最終更新日 2016年5月12日
会議名 | 第2回 栃尾地域委員会 |
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開催日時 | 平成28年3月16日(水曜日) 午後3時30分~午後4時50分 |
開催場所 | 栃尾支所 4階 研修室 |
出席者名 | 【委員】 委員長 星野 正子 副委員長 西川 明治 委員 佐々木信和 星野 貴宏 松生 貞雄 吉田美紀子 北郷 昌明 桐生久美子 藤崎 由衣 高橋紀美子 大﨑 勉 磯部 烈 嶋田 功三 大野 源 【長岡市】 地域振興戦略部 腮尾課長 渡邉係長 武士俣栃尾支所長 栃尾支所各所属長 5名 【事務局】 地域振興課 佐藤課長補佐 振興係職員 3名 【傍聴人等】 傍聴人(一般 0名、報道機関 0名) |
欠席者名 | なし |
議題 | (1)平成28年度ふるさと創生基金事業計画案について (2)各分科会の今年度のまとめについて |
審議結果の概要 | (1)議題 ・平成28年度ふるさと創生基金事業計画案について ふるさと創生基金事業実行委員会から計画案について説明。審議の結果、原案どおり承認された。 ・分科会でのまとめについて 各分科会長から説明 (2)報告事項 ・とちおコミュニティ検討委員会の検討結果について とちおコミュニティ検討委員会の委員長を務める委員から報告 |
会議資料 | 資料No.1:H28ふるさと創生基金事業計画書(案)(PDF 371KB) 資料No.2:まちづくり分科会まとめ(PDF 23KB) 資料No.3:まちづくり分科会まとめ(表)(PDF 14KB) 資料No.4:地域の宝分科会まとめ(PDF 17KB) 資料No.5:域の宝磨き上げ事業計画表(PDF 9KB) |
審議の内容
1. 開会 | |
2. あいさつ | |
40万都市推進・地域振興担当課長 | 【地域振興戦略部40万都市推進・地域振興担当課長あいさつ】 |
3. 議題 | |
(1)平成28年度栃尾地域ふるさと創生基金事業計画案について | |
委員長 | それでは、平成28年度栃尾地域ふるさと創生基金事業計画案について事務局説明をお願いします。 |
地域振興課長補佐 | 本日は、ふるさと創生基金事業実行委員会から広野委員長及び来年度事業の実施団体の代表の方から来ていただいておりますので、事業計画案の説明をお願いしたいと思います。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | 【ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 資料№1に沿って説明。一部事業について、同席した事業実施予定団体の代表者が説明。】 |
委員長 | 質問や要望などはないか。 |
委員 | 3点ほどお聞きしたい。まず校歌の保存事業については、一部の人に公表するというのも手だが、栃尾には様々な行事があり、そういった市民が集まる場で、始まる前の5分から10分程度の間曲を流すというもの一つの手ではないか。あるいは、谷内のマイクで流すなどして市民にアピールするということも一つの手ではないかと思う。 それから、かりやだ大交流会開催事業については、「栃尾に縁のある人や若い世代へ参加を呼びかける」とあるが、年齢層は高いが栃尾郷人会というものが東京にある。例えばその方々がとちお祭や諏訪神社春季大祭などに来られるときに、かりやだ交流会のような事業の中に参加していただき、栃尾のこれからについてのアイディアだとか、都会でこういうことが行われているという情報をもらうために交流するというのも手ではないか。印刷物に金をかけ過ぎず、そういったことの実行にもっとお金を使っていただきたい。 それと、空き家に関して、見附市では、なぜ見附市に住みたくなったかというアンケートを取ったところ、資金援助が重要ということで、住宅を新築して見附市に移った場合は50万円、中古住宅を取得した場合は30万円の補助を出している。そういう制度を設けたら、空き家はあるものの新しい人が見附市に住むようになったそうだ。アンケートを取って、例えば栃尾は通勤には時間がかかるが土地が安い、とういうような利点を集め、市にフィードバックしてもらいたい。そういった予算の使い方をしてもらいたい。 |
校歌保存会 | 御意見はCDを使ってPRする機会を増やしたらどうかという主旨かと思うが、おっしゃるとおり谷内の商店街では音楽が流れているし、イベントも様々行われているので、あくまで先方がOKと言わなければできないが、御意見を参考とし、実施の方向で検討していきたい。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | 2つ目の質問については事務局に確認だが、実施主体の地域活性化ネットワークとちおの中で郷人会の話は出ていないか。 |
