最終更新日 2014年6月20日
会議名 | 第1回 栃尾地域委員会 |
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開催日時 | 平成26年4月25日(金曜日) 午後3時30分~午後5時 |
開催場所 | 栃尾支所 4階 研修室 |
出席者名 | 【委 員】 委員長 星野 正子 副委員長 八木 元紀 委 員 西片 剛士 佐々木信和 星野 直浩 北郷 昌明 磯部 烈 高橋紀美子 大﨑 勉 川又智恵子 大﨑 祐覇 【長岡市】 地域振興戦略部 渡邉部長 児玉課長補佐 河上係長 武士俣栃尾支所長 栃尾支所各所属長 5名 【事務局】 地域振興課 林課長 佐藤課長補佐 高野振興係長 振興係職員 3名 【傍聴人等】 傍聴人(一般 0名、報道機関 3名) |
欠席者名 | 大保惠理子、原 親正、刈屋 高志 |
議題 | 平成26年度栃尾地域主要事業について |
審議結果の概要 | (1) 議題 平成26年度栃尾地域主要事業について 各所属長から説明。 (2) 報告事項 復興10周年祈念事業「フェニックスプロジェクト」について 地域振興戦略部から報告。 |
会議資料 | 資料No.1:平成26年度栃尾地域主要事業(PDF 9KB) 資料No.2:復興10年事業フレーム(PDF 434KB) |
審議の内容
1.開会 | |
2.あいさつ | |
支所長 | 【栃尾支所長あいさつ】 |
部長 | 【地域振興戦略部長あいさつ】 |
3.議題 | |
平成26年度栃尾地域主要事業について | |
各所属長 | 【各所属長 資料No.1に沿って説明】 |
委員長 | 質問などはないか。 |
委員 | 公民館分館事業については、私たちの分館でも社会教育事業のために地域民ができるだけ大勢参加するようにというアイデアから、夏祭り、冬祭りなどいろいろ考えてやっているようだが、この8つの分館に対しては該当人口に応じた予算の割り振りなのか。それとも一律か。分館長などから聞くところによると、予算が足りないので思うようなことができないということだが、いかがか。 |
地域振興課長 | 均等割と世帯割で算定し、8分館一律ということではなく、それぞれに応じて補助金を支給している。具体的な数字は今申しあげらないが、必要があれば会議終了後にお調べする。 |
委員 | 対象人口と、事業量というか実績を考慮しているのか。 |
地域振興課長 | 実績に応じてはやっていない。当初の均等割と世帯割の金額で額を算定して支給している。 |
委員 | 道の駅R290とちお整備事業(駐車場ほか)と栃尾産業交流センター整備事業についてだが、以前から駐車場として使われてきたところに老人保健施設ができて使えなくなるというような話であり、それについて、代わりの駐車場を模索していく計画があるのか。また、栃尾産業交流センター整備事業のなかで、備品もだいぶ古くなったり、使われなくなったり、使えなくなったりしているものもあると思うが、そういうものの整理又は新調、入替等は考えているのか。 |
商工観光課長 | まず代替駐車場ということだが、今まで砂利を敷いた部分について観光協会等のイベントで臨時駐車場として利用させてもらってきた。その代替ということだが、とりあえずは今回産業交流センター整備事業で土地取得と舗装をして駐車場を設置する。これは、従来、舗装したところについてはおりなすの駐車場ということで利用してきたわけだが、そこもつぶれるということでそれに見合う分として車庫の裏を舗装して駐車場を設置する予定。あとの砂利の分については、実は上流のほうにという考えはあるが、予算の関係もある。 備品についての方針だが、だいぶ古くなっているものについては指定管理者のほうに管理を任せて順次更新はするが、全般的に入替となるとかなり予算がかかる。もし傷み等あれば、計画的に補修していく予定でいる。 |
支所長 | 駐車場について補足的に説明すると、おりなす脇の砂利の土地は土地開発基金が代替用地として取得した土地であり、たまたま空き地のためイベント時に使わせてもらっているのが現状。ただ、施設事業者やイベント主催者、あるいは利用者からそこの土地がなくなると不便だという声は当然あがってくるだろうと予測しているという話は先般もしたし、今後どうしたらよいかというのは、場合によっては地域委員会で場を設けて検討することになろうかと思う。今商工観光課長が説明した駐車場用地は、今舗装がしてあって職員等が駐車している部分もなくなるので、それに代わる用地を今確保して、止められるように予算化したということ。 |
委員 | 駐車場の件についてはあとで議題として提案させていただきたい。産業交流センター整備事業については、前から商工観光課長等にお願いしていたことだが、子育ての駅とちおすくすくの中に使わない大きなモニターがあり、それを何とか移動していただきたい。行政もなかなか資金の問題で難しいということだが、何とかこの機会に改めて検討いただきたい。 |
商工観光課長 | モニターの件については検討する。 |
