最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第4回 寺泊地域委員会 |
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開催日時 | 平成29年3月16日(木) 午後3時から午後4時30分まで |
開催場所 | 寺泊支所2階 大会議室 |
出席者名 | (委員)13名 委員長 河合 潤一 副委員長 三浦 公司 委 員 池浦 章雄 〃 加納 善一郎 〃 後藤 敬一郎 〃 後藤 良至 〃 竹内 正彦 〃 年友 要子 〃 平石 久子 〃 藤田 功 〃 三上 徹人 〃 山田 陽子 〃 渡邉 浩美 (市側) 荻原市民生活課長、八子産業建設課長、 河上地域振興戦略部担当係長 (事務局) 本臼支所長、新谷地域振興課長、中村係長、担当係員 傍聴人 一般1名、報道0名 |
欠席者名 | 大塚かおる委員 |
議題 | (1)平成29年度ふるさと創生基金事業について (2)分科会の活動結果について (3)子育て環境(保育園)整備に向けた要望について |
報告事項 | (1)寺泊斎場について (2)コミュニティ推進検討委員会検討結果報告書について |
審議結果の概要 | 【議題】 (1)平成29年度ふるさと創生基金事業について 平成29年度の事業として、次の四つの事業を行うことが承認された。 ①新たなDe愛事業 ②ふるさと講演会事業 ③地域の魅力PR事業 ④海と里の親子体験事業 (2)分科会の活動結果について 第1分科会、第2分科会の各分科会長より活動結果の報告があった。 (3)子育て環境(保育園)整備に向けた要望について 寺泊地域委員会として、子育て環境(保育園)整備に向けた提案について、長岡市長に要望書を提出することとした。 |
会議資料 | 第4回委員会次第(PDF 45KB) 資料No.1 平成29年度ふるさと創生基金事業(PDF 138KB) 資料No.2 第1分科会 年間活動報告(PDF 95KB) 資料No.2-1 入園児童数(PDF 23KB) 資料No.3 第2分科会 年間活動報告(PDF 125KB) 資料No.4 コミュニティ検討結果報告書(PDF 397KB) |
審議の内容
【開会】 | |
委員長 | (省略) |
【報告】(1)寺泊斎場について | |
委員長 | それではさっそくですが次第の3. 報告から始めます。(1)寺泊斎場について事務局よりお願いします。 |
支所長 | 斎場につきましては、築50年を経過し老朽化が著しい状況の中で、与板、寺泊も含めて統廃合を検討しています。平成29年度に斎場の整備基本計画を策定し、位置、規模、スケジュールについて、今後検討していく予定です。 |
委員長 | ありがとうございました。今の斎場の件について皆さん何かご意見、質問等がありましたらお願いします。 |
委員 | どこの場所に作るか候補地はありますか。 |
市民生活課長 | 候補地は、寺泊支所・与板支所・和島支所・三島支所・中之島支所等と集まって、場所の絞り出しをしてありますが、まだこの場所というのは決まっておりません。寺泊からも候補地をあげさせてもらいましたが、その中では出来れば中心部にきてもらうと皆様ご都合がいいのかというところで、場所の設定に入っているというところです。 |
委員長 | 他にご意見ございませんでしょうか。 他になければ(2)についてお願いします。 |
【報告】(2)コミュニティ推進検討委員会検討結果報告書について | |
地域振興課長 | (資料「平成28年度寺泊地域コミュニティ推進検討委員会検討結果報告書」により説明) |
委員長 | 只今の報告に対して、質問や意見がございますか。 |
委員 | 総合型とコミュニティというのは基本的に主旨が同じなんですよね。その中で、寺泊の総合型というのはコミュニティよりも3年前に立ち上げて、ある程度実績がある中での調整という形で、スポーツ推進課やいろいろのところで意見した中、支所と話し合いをして組織を作りあげたほうがいいのでないかという形で1、2年過ごしてきました。全然話し合いが1回ももたれなかった中でこういう形で出てきました。何回もそういう機会はあったと思いますが、無かったので一言言っておきたいと思います。 |