事務局 | そういった縁のある方にも御案内しようという話は出ており、検討していきたい。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | 続いて3つ目の意見についてお願いします。 |
とちラボ | まず、市に対して情報をフィードバックするということについては、非常に貴重な御意見だと思う。先ほどの説明の中で出した空き家バンクとの連携というものを考えると、今現在空き家バンクを使っている人がどれくらいいるかというところにも関わってくるが、こういうかたちで情報が出ていますよと知らせるものがあると、空き家バンクの利用者も増えるのではないかと思う。そういった部分で連携していくと、いいかたちで情報のフィードバック、やりとりができるのではないかと思うので、是非御意見は取り入れ、編集会議にかけたい。 |
委員 | 中学校の校歌についてだが、7つの中学校の校歌に特徴はあるのか。例えば、校歌と言うと、守門山と上杉謙信に関する内容を子どもの教育にかけたというようなイメージがあるが、例えば下塩谷中学校から見える景色とか、ここにこんな花が咲いているのは東谷中学校だとか、そういった各中学校の特色のようなものはあるのか。 |
校歌保存会 | 特色というのとは違うかも知れないが、樫出の関根ふみとさんという方が、下塩谷、上塩、東谷の3つの中学校の校歌を作詞されており、それぞれにその地区から見た風景がかなり盛り込まれている。なるべくそういった点を意識して演奏会をしたいと考えている。あまり同じようなものにならないように、少し変化を付けて皆さんから聴いてもらうようにしたいと考えている。 |
委員 | 校歌はそもそも地域の自然をうたうというのが本来。山をうたったり、川をうたったり。似ているかと思えばそうでもない。以前に他市の小学校で校歌を二期会に歌ってもらう機会があったが、普段聴いている校歌とは全く違い、迫力があって素晴らしかった。だから、工夫してやるというよりも、作詞・作曲した人の心に沿って歌ってもらいたい。素直な解釈で、音楽の持っている力を出していくようなかたちの方がいいのではないかと思う。 |
委員 | 校歌を聞いて懐かしいと思う人もいれば、初めて聴く子どもたちもいると思うが、そういった初めて聞く子どもたちにも訴えかける力があれば素晴らしいと思う。 もう1点、栃尾暮らし発信事業について伺いたいが、なぜ冊子にしようと思ったのか。今、情報というとインターネットというイメージがあるが、そういった中でなぜ冊子なのか。 |
とちラボ | 持ち帰って、とっておいてもらいたいと考えた。1枚ものだと捨てられやすいので、意外に読んでもらえないところがあり、そういったことを避けたいということと、冊子のフリーペーパーは持って帰ってくれる可能性が高いということ。予算が限られており部数はそれほど多く刷れないため、かなり狙ったところに置いていかないと無駄が出るので配布先も検討しているが、とにかく持って帰ってもらえる確率を考えると冊子が良いと思っている。実際には長いビジョンを持っており、来年度は4冊作成する予定だが、本来こういった事業はそれで終わるのではなく、永続的に実施していかなければならないと考えている。ふるさと創生基金事業の性質上、今年しかこの事業はできないので、先のことについては、一番広くという意味でホームページと、それを宣伝するための最小限の印刷物というように移行していく可能性がある。そこを踏まえ、最初は起爆剤という意味も含めてインパクトのある冊子を作っていきたいと考えている。10数ページなのでそれほど大そうなものではないかもしれないが、気持ちとしては永久保存版という感じで作っていきたいと思っている。 |
委員 | 栃尾暮らし発信事業について、予算額が95万円となっているが、事業の目的がIターン者やUターン者を呼び込むためとなっている。将来に向けてという話だが、やはり95万円の予算をかけて、できるだけ外から栃尾に来てもらいたいというのが目的ではないかと思う。冊子だけを作る予算ではなく、ふるさと栃尾に人を呼びこむための予算ではないかという気がした。ですので、先ほど話があったように既に2、3件移住希望者がいるということであれば、是非栃尾の暮らしの説明見学会もこの予算の中でやっていって欲しいと思う。そのときに、こういう冊子がありますよというかたちで配布するなど、計画書の概要部分に有効な配布先の検討を行うとあるが、そこが一番の問題だと思う。首都圏や新潟県内と言っても具体的にだれなのかどこなのかというのが大事。私がもし栃尾に行きたいと思ったとしたら、4つのテーマを網羅した冊子をもらったほうが、栃尾はこういう暮らしがあって、こういう自然、文化があって、でも家を建てるにはこういう予算が必要だからリフォームして住んだ方がいいよ、ということが分かるため、PR点を4つまとめた1冊の冊子にして、あとはインターネットで良いのではないかと思う。あとは具体的に、みなさんのところで実際に空き家を借りてやっているわけなので、そこの見学説明会というかたちで栃尾に人を呼んで来て、実際に活動していただきたいと思う。 |
