上げてはどうか。あるいは、地域委員ですべてにわたった広聴機能を果たすには無理があるので、連合町内会であるとか、そういう形の中で地域の実情を吸い上げていく方法もあるのではないか。あるいは、コミュニティ協議会をもっと活用したらどうかという意見が出た。ただ、今まで地域委員会がソフト面を中心に協議をしていたので、今、急にハード面、広い面でと言われても、意見を述べるには少し難しいという話ももらった。また、協議してきたことがすべて反映されているわけではないので、発言は控えたいという厳しい指摘もあった。地域委員では全部を協議するのは難しいので、違った形で考えてみてはどうかという話もあった。また、コミュニティ協議会等の組織を利用してという話や、連合町内会という組織の話も出た。時間が残り十分くらいしかないので、少し先に進みたいと思う。 今度は検討の仕組みについて意見をいただきたい。地域課題への対応や振興策について柔軟に検討し、地域住民の合意形成が得られるのにふさわしい形とはどのようなものがいいだろうか。事前打合せをした中では、夢を語るような検討組織があるといいという話もあった。企画する場という意味も含めて、意見があったらお願いしたい。 先ほど、違った形でという提案だったが、どうか。 |
委員 | 地域委員での自分の役割として、もっと与板を知ってもらうために、企画をしてきたつもりだった。先ほどの発言の意図は、突然、広聴の仕組みが役割として出てきたので、少しとまどったところがあった。地域委員ではない違う組織で提案ができるのであれば、それはそれでいいと思う。要するに、地域委員で広聴も検討もというのは、基本的にこの人数では難しいと思うので、違った方向で、広聴も検討も機能するような組織ができればいいというのが私の意見だ。 検討の仕組みについて、突然、団体にこれを実施してほしいという流れではなく、企画ができていて団体に実施を依頼するような仕組みがある方がいい感じがする。当然、団体から意見が上がってきて実施するのもいい。とにかく、まちづくりに関して企画する場はあってもいいが、それが広聴と一緒にというのはうまくいかない気がする。意見を聞く方と企画する方は違った団体でいいと思う。本来は意見を聞いて、企画もしないといけないのかもしれないが、一緒の組織図の中ではおそらく難しいと思う。 |
委員長 | つまり、広聴と企画は別組織で考えた方がいいということですね。 |
委員 | そのとおりだと思った。二つを一緒にするのは今更である。いろいろな意見として集約されたものが、この地域委員会の議論として出て、それを全体としてどうまとめるかというのは、これからも、特に防災とかそういう部分ではやる必要があると思う。企画という意味だと、例えば与板マルシェやキャンドルナイトもそうだが、こういう企画の場を設けるのではなく、実施したい人が補助金なり、コミュニティ協議会の夢会議などの仕組みを活用して実施するものであって、あえてこの企画、検討の仕組みのために場を設けて実施するのはおかしいと個人的に思う。ただ、集められたそういう意見をもとに地域委員としてまとめるというところは、それはそれで必要だけど、あえて新しいものを生み出すために、人を集めて企画するのは強制になってしまうし、あくまで好きだからという思いがあってというところがあるから、そういう検討の仕組みを作ってしまうのは、あまり良くないのかなと思った。 |
委員長 | どちらかというと、やりたい人がやればいいと。 |
委員 | すでに個別で活動している人もいるから、それを一つのくくりとして、くくるのは少しおかしいと思う。 |
委員 | 広聴は広聴の場としてあって、やはり地域委員会というのはこれからも必要だと思う。 |
委員長 | 広聴の意味というよりは、企画という意味で必要ということか。 |
委員 | はい。ただ、地域委員会は夢を語る場とは少し違うと思う。先ほどの話にも出ていたコミュニティ協議会の夢会議では、随時、提案を受けていて、やりたい人が企画・実施し、コミュニティ協議会は協力できるところを協力している。地域委員会で、夢会議のような場を設けるのは難しいと思う。 |
委員 | いろいろな意見を上げるのは簡単だと思うが、それを企画して実施するとなると、かなりの情熱がなければできない話だと思う。そういう有志を募るという話になれば話は別だが、地域で議論するのは少し無理があるのではないかと思う。 |
