最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第2回 寺泊地域委員会 |
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開催日時 | 令和元年6月19日(水) 午後3時00分から午後5時00分まで |
開催場所 | 寺泊支所2階 大会議室 |
出席者名 | (委員) 8名 委員長 河合 潤一 副委員長 三浦 公司 委員 竹内 正彦 委員 年友 要子 委員 平石 久子 委員 宮田 和子 委員 藤田 功 委員 山田 陽子 (寺泊地域ふるさと創生基金事業実行委員会) 副実行委員長 渡辺 祐治 (長岡市) 河内支所長、田中市民生活課長、韮澤産業建設課長 (事務局) 八子地域振興課長、田辺係長、担当係員 (傍聴人) 一般0名、報道0名 |
欠席者名 | 池浦章雄委員、後藤良至委員、小林謙太郎委員、丸山清良委員、三上徹人委員、吉井亜佐子委員 |
議題 | (1)令和元年度ふるさと創生基金事業の提案について (2)今年度の地域委員会の検討事項について |
審議結果の概要 | 議題 (1)令和元年度ふるさと創生基金事業の提案について ふるさと創生基金事業について承認しました。 (2)今年度の地域委員会の検討事項について 二つの分科会を設置し、分科会の構成を決定しました。 |
会議資料 | 令和元年度第2回寺泊地域委員会次第(PDF 40KB) 【資料No.1】令和元年度長岡市寺泊地域ふるさと創生基金事業(PDF 361KB) |
審議の内容
【開会】 | |
河合委員長 | (省略) |
河合委員長 | 【議題】(1)令和元年度ふるさと創生基金事業の提案について 議題の(1)令和元年度ふるさと創生基金事業の提案について、説明をお願いします。 |
渡辺ふる創副委員長 | 資料No.1のとおり説明 |
委員長 | みなさんの方で質問ありましたらお願いします。 |
支所長 | 来年度からは、団体からの要望を受けてその予算額を市に要望する方式になる予定。形式的なふるさと基金実行委員会は廃止の方向。 このこともあり、今年度から公募事業枠を設定した。 |
委員 | 地域委員会には諮らなくてもいいということですか。 |
支所長 | はい。詳細については、今後、地域振興戦略部から考え方が示された段階で地域委員の皆様にご報告いたします。 |
委員長 | 以前はコミュニティ事業を活用していたが、継続できなかった。それは新規事業が対象であったからである。その辺はどうなるのか。 |
支所長 | 資料No.1をご覧ください。(詳細説明) 本事業を通じて、活動団体の育成をしていくことが大事だと考えている。 地域内にはいろいろな活動団体があり、地域資源の魅力発信や課題解決の取り組みは、基本的には対象にしていきたい。但し、ハード事業や企業に委託する事業は対象外。 |
委員 | 各集落の青年団が何かやりたい場合、申し込みはできるのか。 |
支所長 | できます。組織があって初めてやるものは対象となる。 |
委員 | 例えば祭りの中で何かしたいということは。 |
支所長 | 新規の場合は対象です。 |
委員 | 予算的にはどうですか。 |
担当者 | 来年度については、予算額がどの程度になるか現時点では未確定。申請団体数や事業内容等によって、採択数や額は変動すると思われる。 |
支所長 | 補助率は基本的には100パーセント。 |
委員 | 今年は寺泊地域に対して70万円ということですか。 |
担当者 | 今年度は、実行委員会で決めた事業を除いて余った部分が70万円、それを公募事業枠として設定した。 |
委員 | 今回の制度を知っている人もいるようだが、70万円しかないのに何団体も出たら振り分けるのですか。 |
担当者 | 配分額や採択については、ふるさと創生基金事業実行委員会で決定する。 |
委員 | 今年度は何団体も申請できるのですか。 |
支所長 | できます。他の支所地域でも公募事業枠を設定している。委員の了解が得られれば正式にスタートする。補助金を有効活用し団体を育てたい。 |
委員 | てらスポの会議で出会い事業の話がでていたのですが、この公募部分はそこに出していくのですか。 |
委員 | 「大河津みんな食堂運営」という事業案があり、主催者から協力依頼があった。(事業内容を説明)この事業案について、公募事業活用の話をしたい。 地域委員会で賛同いただける方がいたら、連絡いただければありがたい。 |
支所長 | 子ども食堂に対する補助制度がある。予算的には10か所くらい。そちらの方の事業を逆に調べて説明していただけるとありがたい。 |
委員 | 子ども食堂で、貧困家庭だけでなく100円で参加できるのでぜひお年寄りもお願いしたいと思います。子ども食堂でなく、みんな食堂みたいな。 |
