最終更新日 2009年2月16日
会議名 | 第7回 栃尾地域委員会 |
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開催日時 | 平成20年12月8日(月) 午後1:30~3:40 |
開催場所 | 栃尾支所 4階 研修室 |
出席者名 | 【委員】 委員長 青柳 孝三 副委員長 星野 正子 委員 保科 熊雄 馬場 善之 西片 實 稲田 育彦 藤井 祥子 北村 公 林 忠正 【長岡市】 馬場参与 地域振興戦略部 金子地域振興戦略部長 吉田特命主幹 佐藤総括主査 建築住宅課 飯浜住宅政策係長都市計画課 川津課長補佐 桑原都市計画係主事 長谷川支所長 栃尾支所課長等 8名 【事務局】 地域振興課 小林課長 関根課長補佐 武士俣振興係長 振興係職員 3名 【傍聴人等】 傍聴人 4名 報道機関 3名 |
欠席者名 | 【委員】 大塚 陽一 羽賀 淳子 岸 弘道 多田 光輝 藤田 俊江 |
議題 | (1)平成20年度ふるさと創生基金事業報告について (2)平成21年度ふるさと創生基金事業(素案)について |
審議結果の概要 | (1)議題 ○ 平成20年度ふるさと創生基金事業報告について ○ 平成21年度ふるさと創生基金事業(素案)について (2)報告事項 ○ 住宅政策マスタープランの策定について ○ 都市計画マスタープラン地域別意見交換会の実施報告について (3)その他 ○ 地域委員の改選(公募)について説明 |
会議資料 | 第7回地域委員会次第 (PDF 4KB) まちづくり要望概要(PDF 24KB) H21事業計画素案(1208地域委員会用)(PDF 20KB) |
審議の内容
1.開会 | |
2.あいさつ | |
長谷川支所長 | 【長谷川支所長あいさつ】 |
金子地域振興戦略部長 | 【金子地域振興戦略部長あいさつ】 |
3.議題 | |
青柳委員長 | 議題に入る前に、9月18日に提出した「越後とちお温泉を活用した福祉施設の建設に関する要望書」の経過について説明をお願いします。 |
長谷川支所長 | 9月18日に提出していただいた要望書の内容を基本にしたいと福祉保健部では考えている。一点目に、子どもから高齢者が使用できる施設とするためのふれあいスペースの確保。二点目に、栃尾地域に似合うような木造平屋建て。三点目に、レジオネラ菌対策として源泉地にできるだけ近いところで用地取得をしたい。以上の三点を基本コンセプトとして、来年度の予算要求を取りまとめている。 スケジュールについても福祉保健部で検討を進めている。確定的な話はまだできないが、可能な限り早期に実現を目指して最大限努力していきたいということだった。 |
稲田委員 | だいたいの骨格ができたら地域委員会に提出してもらえるのか。 |
長谷川支所長 | 途中途中で地域委員会に報告をするとともに、ご意見もいただきたいと考えている。 |
青柳委員長 | 分科会で協議した要望案を事務局でまとめて地域振興戦略部と協議している。これについて説明をお願いします。 |
吉田地域振興戦略部特命主幹 | 今年から各地域委員会であがってきた要望については、本庁で対応するものは地域振興戦略部が窓口になって関係課に回答を求めたり、地域委員会に説明に来てもらったりすると約束している。今回要望書をまとめていただいたので、必要があれば次回の地域委員会で担当課に来てもらって説明をしたいと考えている。 |
武士俣振興係長 | 【資料 栃尾地域のまちづくり要望概要について説明】 |
林委員 | 分科会の中で「栃尾に入ってくる人のための交通標識が非常に分かりづらい。」という話があった。来年度は新潟国体があり、大河ドラマの天地人がはじまる。せっかく栃尾のまちにお客さんが訪れても、道に迷ってしまうと「栃尾には行きたくない。」という気持ちになるのではないか。入ってきたお客さんが長岡や三条の行き方が分かるような標識をこの機会につくって欲しい。 |
小林地域振興課長 | 新潟方面、首都圏から長岡ICを降りて栃尾へ来るなどいろいろあるが、秋田・山形方面から見附を経由して栃尾へ来るための標識が不十分であると認識している。来年度は本国体があってよい機会なので、標識を充実するように努めていきたい。 |
北村委員 | 予算を要求したり事業計画をたてていく場合、合併前のやり方と今の長岡市のやり方では違いがある。栃尾市のやり方は予算をたてる場合、人件費などは市民の人たちにある程度ボランティアをしてもらい、行政職員もボランティアをするということを念頭において予算をたてていたようだ。長岡市は予算も少ないが職員の人たちが手伝ってくれていた部分を全然見ていないので、旧栃尾市のやり方をもう一度検討していただき、新しい事業をおこす場合には人件費なども含めて考えて欲しい。 |