委員 | 昨晩、長岡市のホームページを見ていたら、都市計画マスタープランや都市計画提案制度があることが分かった。都市計画提案制度には、都市計画に対する住民との主体的積極的な参画を促すことを期待して導入された制度と書いてあり、土地所有者などの一定の要件を満たした者は、長岡市に対して都市計画決定または変更を提案することができるとあったので、地域委員とこの制度との位置付けに疑問を感じた。この制度の制定が地域委員会条例より新しいので、時系列で考えると、地域委員の意見は優先順位としては下がるというような気がした。なので、今までの地域委員会で防災の話が出た経緯もあるが、その関連性と優位性はどうあるべきなのか、市の方から説明がいると思う。 先ほど、実施したい人がした方がいいという意見が出たが、実施したい人と地域委員との位置付けをはっきり定義する必要はあると思った。 また、意見集約の話もでていたが、アンケートやワークショップ云々というやり方は、与板地域を含む長岡市の人口構成を考えると、やはり年齢の高い方の人口構成比が多く、若者の意見というのは単純に比率で考えると当然反映されずに、後送りになってしまう可能性のある非常に不安定な話なので、その中でどうするというのは考えるべきだと思う。単純に、そこは少数意見だからというふうに排除してはいけないと思っている。 |
地域振興戦略部 | 冒頭にも申し上げたとおり、今日、結論を出すという話ではなく、全地域が1回目の協議をスタートしており、今日で7地域目になる。これまでの6地域においても、同じような意見や新たな観点を気づかされる意見があった。 例えば、ゴミをどうするとか、防災をどうするとか、時として原子力に関する説明を皆さんにしたこともあったが、そういう話を地域委員会にされても困るという意見を言われたところもあった。その一方で、やはり60、70人が集まる区長会や総代会の場で、いろいろな情報やデータを見ながら冷静な考えを巡らして意見を言えるのかというとそればかりでもないので、集中審議をしてある程度公式なものとして市に意見を求める機関も必要なのではという意見などをいただいた地域もあった。なかには、今の地域委員は基本的に大人へ委嘱しているが、中学生高校生くらいになれば、そういう公の場にある程度参加するような機会があってもいいのではないかということを話された地域委員の方もいられた。また、先ほどもお話いただいた地域委員会で上げた要望の実現度についても、複数の地域委員会から意見をいただいている。地域員会で検討したことが行政にどういうふうに反映されてるのか説明が足りないのではという指摘やおしかりをいただいた。我々の方も努力しないといけないということがわかった。 整理を始めてみると、地域委員の議論の中から出てきた方向性というものが多くあり、昨日の寺泊地域では、一体いくらぐらいの影響が出たのかということを問われたりした。少し難しいことに、いろいろな市の政策、施策というのはおそらく地域委員会だけの議論でまとめられて完成するものではなくて、地域委員会の中で発議されたものが、場合によっては市民からの意見を受け、議会からの意見を受け、そういう形で練り上げていくものもあるので、地域委員会で関わったものは膨大にあるが、地域委員会がこれをやったということになると、なかなか絞れるものはないというのも事実である。ただ、我々としては地域委員会でこのようなことをしてきて、地域に影響を及ぼしたということをきちんと整理しないといけないということは、身にしみて感じている。 コミュニティ協議会の話が出た地域もある。せっかくコミュニティセンターが発足したのだから、理想としては地域委員会がやってきている役割をコミュニティ協議会の方に移していくべきではないかという話もあったが、現状では時期尚早だろうという意見をいただいたところもある。 協議が始まったばかりなので、今日いただいた意見を含めたモデル的なものを皆さんに示しながら、そのモデルが適するのか、こういうふうに直さないといけないのではないか、こういうふうな考え方もあるのではないかという意見をいただきながら、来年の夏頃までに、見直しをするのであればその方向性を、見直しをしないということであればその方向性を、皆さんに諮っていきたいと思うので、引き続き協力をいただきたい。 |
委員長 | 副委員長はどうか。 |
副委員長 | 広聴の仕組みについて、先ほど話があったように、やはり実際に住民と一番接している町内会長なら、ゴミ等の問題や実情について一番知っていると思う。37町内もあるので、こういう場に町内の意見が出てこないのは結構あると思う。協議するように言われても、なかなか難しいだろう。 検討の仕組みについて、課題に対して市へ要望して、結果がある程度得られるという流れだろう。いろいろ問題があると思うが、やはりなかなか難しい話だと感じている。 |
委員長 | 最後になかなか難しいという意見をいただいた。 今日、結論を出さなくていいという話なのでまとめはしないが、本日の皆さんの意見を地域振興戦略部の方でまとめていただくことをお願いし、協議の方はこれで終わりにしたいと思う。よろしいか。 |
委員 | (意見なし) |
5. その他 | |
委員長 | 事務局で用意されている案件があればお願いしたい。 |
地域振興課長 | (事務連絡) |
6. 閉会 | |
委員長 | 以上で、第2回与板地域委員会を閉会します。 閉会のあいさつを、副委員長お願いします。 |
副委員長 | (あいさつ 省略) |
このページの担当