地域振興課長 | それについては、いろいろワークショップ等々開く中で、ここに関係する団体の皆さまからお集まりいただいて、こういう形でコミュニティを進めていきたい、その為にどういった事業がいいのか皆さんからご意見をいただいてきたところです。全く話もなく進めたということでないと思っておりますし、総合型スポーツクラブは既にそういう活動をされているというところであります。総合型スポーツクラブは寺泊地域コミュニティ推進協議会、これは全ての寺泊地域全体を一つの協議会という名前として名称になるという中の1つの活動団体があるというところで、それら団体と一緒になって協力して全体の中の事業をどのような形で進めていくのか、団体が行っている事業を推進協議会が同じようなことをしていくということではなく、それら事業の調整をしていきたいというのが今の協議の中でも委員さんの方からも話が出ておりますので、一つの事業を展開する中でご協力いただける構成団体の1つと考えておりますのでよろしくお願いします。 |
委員 | その辺の認識が全然違います。要は最初に立ち上げる時、総合型というのは同じだという中、これだけの時間を費やすのであれば総合型を基本という形で、いろいろ防災や公民館活動等いろいろなやり方があったはずだと認識しています。基本的に、ここまで立ち上げるまでに時間と労力ということを差し引いて、もっと上手な方法があったのではないかと思います。ここまで報告書が出来ているのでいいのですが、少し残念であり、もっといい方法があったのではないかという気がします。 |
委員 | センターおおこうづの中の農産物加工室が農林水産省の管轄なので、コミセンになると無くなるという話を聞いたのですが、どうでしょうか。 |
地域振興課長 | 実際、今は地域会館の位置付けになっていまして、地域会館の一つの設備として利用していただいております。ただ、当初は農村環境改善センターとして整備され、その中の一つの設備として、農産加工室という形で補助金をもらって作られたことですが、コミセンになった暁には全て無くすということではないです。必要なものは残しながら、活用している団体と協議をしながら、どういう形で、また新たにコミセンの設備としていったら良いのか協議をさせていただくことで、話し合いをしているところです。 |
委員 | まだ、決まっていないということですね。分かりました。 |
委員長 | 他にご意見ございませんでしょうか。 ありがとうございました。以上2件については報告のあったとおりです。特にコミュニティ関係の事業推進には、皆さんのご理解ご協力が不可欠ですので、今後ともよろしくお願いします。 |
(ふるさと創生基金事業実行委員長 入室) | |
【議題】(1)平成29年度ふるさと創生基金事業について | |
委員長 | 次第が前後しますが、議題の(1)平成29年度ふるさと創生基金事業についてを議題といたします。 平成29年度のふるさと創生基金事業につきましては、昨年の11月29日に開催した第3回の地域委員会におきまして、地域委員の皆さんの御意見をお聞きし、その内容をふるさと創生基金事業実行委員会に伝える中、実行委員会で検討していただきました。 本日は、お忙しい中、大倉実行委員長からご出席いただいておりますので、よろしくお願いいたします。それではさっそくですが、説明をお願いいたします。 |
実行委員長 | (資料No.1「平成29年度長岡市寺泊地域ふるさと創生基金事業(案)」により説明) |
委員長 | ありがとうございました。ふるさと創生基金事業実行委員会おかれましては、大変お忙しい中、会議を重ね、事業内容を検討していただいたとのことであります。只今説明のありました事業を実施したいとのことでありますが、これについて皆様のご意見を伺いたいと思います。 |
委員 | 地域の魅力PR事業について、つわぶきの行事とコラボしてという話でしたが、つわぶきや史跡を見る人は足が悪い人が多くて、斎場のところから白山媛神社の下り口まで舗装してもらえないかという声があります。そうすると、つわぶき坂や船絵馬が見られることになります。 |
実行委員長 | 舗装となるとかなりの予算がかかりますので、ふるさと創生基金事業の予算ではとてもまかないきれません。他の事業が出来なくなりますので、それはまた地域委員会で考えてもらい予算付けしてもらえればと思います。 |
委員 | 予算配分は決まっていますか。 |
実行委員長 | 予算は今年度と同額で見積もっていますので、舗装については予定していません。ご了承願いたいと思います。 |
委員長 | 地域委員会の全体会議があった時に委員長と話しましたが、照明寺の整備とか、いろいろと動きがあるみたいです。願わくば元の役場の跡地ぐらいまでは整備していただくとかすれば、何年先になるか分かりませんけども散策路も変わってくると思います。 |
支所長 | 少しよろしいですか。観光協会の新年会の時に高見副市長が来られて話をされました。汐見台という中学校の跡地を何とかしないといけないことと、元の役場の跡地も一番良い場所にあるということ、その中間には数多くの神社・仏閣や史跡がありますので、それら良いものを繋ぐような散策道を作ったらどうかという提案がありました。昨年、私も高見副市長から今後検討してくれないかという話がありました。来年以降、検討に入ると思いますが、それはふるさと創生基金事業とは別の事業になります。 |