委員 | どこまでどういう話をされているかは把握していない。 |
支所長 | 子ども食堂といっても地域のお年寄りも参加されている団体がある。 子どもの貧困だけでなく、食育の観点や地域の世代間交流など地域のいろいろな人達が集まれる事業を立ち上げ、広げていくために、ふるさと創生基金事業や子ども食堂の支援制度などを周知したい。 |
委員 | 盛りだくさんの内容になっていますが、予算額はどうなっていますか。 |
担当者 | 昨年とほぼ同額の227万円。100万円プラス人口割で227万円。 |
委員長 | よろしいですか。 |
委員 | (特に異議なし)うなづく |
委員長 | それでは、ふるさと創生基金事業について原案のとおり決定します。 |
議題(2)今年度の地域委員会の検討事項について | |
地域振興課長 | (前期の分科会について説明) 第一分科会7名、テーマは「少子化対策と子育て支援」 第二分科会7名、テーマは「地域生活交通対策」 今後の分科会の必要性やテーマについて検討願いたい。 |
委員長 | 今年と来年何を検討するか。できれば昨年度と同じテーマで検討してはどうか。 |
委員 | 私としては、国道402号のバイパス整備に対する地元意見をまとめて提言したい。具体的には、地域特産物の直売所の整備や、水族館の老朽化、海浜地のマリンスポーツ基地整備など。黙っていれば何にもならない。 |
委員 | とても夢がある。将来の夢を子供たちに考えてもらうなどしてはどうか。商工会などから、寺泊地域全体の構想を掲げてもらってはどうか。 |
委員 | 構想を絵にして市に提出する。その絵をもとに議論できるとよい。 |
委員 | アドバイザーとか専門家がいるのでは。そういう方に参加してもらい商工会・行政・観光協会で集まって構想のチームを作ってはどうか。 |
委員 | そういう組織は言いたいことが言えないので、(地域委員で)子供たちにどういうものを残していくかという視点で考えたい。 |
支所長 | 委員の気持ちは理解できるが、海浜地や港利活用については、それを検討する組織がすでに設置されている。地域委員会で検討した提案と検討組織での提案が二つあると、市はどちらを尊重するか難しい。 もう一つの問題は、長岡市自体にカネがない。バイパスの件は、すでに市長に地域住民がどうなるのか心配しているという話をしてある。 地域委員会としては、ハード事業について議論するよりは、別の視点で議論することもあり得るのではないか。 |
委員 | 開発されるにあたって、「地元の要望がありませんでした、なのでこうなりました」というこんなふうになるのはダメ。 |
支所長 | 地域委員会の議題にするかどうかは私に預けてもらえないか。 すでに設置されている検討組織との整合性がとれるかどうかがポイントである。例えば、水族博物館については、関係団体や市民公募を入れた協議会が検討している。 |
委員 | 私は地域委員がどう思っているかを聞きたい。関係の団体を集めるよりも、営利団体でない地域委員会で議論できるのではと思うのですが。 |
支所長 | 例えば国道402号バイパスについては大河津地区の方は感心がない。地域全体のギャップも感じている。 |
委員 | 今の議論は、マスタープランを策定した際の論議。結果的には、いろいろな要望を地域委員会で論議をして市要望したが、誰が主体になるのかということで、一発でダメになるという経緯があった。地域委員会がどうかかわってまとめていくか、これまでの活動を振り返る必要がある。 |
委員 | 分科会での検討課題についてははっきり決めたわけではないですよね。何年も前から地域委員会で話が出るものの、進展していない。 夢みたいなことを言っても、生活交通についても結論がでないのに、バイパスの議論は飛躍しすぎと思う。今までどおりの課題を検討していく方が良いと思う。 |
副委員長 | 私も第二分科会の委員なのですが、最終的に要望書を市に提出しましたが、もう少し具体的に検討したほうが良いと思っている。寺泊の学校の先生になられた方が地域交通に対し個人的な動きをしていると聞いたことがあるのですが、第二分科会で検討していただければよいと思っています。支所長さんがノウハウを持っているようなので、アドバイスを受けながら検討していただければと思います。 |
支所長 | 地域交通の話については、非常に大事な課題と思う。地域の人口減少、少子高齢化、免許返納という流れもある中で、寺泊の課題の中でも全地域に関わる課題と思っている。要望書は提出されたが回答を明確に求めていないため、今後、地域委員会としては一歩踏み込んでいかなければならない。 また、支所と地域委員の皆様とで何ができるか検討する余地はある。前任地の中之島でも動きがあるので、参考にしてもよい。 |
委員 | 要望書に対する回答が来るものと思っていた。 |