とちラボ | 見学説明会というのはとても興味深い話で、実際にリノベーション物件があるので、そういったところを見てもらう見学会説明会はやるべきだと思う。それから、先ほど2人移住予定者がいるという話をしたが、それは向こうから言ってきたのではなく、我々が探したもの。やはりツールがないとそういったことも難しいというのが実感。何となく人が来てくれて、栃尾に住みたいんだけど家を紹介してよ、という感じで来ているわけではない。実際、ここで暮らそうと思えば必ず困難が伴ってくると思うので、一人の若者が困難に直面しながらも栃尾で暮らしていって、何となく生活できるようになっていくというストーリー作りが大事で、それを一冊にまとめてしまわず、次どうなるのかなと楽しみにしてくれる人に期待を持たせて次の号につなげたいということがある。それで4冊作りたいということだが、御意見のとおり説明会をやってまとめたものを渡すというのも一つの案だと思うので、このあとの検討材料にしたい。それからインターネットについては、先ほど話したように長期的なところでは考えているが、インターネットの信頼性を考えると、個人情報を扱っていく可能性があり無料のサーバーなどは控えたいため、有料のサーバーを借りなければいけない。また、サイトの信頼性を考えると個別のドメインを取る必要があり、個別ドメインは事務所の表札のようなものだが、それにもお金がかかる。それを1年限りの助成金で作るとすると、無くさなくてはいけなくなるのではないかという不安がある。助成事業の性質を考えると、継続してやっていく事業に対してはインターネットは少し不便になってしまうケースがあるので、そこは助成金ではない予算で、我々有志でもよいし、スポンサーが取れるなら取るという中でやっていきたい。そういった何らかのかたちで御意見は反映していきたいと思うが、今回の事業の中では難しい。 |
委員 | 栃尾の家は雪国のため柱がしっかりしており、壊すよりはリノベーションするのが一番だと思うので、この事業には大賛成。移住予定者が2人いるということだが、インターネットか何かで個々に相談しながらやってきていたのか。 |
とちラボ | 以前からの知り合い。今新潟は大地の芸術祭があったり長岡造形大学が公立になったりして、クリエイティブな分野に関して気運が上がっていることから、クリエイターがかなり注目している。移住予定の1人は画家で、住む場所にあまりこだわらない。何らかの仕事があって絵がかければよいということなので、それなら栃尾でどうだという話を長い間していた。 |
委員 | 一つにまとめた冊子をという意見があり、そういうかたちも良いと思うが、一つ作るときに、2、3、4号もこういうテーマで作りますよという予告もその都度入れた方が、読む人が期待するのではないかと思う。 |
委員 | かりやだ交流会は素晴らしい会だと思う。地域の中の活動している皆さんが集まり、発表もしていただいたりして情報交換をする。いいなあと思って何回も参加してきたが、だんだんマンネリ化してしまうので、できれば他地域で輝いている活動をしている団体を呼んで話をしてもらい、それを聞いて栃尾の団体も発表する。次回発表をお願いしますと事前に団体に伝えておき、その地域の目標に沿った活動内容を発表してもらう。そのようにして、もっと魅力ある会にしていくと良いと思う。みんなのことを知るのはこの会くらいしかないので、たくさんの人に参加してもらい、会を盛り上げていってもらいたい。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | 過去に栃尾の中の色々な団体が、自分たちの計画や活動について成果発表をしたことは何度もあるが、他地域から呼んで話をしてもらったことは今までにない。それも一つの交流、他地域との交流になると思うので、それも検討課題の一つとし、どういうかたちが一番盛り上がって魅力のあるかりやだ交流会になるのかを考えていきたい。 |
委員 | トレッキング事業についての要望。道院のトレッキングは以前にも補助金を使って実施されたことがあると思うが、内容は今回と全く同じようなもので、資料にあるようにNSTの方が来て一緒に参加するのだが、そのほかは関係団体として挙がっている団体の人たちしか参加していないようだった。登ってから栃尾の名産品が当たる抽選会があり、きのこ汁を食べて帰ってくるというだけの内容で、少しもったいないなと感じた。道院の紅葉は素晴らしく、新潟県の中でも最高だと思う。この事業はリピーター倍増作戦なので、栃尾の名産品が当たりますよというようなPRではなく、来伝から歩くわけなので菅原神社などもあるし、今となっては栃尾で宿泊ができる施設は道院しかないので、宿泊ができ、バーベキューができ、紅葉が素晴らしく、菅原神社もあって、だから是非リピーターになってください、というような広報活動にもっと力を入れていただき、旧栃尾地域内だけでなく、長岡地域にも発信できるようにがんばってもらいたいと思う。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | 会議を重ねる中で詳細が分かっていれば事務局の方から説明をお願いします。 |