長谷川支所長 | ご指摘いただいた点は検討していきたい。 |
稲田委員 | 商工会では「栃尾のイメージキャラクターをつくろう。」と今年度事業を進めてきた。全国から募集して、約300点くらい集まった。今は6点に絞っていて、今月の選定会議でキャラクターが決まる予定だ。来年の国体や今後の栃尾の観光も合わせて、ぜひ皆さんから栃尾の観光のイメージキャラクターとして使っていただきたい。 |
長谷川支所長 | いろいろ活用させてもらうよう検討していきたい。 |
保科委員 | 建設・農林部会の「災害に強い幹線道路」の関係になるが、昨年と一昨年の冬に2回くらい新榎トンネルと本津川の間で事故があった。長岡側から来る人で、一之貝~比礼線の「あの坂はとても下りられない。」という方が何人もいて、迂回路としては軽井沢へ回ってもらっていた。一之貝~比礼線を改良してもらいたい。 それとバイオマスについては、間伐材などをペレットにしてストーブの燃料にするが、ストーブが30~50万円くらいでなかなか高い。しかし、これを使うと家中が暖かくなり燃料節約になるので、工場などにその辺をよくPRして欲しい。 |
長谷川支所長 | 比礼~本津川線については承知している。必要な部分については引き続き考えていきたい。バイオマスについては、これから具体的な展開を図っていく状況で、栃尾地域でどういう取組みができるのか考えていく必要があると思う。前に進むように皆で努力していきたい。 |
北村委員 | 国体の地域協力会は体育協会が来年度の国体に向けて立ち上げた任意の協力会だが、旧栃尾市のときには国体に向けてのシュミレーションを描いたものができていたので、地域協力会をそれと一緒に考えている人もいるようだ。本庁の国体推進室で委員になっている人は地域協力会に入っていない。地域協力会はおもてなしの部分をバックアップしようというもので、栃尾地域の中でも情報が錯綜していてその辺の理解が得られていない。国体推進室のほうで組織をきちんとつくって、リーダーは誰がやるのか決めてから取り組んだほうがいいと思う。 |
小林地域振興課長 | 8月26日のプレ国体に向けて国体協力会を立ち上げて、その役割を担っていただいた。しかし、プレ国体が終わると急激にしぼんでしまった。北村委員が言われるように、来年の国体に向けてこのままではいけない。国体会場の栃尾体育館の周辺の整備を春になってから取り掛かるようでは遅い。課題が多いことは承知しているので、皆さんから理解いただけるように努力していきたい。 プレ国体を経験して栃尾の体制が弱いということが現実化したので「人員の拡充をして欲しい。」という要望をしている。10月3日~5日の3日間のために長い準備期間を必要とするので、来ていただく人たちに失礼のないように進めていきたい。 |
北村委員 | 先回の会議のときに商工会から「商工会としてはこういう取組みをしたい。」という質問が出ていたが、それに対してはっきりと答えることができていない。国体推進室と地元とのすり合わせができていないので、その辺を含めてお願いしたい。 |
小林地域振興課長 | 確認をしながら取り組んでいく必要があると思うので、体制を整えていきたい。 |
馬場委員 | 都市と農村の交流の中で3~4回くらい二之江中学校との交流をしているが、年々受け入れる世帯数が減少している。二之江中学の父兄が1~2組でも栃尾に来ているようならば、それが宣伝になるのではないかと思うので、そういう経緯があるのなら教えて欲しい。このままでは交流が少なくなって、長岡の方にもお願いしなければならなくなるのではないか。 |
板屋農林課長 | 二之江中学校については、今年は150人の受け入れをしている。来年は栃尾と山古志で提携しながら受け入れられないかという構想もある。二之江中学校からは来年1学年増えるということで200人の受け入れを依頼されている。 どうしたら行ったり来たりできるかを念頭において、今年のうるうる紀行を銀座のネスパスから江戸川区の二之江中学校の近くに動かした。150人の生徒のうち約30人の方が顔を見せてくれた。その中で新たな取組みとして田植えまつり・稲刈りまつり等を含めた田んぼのオーナーをしてみないかとPRをしてきた。まだ内容は決まっていないが、1組の方が予約をしてくれた。行ったり来たりすることが今後の大きな課題であり、都市農村交流をすることは農林課の大きな使命であると認識している。ただ残念ながら、今年どれくらいの方が来られたかという数字は持っていない。 |