支所長 | 市としては回答はできるのですが、議会答弁の内容となる。それは皆さんが満足する内容ではない。そこで一歩踏み込む必要があると思う。 |
委員 | 市から回答もらい、それをまた議論してはどうか。 |
支所長 | 地域交通をこの2年間のテーマとして、しっかりした形にしようということであれば、市の回答書をもらうよう私から手続きをしますので、それをもとに検討していただければよい。 |
委員 | 市が直接係わることはしないで、運営母体でやってもらう、そこは市は譲らないと思う。NPOとか組織のきちっとした町内会でなんとかしてくれと書いてあるので、中々回答はしにくいと思います。回答をもらってNPOを出せるかというと難しい。だからダメならダメで、ここは譲れないなど、市から回答を出してもらえればよいと思います。 |
支所長 | おっしゃるとおりです。そこは基本的な部分と思います。要望したので市でやります、ということにはならないと思います。 |
委員長 | 時間も迫ってますので、次どうなるかわかりませんが、2つに分かれて過去の反省を踏まえて方向付けだけしたいと思います。 |
支所長 | もう一つの分科会では、てらどまり若者会議「波音」を育成していただいた。まちづくりに関しては、コミセンが昨年度立ち上がっているが、私の印象としては、寺泊は区長会連合組織がある地域と加入していない地域があって、地域全体の合意形成が図りにくい地域と感じている。 将来的に支所がなくなった時に、地域全体の合意形成をどうとっていくのかは課題だと感じている。 |
委員 | 今、コミセンの人たちもどうやったらよいかわからないのがあります。 |
支所長 | 他の支所地域ではコミセン事務局が主導して事業をしているところがあり、各部会の自主性がなかなか育たないところもある。一方で、三島地域のように各世帯から協力金をいただいている地域もあり、支所地域でばらつきが出ている。寺泊地域についても、今後コミセンを主体としたまちづくりを進めていく必要があると考えている。 |
委員 | それは地域振興課が担当すべきでは? |
支所長 | 補助金の申請や管理面の助言はするが、活動については行政は口出ししない。 |
委員 | コミセンで大会をすることになり、協会団体に「てらスポ」を入れたらどうかと提案したが、断られた。連携も話し合いもない状態である。 |
委員 | 支所の統廃合はあるのですか? |
支所長 | 今の時点ではないです。市長も支所をなくそうとは一切言っていない。 私の発言は、補助金にしても組織にしても、未来永劫このままの体制でいけるか?そこを意識してまちづくりを議論する必要があるのではないかという趣旨です。 |
委員 | 私は、統廃合を早くしてもっと支所に権限を与えてもらえれば、もっと地域委員会のこういう活動もスムーズにいくようになると思う。 |
支所長 | 今年の4月1日に保健師を拠点化しようという話がありました。三島・与板・和島・中之島・寺泊の保健師を三島に集約し、事業を実施する予定でしたが、いろいろな地域からサービス低下になるということで反対されて、結局戻りました。支所では職員が毎年2、3人ずつ減っている。課題は多くなっているのでいずれ限界がくると思う。 |
委員長 | 時間もかなり過ぎましたので、議論はこの辺でいかがですか。 分科会のメンバーを今日決めたい。後日、各分科会を開催し正副分科会長とテーマを決めてはどうか。今日は方向付けだけさせていただきたい。 |
委員 | 第一分科会のほうは、若者会議は活動が活発化している。デマンドタクシーについては、NPO法人をつくるなり実現していければよい。 |
委員長 | 今まで第二分科会には、(第一分科会は)参加していないですよね。 |
副委員長 | 寺泊と旧大河津でコミュニケーションが取れていないという問題も、団体の代表の方で話し合いができないかなど、今、波音があるので第一分科会の仕事がないというわけではない。 |
委員 | 波音は結構、大河津地区の方が多い。地域外からも入っているし、入りたいという人もいて、手を離れたかなと思っています。 |
支所長 | 第一分科会は「てらスポ、コミセン、波音、地域団体とのあり方」について検討していただけないか。あるいは、第一分科会と第二分科会を一緒にして地域交通を検討するという方法もあるが、今後、地域における合意形成をいかに実現するかといった課題を検討する必要があると思っている。 |
委員長 | 決めさせてもらいます。グループを2つにわけること。メンバーはいままで通りということにさせていただきますのでよろしいですか。そういうことに決めさせていただきます。 以上で議事を終わりとさせていただきます。 |
【閉会】 |
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