事務局 | トレッキング事業に関しては以前に別の補助金を使って実施されたことがある事業だが、今回は道院高原が営業再開から10周年となる機を捉えてPRに力を入れていこうということで改めて実施するもの。テレビCMを通じての参加者募集についてはNSTの協力で行われてきたが、それに加え、道院高原交流イベント実行委員会は観光協会なども構成員となっているので、そういった関係団体と連携しながら、PRに力を入れていきたいと考えている。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | 目的としても、道院高原が復興してから10年目ということで、より多くの方から友達や家族を連れてもう1回来てもらいたい、良いところだとうところを証明したいということ。本当に以前実施されたときには山岳会の方々だけだったのか。 |
支所長 | 道院のトレッキングは平成24年に地域コミュニティ事業で、地域委員会で採択されて実施されたが、そのときはすごくいい天気だった。子ども連れの方も結構いて、景観としてはとても好評だった。今いろいろ意見が出ているが、「栃尾にしかないこの景観」ということでPRをしながら、これをオール長岡につなげていくには行政のがんばりも必要になるが、今出た意見を参考にして、平成24年に実施した事業を検証しながらやってもらうということで、ふるさと創生基金事業実行委員会から実施団体の方にお話しいただければと思う。 |
委員 | 道院高原は県下でも有数の社会教育施設が整っていると思う。それを皆さんがあまり知らない。遊びに行くといつも素晴らしい施設だと感じる。道院高原から守門山に登る月は本当に素晴らしい。そのほか、キャンプ場やグレステンスキー場もあり、池や散策コースもあって素晴らしい。長岡の市街地域の人たちは知らないのだろうと思うので、もっと宣伝して来てもらったらよいのではないか。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | わかりました。 |
委員 | 校歌のCDを貸し出しではなく、販売することはできないのか。ふるさとを離れた東京などの栃尾の外にいる人たちは、このCDを、貸し出しではなく、欲しいと思う。コピーなどもできると思うが、その辺はいかがか。 |
校歌保存会 | 今回の事業は全額補助金で行うため、販売した場合売ったお金をどうするのかという問題になり、残念ながら今のところ販売は考えていない。広く、という意味ではインターネットなどを活用して、知っていただくことをやっていきたいと考えている。また、欲しいという人には、貸すというよりは差し上げるという方向になると思う。 |
委員 | 先ほどの、二期会に校歌を歌ってもらった話だが、録音をして地域の方に紹介したらものすごく売れたという例がある。 |
委員長 | それについては、実行委員会と相談したうえで進めていただきたい。 |
支所長 | 1点補足すると、以前にこのふるさと創生基金事業で「心のふるさととちお」というDVDを作ったことがある。そのDVDも実行委員会で作ったので、有償でなく、貸し出し用も作ったが、ダビングができるようなかたちでつくってある。今回は校歌だが、著作権などの疑問点はこれから解決することとして、有償というよりは、ダビングしても大丈夫ですよ、という作り方ができればより多くの人から聴いてもらえるというのが御意見の趣旨だと思うので、そういった検討をこれからしていくことになると思う。 |
委員 | 婚活支援事業については栃尾青年会議所が継続しているが、青年会議所の性格上、このまま続けていくことができるのか。この事業は是非継続していっていただきたいと思うが、青年会議所で継続事業を受け持つのはなかなかやりにくいという話を聞いたことがある。例えば、青年会議所には卒業がある。そのため、ノウハウを次に生かしていくには、青年会議所と一緒にやる他の団体もあった方が良いのではないか。商工会の全国大会で、婚活事業をされている商工会の団体があることを知ったが、昔ながらのお見合いのようなものを復活させ、おばちゃんたちのおせっかいで若者を結び付けるというようなかたちで成功している事業がある。おばちゃんたちがすごく上手にサポートしている事業で、継続していろんなノウハウも分かってきているようだが、青年会議所には婚活事業をどういうかたちで継続していただけるのかという点を疑問に思う。 |
ふるさと創生基金事業実行委員会委員長 | ふるさと創生基金事業は12年目になるが、初期の段階の頃と今とでは少し考え方が違ってきている。最初の頃は、複数年に渡る同じような事業はあまり良くないということだったが、最近はそうでもなく、これだったら継続してもいいのではないかというものもある。そのため、単に継続がだめということはないが、青年会議所のみで3年やっていて、会の中だけで創意工夫してもステップアップはするだろうが、ほかの視点が入ることでより一層良い催しができるというのは事実だろうと思うので、違う視点や考え方を持った団体と協力してやるというのは一つの方法かもしれない。 |