北村委員 | うるうる紀行の話が出ていたが、数年前から銀座のネスパスでイベントをしている。今回の江戸川区の事業も良いとは思うが、今までの継続した人的なつながりもあると思うので、その辺も含めて考えて欲しい。 |
長谷川支所長 | ご意見を踏まえつつ、今後考えていきたい。 |
西片委員 | 織物組合も年に1回の展示会を開催していて、今年もネスパスでやっている。栃尾市のときはそれに対して理解をいただき、基幹産業ということで補助金をかなりいただいていた。長岡市になってから、初年度は産学とテキスタイルデザインの振興事業ということで補助金をいただいていたが、2年目からテキスタイルデザイン事業だけの補助金で150万円の補助金をもらっている。展示会だけは続けていきたいという織物組合の方針もあるので、この事業の補助金だけは今後も続けていただきたい。 |
倉茂商工観光課長 | テキスタイルデザイン事業については300万円を平成21年度は予算要求している。産学共存については昨年は要望があったので予算要望を出していたが、今年はなかったので300万円のみとなっている。 ネスパスでのテキスタイルコンベンションに参加して、「繊維、原種そのものに対するコラボレーションが大切な時代になっている。」という話を聞いているので、織物組合と話し合いながら今後に向けた補助体制や協力のあり方を検討していきたい。 |
星野副委員長 | こども夢ひろばについては、栃尾産業交流センターの対岸とあるが、雨のときはおりなすを借りれると良い。先日、市長と話をしたときに「子育ての道の駅を市の方で考えている。」という話を伺った。おりなすで子育てのことも少ししているので、それを継続しながら夢ひろばへとつなげていくなど、それらも考えながらこの構想に従事していただきたい。 |
佐野建設課長 | 星野副委員長のご意見と同じ意見を持っているとご認識いただきたい。 |
(1)平成20年度ふるさと創生基金事業報告について | |
今井主査 | 【資料番号1 平成20年度ふるさと創生基金事業中間報告書について説明】 |
稲田委員 | まちの景観アップ作戦は終了しているのだろうか。 |
今井主査 | 今年度の製作設置については一応終了している。地域独自が製作したものを設置するということは問題ないが、20年度の事業としてはとちお祭・謙信公祭くらいまでと考えていた。 |
稲田委員 | 栃尾市のときから商工会が補助金をもらって、12月にまちの中のイルミネーションを飾っている。最初はけやき通りでやっていたが、去年から中心商店街に移していて、今年も上下谷内・本町と商工会の予算の中でイルミネーションを点ける。暮れも迫るとだんだん暗くなるし、活気が出たほうがいいだろうとやっている事業なので、あんどんもイルミネーションも電気が点くということでは似ていて相乗効果が期待できるのであれば合わせてやっていただきたい。 |
今井主査 | それぞれの町内の判断に最終的にはなると思うが、実施団体のほうに相談してみたい。 |
(2)平成21年度ふるさと創生基金事業(素案)について | |
武士俣振興係長 | 【資料番号2 平成21年度ふるさと創生基金事業計画書(素案)について説明】 |
青柳委員長 | 各NPO団体の講演会に対して助成金はあるのだろうか。 |
武士俣振興係長 | 各まちづくり団体から相談があれば、個々に対応したいと思っている。 |
稲田委員 | 「(3)文化財等記録保存伝承事業」の中でDVDに保存するとあるが、私たちには「栃尾の良いところをパネルで皆さんから見て欲しい。」という構想がある。パネルにも利用できるように幅を広げてもらえないか。 |
武士俣振興係長 | 内容についてはこれから検討していくので、今の意見も含めていきたい。 |
青柳委員長 | 以前、北村委員から栃尾の映画をつくったという話があったようだ。 |
北村委員 | 青年会議所では周年事業のときにプロの映画制作会社に映画をつくってもらった。「栃尾は水と緑と織物のまち」というコンセプトがあって、その中に産業・歴史・伝統なども入っている。 |
青柳委員長 | それをどこかで見せたりできるのか。 |
北村委員 | できると思う。10年くらい前になるが、その当時観光協会や市の方にも配っている。 |
青柳委員長 | できれば、それも活用して欲しい。 |
武士俣係長 | 分かりました。文化財等保存伝承事業について補足をすると、この事業は単年度でというわけにはいかない。1月~12月までどこかの集落で行われるものを記録したうえで翌年度作成に入る。 |