委員 | どこの課ということでなく、栃尾として考えてほしいことだが、中心市街地の活性化のなかで中心部に商工会が出たという経緯もあるが、その中でいろいろな事業をやるにあたってちょっとひっかかってきたのが、栃尾の中心になっている大橋(大布橋)の架けかえ等について結構難しい考え方をしているということ。これを直すための話となると、水利権などが絡んで難しいのは良く分かるが、大型車のすれ違いがうまくいかないのと、市の職員の方もわかるように、長岡方面から来られる方はあそこを曲がるときに相当苦労されているはず。橋を早急に変えないと栃尾の一番ど真ん中を大型バスがすれ違えないという大きな問題点があり、この辺りが旧栃尾市街に入る一番の障害となっているということが今後一段と表面に出て来るのではないかと思う。このあたり、これからどういう進め方をしていけるものなのか、あるいはそういうことは今は不可能な状況なのかをちょっと話していただきたい。 |
建設課長 | 昨年の水害等で天下島江の合流点の谷内通りの方へ水がへオーバーフローしてしまったという現状があり、地域整備局のほうに陳情に行ってきた。その地域は、大野の岩の鼻橋から下流の備橋までの区間が、河川的に言えば非常に狭いところであり、橋を架け替える前に河川整備をしなければならないのではないか、いや河川整備より困っている橋を先にやらなければならないのではないか、という2つが考えられる。また、橋を架け替える場合には今の高さでは架け替えができない。桁の部分が1メートル程度必要になってくるため、道路が1メートル上がってしまう。中心市街地ということだが、道路を上げるというと全体的に上げないと難しいということがあり、非常に大きな事業費がかかるため、なかなか先に進まないのが現状。ただ、そうとばかりも言っていられないので事あるごとに要望しているが、大きな事業費となると一支所等の要望だけでは前に進まないということもあり、今後の課題としてもう少し大きな要望にしていかないと事業化には時間がかかるのではないかとみている。 |
委員 | 今言われたことは何年も前から十分承知しているが、そろそろ具体化してこないと、大型バスもあそこを通るのに動きづらいし、現実の問題点としては諏訪神社の方から来て曲がるときも見えにくく、ミラーはあるが交通事故の起きやすい場所になっているのではないかと思う。早急に対策をとらないと、栃尾の中心に入るのに狭い場所でバスもすれ違えない、市役所に行くにもそこを通らなければいけない、ということが色々あるので、議題にあげる中心にもってきてもらいたい。 |
支所長 | 御意見として承る。 |
委員 | 丹佐の跡地と中央公園と栃尾支所の老朽化の問題について、平成26年度の主要事業に入ってこないのが疑問。調査とか予算とか、何かが入ってこないとまた先延ばしになるのではないかと思うが、その辺はどうなっているのか。 |
支所長 | その件についても以前にお話したが、栃尾支所庁舎は昭和42年にオープンした庁舎で当然耐震工事等もされておらず、また市民会館も昭和49年の建設でエレベーターもないような施設であり、丹佐の跡地ということだけでなく、この支所周辺地域をどういう風にするかという非常に大きな問題、課題である。御存知のように、栃尾地域では温泉施設や今後開設する栃尾斎場を含め、ハード的な事業が毎年のように組まれている。そういった中で、また今コミュニティ検討委員会もどのようなかたちでコミュニティセンターを位置づけるかを話している中で、この支所、市民会館、文化センターの位置づけも含め、丹佐の跡地はどのような利用がいいのかを総合的に判断しなければいけない。支所内部というより、非常に大きな事業になるため、長岡市を挙げての検討が必要で、ちょっと時間をいただくことになる、ということは先般お話しさせていただいた。また栃尾消防署も非常に手狭で、緊急車両も往行が大変だといったときに、そこも含めてどのような形にするかということもあり、平成26年度の主要事業ということで予算付けできるような項目ではないのでここには挙がっていないが、もう少し長く検討時間をいただき、これからの栃尾地域の活性化を目指すにあたりどういう機能を持った施設が必要かという部分を慎重に検討させていただきたい。安易なものをつくっても使い勝手が悪いというケースもあるので、みなさん方からいつもお話をいただきながら明確な話ができず恐縮だが、もう少し時間をかけさせていただきたい。 |
委員 | それについては、アオーレ長岡がうまくできあがった背景には有名な人の設計があったわけなので、栃尾の場合もこの中心部の土地をいかに効率よくコンパクトシティにもっていくかというところに、栃尾の住民だけでなくほかの力を借りたらよいのではないかというのが私の意見。 |
委員 | 高齢者センターとちおおいらこの湯は高齢者に好評だ。旧栃尾市民より外の人の利用率の方が高いように感じ、これも一つの外部との交流人口増やすことで良いことだと思うが、公設公営のため赤字かどうかは関係ないのかもしれないが、運営状況はどんなものか。 |
市民生活課長 | 地域外の方から多く利用いただいているが、数字的にどれくらいかというのは今は調べていない。また経営の方だが、概算で今年の予算において3600万円ほどの経費をみている。収入は、入湯税もあるが、1300万円ほどの見込みという状況で運営しており、民間で収支がどうかということで言えば黒字にはなっておらず、住民サービスを念頭に入れて市の負担でやっている状況。平成24年度に供用開始し、24、25、26と今年度まで市で直接運営してきたが、今各種施設については指定管理者制度という民間の運営ノウハウを活用しようという制度があるので、平成27年度から民間の指定管理者に運営してもらい、より良く利用してもらうような取り組みをいただきたいと考えている。 |