委員長 | それでは、平成28年度ふるさと事業計画案について承認される方は挙手願う。 |
【全員の挙手】 | |
【広野実行委員長ほか、ふるさと創生基金事業関係者退席】 | |
(2)各分科会の今年度のまとめについて | |
委員長 | 続いて、各分科会の今年度のまとめに移る。 まちづくりの分科会については、お手元の資料に先般皆さんで話していただいたことをまとめた。一つだけ付け加えると、区長会との話し合いの中で、区長会の方々も良かったなとおっしゃっていたので、また来年度も区長会との話し合いの場を設けてもらいたいという話が出ている。私たちも地域委員会として区長会との話し合いを持ちたいと考えているが、いかがか。安心して暮らせる地域づくりについて、一生懸命みんなで考えながら分科会をがんばってきた。もう1年任期があるので、また分からないところは次の会議で聞いていただきたい。 次に、地域の宝分科会についてお願いします。 |
委員 | 今年度事業及び来年度事業についての資料を御覧いただきたい。詳しい説明は省略するが、いずれの事業もこの栃尾の地が上杉謙信公旗揚げの地だということを幅広く地域内外の方に知っていただく、さらに子どもたちにその伝統や精神を伝えていくということを本旨としている。今年度は改めて研修、勉強をするという事業が多かったが、次年度以降は市民の間に上杉謙信公旗揚げの地だという意識がさらに醸成されるような活動を積極的に行っていきたい。具体的には、専門家の意見も交えながら城山の整備事業を、また栃尾謙信公奉賛会との連携によって義の元服式や鉄砲隊の派遣等、目に見えるかたちで意識を高めていくということが重要になっていくのではないかと思っている。また、地域外の方については栃尾観光ボランティアガイドクラブの方々の力を借りながら説明をしていきたいと思っている。 |
委員長 | 先般の合同分科会でも話をしたので、資料を良く御覧いただきたい。 |
4. 報告事項 | |
とちおコミュニティ検討委員会の検討結果について | |
地域振興課長補佐 | とちおコミュニティ検討委員会については、検討委員会の委員長を務めておられる委員から説明していただく。 |
委員 | とちおコミュニティ検討委員会は、有識者や地域活動団体の代表14名で栃尾地域のコミュニティのあり方について検討を続けている。今年度も6回の委員会を開催して検討した。昨年度までの検討内容も合わせて報告する。 まず地域コミュニティの必要性についてだが、栃尾地域は少子高齢化により人口や世帯数の減少が急速に進んでおり、これからも人と人とのつながりや地域と地域とのつながりを維持するためには、栃尾地域にコミュニティ組織を立ち上げることが必要と考え、その体制を検討している。 次に組織体制については、住民の代表や活動団体の代表で組織し、その中に部会を設けて事業を実施する。また、事務局にはセンター長と事務員を置き、地域課題の検討や地域を支援する体制を整えていく。活動場所としては、事業に応じた施設を活用するということで、まだはっきりとこの施設をというところまではいっていない。 来年度からは各地域に出向いて検討委員会でのこれまでの検討内容を説明し、皆さんの御意見を伺いながら、さらに検討を進めたいと考えている。今後の検討委員会の内容については、広報で皆さんにお知らせしたい。 |
5. その他 | |
委員長 | そのほか、質問や話しておきたいことなどはないか。 |
委員 | 昨日、地域の茶の間と介護予防サークルの代表者の集まりに行ってきた。今栃尾には41か所の地域の茶の間と、いくつかの介護予防サークルがあるが、補助金が減って困っている団体が多いようだ。無料の会場がたくさんあってありがたいが、有料の会場もあり、外部講師を呼んで勉強したり楽しんだりするにはお金がかかる。また、出かけたりすると入場料などいろいろかかる。年金も減っている中、高齢者の会員から高い会費をいただくのも忍びない気持ちでいる。補助金が少しでも多く出ると、地域の茶の間や介護予防サークルのボランティアの人たちもやりやすいと思う。子どもや若者の方に力を入れるものもっともなことで良いことだが、高齢者が元気になれば医療費の削減にもつながると思うので、高齢者の方にも予算を付けて欲しい。 |
支所長 | 福祉に力を入れていくという中で、今のお話にあったような実態があるということで、これは栃尾地域だけの問題ではないので、行政の方でも十分頭に入れ、地域委員会でそういう声があるということを踏まえて話していきたい。 |
6. 閉会 |
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