馬場委員 | 先日、直江兼続の関係で与板へ行って来ました。徳昌寺住職の説明が非常に良い内容だった。しかし他にも2~3箇所回ったが、せっかく行っても説明を聞くことができなかった。栃尾でも同じことだが、例えばその地域にお客さんが来た時に説明ができる人を養成すると良いのではないか。こういう計画の中で養成などはあるのだろうか。 |
武士俣係長 | 今年度にボランティアガイド養成事業を実施している。来年度はそれを踏まえて地域再発見セミナーということで、河井継之助について認識を深めてもらう事業の実施を予定している。栃尾にはボランティアガイドの組織があり独自に活動しているので、その辺の支援を引き続きやっていきたい。 |
馬場委員 | 窓口はどこになっているのか。 |
武士俣係長 | 観光協会がやっている。 |
4.報告事項 (1)住宅政策マスタープランの策定について |
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飯浜建築住宅課係長 | 【資料 長岡市住宅政策マスタープラン策定について説明】 |
星野副委員長 | 若者向けの住宅について伺いたい。できたときは入居条件に2人の年齢を足した制限があったが、今はどういう状態なのか。 |
佐野建設課長 | 2人合わせて80歳というラインがあるが、ある程度の余裕期間を持って話し合いをするというシステムを備えているので、ご相談いただきたい。 |
林委員 | 特徴に「地域特性を活かした住まいづくりの推進」「シティホールを核としたまちなか居住の推進」とある。私も栃尾地域のマスタープラン説明会に行ったが、話を聞いていると長岡市の新しく建設される厚生会館が中心であって、他の地域は関係ないという印象を受けた。策定委員が誰かは分からないが「地域特性を活かしたまちづくり」と謳っているので、地域に住んでいなければ話はできない。栃尾の豪雪や水害などを経験した人でなければ委員会に入っても栃尾のことは言えないと思う。長岡本庁が考えるのではなく、栃尾地域に住んでいる人が考えて欲しい。 |
佐野建設課長 | 特徴の中で「地域特性」の方が先にきているが、最初はこれが逆だった。支所の建設課が頑張ったことを含めて、地域特性を委員に支持してもらったという経緯がある。林委員が言われるように、「地域に住んでいる人がそこに住み続けるためにはどういった施策をするのか。」というのが一番大事なことで、「長岡市のシティホールを中心としたエリアに住んでください。」ということではない。協議の結果このかたちになったと理解していただきたい。 |
(2)都市計画マスタープラン地域別意見交換会の実施報告について | |
川津都市計画課課長補佐 | (都市計画マスタープラン地域別意見交換会の概要について説明) |
桑原都市計画課主事 | 【資料 都市計画マスタープラン策定に向けた地域別意見交換会の実施報告について説明】 |
<質問なし> | |
~建築住宅課・都市計画課退席~ | |
5.その他 | |
小林建設課長 | 平成21年度予算については要望を取りまとめて提出している。これから予算査定が行われるので、少しでも要望が予算に反映されるように努力していきたい。 次の地域委員会では、ふるさと創生基金事業について平成21年度実施案をお示ししたい。実行委員会で再検討をしていただいた後に日程調整を行い、1月末~2月にかけて第8回地域委員会を行いたい。 地域委員会の4月の改選について説明します。市民から市政に積極的に参加をお願いし、行政の公平性の確保、透明性の向上を図るよう努めたい。委員数は今まで通りの14人とし、女性委員については長岡市全体で定数の30%以上を目標としている。透明性としては選任理由をはっきりとしたい。 新たな取組みとして、多くの市民のいろいろなご意見を聞くことができるように2名の公募をしたい。原則として栃尾地域に住んでいるか、事業所に勤めている20歳以上の男女。公募をするにあたりレポートを提出していただき、それらを確認させていただいたうえで人選していきたい。 |
北村委員 | 文化センター、市民会館、体育館が栃尾地域の中で一番にぎやかだ。ただ、文化センターは夜間になると出入口が一つになる。以前は総合体育館の方から降りることもできたので、もう少し使い勝手がいい方が良いと思う。料金体系も含めてもっと使い勝手の良い方策をとっていただきたい。 |
小林地域振興課長 | 栃尾文化センター、栃尾市民会館は今年の4月から指定管理者が導入されている。今ほどの要望に沿えるようなかたちを探っていきたい。 |
馬場参与 | 【退任のあいさつ】 |
6.閉会 |
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