支所長 | 補足だが、おいらこの湯の建設にあたっては皆様から慎重に審議していただいたが、オープン当初の予定で1日4、50人、土日で100人も来ればいいんじゃないかと言われた施設が、先ほど市民生活課長から説明があったように1日平均220人、多いときには土日で400人前後というような入場者数になっている。当初の収入見込みと比べ、実際にはそれだけの人数が入っていることで御理解いただきたい。 |
委員 | 細かい要望だが、最近、おりなすの2階の会議室を使って色々な講演や会議等が行われることがある。そこにスクリーンやプロジェクターの設備がない。最近は、ある程度人数が集まる場合にはそういうものを使うことが多いと思うので、今すぐでなくてもいいが、是非スクリーンとプロジェクター設備の導入を考えていただきたい。 |
商工観光課長 | その件については指定管理者の方からもそういう要望が利用者からあると聞いており、来年度以降検討していきたい。 |
4.報告事項 | |
復興10周年祈念事業「フェニックスプロジェクト」について | |
課長補佐 | 【地域振興戦略部担当課長補佐 資料No.2について説明】 |
委員長 | 今の説明について質問などはないか。 |
~質疑等なし~ | |
5.その他 | |
委員長 | 事務局から連絡事項をお願いしたい。 |
【各所属長から諸連絡】 | |
委員長 | 皆さんの方から何か言い足りなかったことなどはないか。 |
委員 | 中央公園の管理はどのようなかたちでされているのか。枯れ葉や枯れ枝等で公園がだいぶ汚れているようだ。子どもやお年寄りなども行くところで、草や枝があると雨上がりにすべったり等色々あると思うので、その辺の管理はどのようにしているのか、もう少しきれいにしていただけないものかと思う。 |
建設課長 | 中央公園の管理業務についてはシルバー人材センターに委託している。芝については、草刈りを6月と9月、肥料を7月に1回、樹木の保護は11月に1回、園内の清掃については毎週1回で年間合計46回程度実施している。大体半日程度で1人分くらいの委託の内容になっている。そのほかトイレについては毎日1回、池の清掃は4月と8月の年2回という委託になっている。公園ができてからかなり年数も経ち、樹木等も大きくなっている。先般、公園ではないが、樹木の枝が落ちて大ケガをされたという事故の報道を受け、街路樹の点検、公園の樹木の点検を行った。今後逐次枯れ枝等については撤去していきたいと考えている。中央公園の園内の清掃については、現在の部分をやりながらもう少し予算の配分を増やしてきれいにしていった方がいいのか、それとも地域の人たちの力を借りて園内清掃をやる方がいいのかを踏まえながら今後検討していきたい。 |
委員 | シルバー人材センターに任せきりということではなく、時々、市の方でも点検しながらやっていただきたいと思う。 |
委員 | 先ほどのR290道の駅のイベント代替駐車場についてどのようなかたちで議論していくのかも含めて、今後地域委員会の中で話し合いをしていくというようなことを要望させていただく。 |
委員長 | 事務局いかがか。 |
支所長 | 了解した。 |
委員 | 市民の森づくり事業に関し、大平山の有効利用をお願いしたいということだが、駐車場とか歩く道はどのようになっていて、どれくらいの長さなのかをお聞きしたい。 |
農林課長 | 遊歩道も整備してあり、今年標柱に、この道を行くと何分くらいかかるかというような表示を、地元の方々と一緒にやりたいと考えている。遊歩道は今3本荷頃地区のほうにあるが、車は入口近くの市道に止めることも可能なため、駐車場は今のところ5、6台しか止めるスペースがない。また大平山に登る登山道もあり、そちらの整備もやっていきたいと考えている。 |
委員 | トイレはあるのか。 |
農林課長 | トイレは男女1つずつあり、冬季間は閉鎖するが、電気を使い雨水を再利用するようなかたちの循環機能を持たせてあり、電気が通っていればバイオ的な形で処理されるようになっている。 |
委員長 | 昨年もその前の年も美術館下斜面の草取りにみなさんから御協力いただいた。そろそろまた、NPOの方から6月か7月くらいになったら1回皆さんに声掛けをして実施したいという意見があったので報告させていただく。 |
農林課長 | 先ほど言い忘れたが、大平山については市のホームページの産業分野から入ると大平山ふれあいの森という項目が出てくる。そちらに遊歩道のルートや位置図などを入れてあるので御覧頂きたい。冊子も農林課にある。 |
委員 | ありがとうございます。是非宣伝したり利用したりしたい。 |
地域振興課長 | 次回の地域委員会は、平成26年度地域コミュニティ事業補助金についての審査を予定している。本日の会議開始前に予め委員長、副委員長と協議し、5月20日午後1時30分から開催したい。 |
5.閉会 |
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