委員長 | 川口地域とのコラボとか色々実施していただいています。実績として他地域と交流していただいておりますので、もっとPRして他地域と交流があった方が良いと思います。小学校の冬休みや夏休みの期間中の開催であれば事前のPRがもっと早くできたら参加者が増えると思いました。実際子どもも部活などがあって面倒ですけれども、事務局ももう少し人集めに工夫していただければと思いました。 他ご意見ございませんでしょうか。 意見も無いようですので、平成29年度のふるさと創生基金事業につきましては、この事業内容で実施することとし、細部については実行委員会で検討していただくことでご異議ございませんでしょうか。 異義が無いようですので、そのようにさせていただきます。大倉実行委員長におかれましては、事業の実施についてよろしくお願いします。ご多忙のところ大変ご苦労さまでした。 |
(ふるさと創生基金事業実行委員長 退室) | |
【議題】(2)分科会の活動結果について | |
委員長 | 次に議題の(2)分科会の活動結果についてを議題といたします。 平成27年12月に分科会を立上げ、検討テーマをそれぞれ第1分科会は「少子化対策と子育て支援」、第2分科会は「地域交通と高齢者対策」として、地域の課題とその解決に向けて議論を重ね検討していただきました。 それでは、分科会の1年間の活動報告について、各分科会長さんから発表していただくようお願いします。 最初に第1分科会長の年友さんからお願いします。 |
委員 | (資料「第1分科会年間活動報告」により説明) 第1分科会は少子化対策と子育て支援ということで検討してきました。まず、少子化対策ですが、去年の6月8日に第1回目の分科会をしてから、分科会だけですと3回、若者を入れた会ですと6回ぐらい行ってきました。意見を交わす中で、今までの中間報告で色々申し上げてきましたが、やはり若者が元気な町がいいということで、若者から色々意見を聞き、寺泊全域で参加できるイベントととして今年の10月末に出来上がる予定の多目的運動広場を活用して、来年の6月位になるかと思いますが、地域の住民が全員集まるスポーツフェスティバルのようなものを開催する方向性に纏まり、これから計画を立てていくために組織を立ち上げることになりました。会の名称は、てらどまり若者会議~波音(はね)~です。波の音と書いて羽ばたく意味の羽も兼ねているそうです。羽ばたいていこうということで、代表が木村勝一さん、副代表が古川原渉さん、桑原大輔さん、メンバーに加藤一平さん、加美山幸太さん、小松美咲さん、由井貴典さんと7名の方々でスタートします。あくまでも若者に主導権を持ってもらい、私たちは若者からヘルプと言われたところをサポートしていく位置付けで話し合って決まりました。来年度に向けてフェスティバルをするのですが、今年の10月末か11月に市の方では竣工式を行うと思いますが、自分たちも式の当日に何かやりたいが、てらスポ!やコミュニティで何か考えているなら、早めに横の繋がりをもってそれに向けて話し合っていきたいということです。その旨よろしくお願いします。10月のオープンの時ですが、ただオープンの式だけではなく、何か次に向けてPRを兼ねたものも行った方が良いのではないかと話し合っているようです。 子育て支援についてですが、平成28年度入園児童数ですが、おおこうづ保育園は定員90人のところ80人いて、そちらの中に子育ての駅「にこにこ」があります。あと、児童クラブもセンターおおこうづの中にあります。今、寺泊小学校からはバスで送っています。子育ての駅「にこにこ」も週3回休みがあり、近隣の地域とは一つ休みが多いので、支所長さんや市民生活課さんに尽力していただき、来年度からは近隣と同じ週2回の休みになると思います。保育園の数ですが、海岸部の野積保育園が今休園状態で、本山保育園は22名ですが老朽化が激しくて、0才1才2才は預かっていない状況です。白岩保育園は37名で、寺泊保育園は51名という状況なのですが、「にこにこ」も狭いですし、児童クラブも寺泊地域にもあるといいという話もあります。センターおおこうづのような保育園施設が充実しているところがあると、白岩・本山など今まで保育園があった園児が小学校に入っても、同じ知り合いで交流ができるという点も含めて、第1分科会としはそれらの声を長岡市に要望するため、保育園の統廃合による子育ての環境整備を地域委員会に提言させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。 |
委員長 | ありがとうございました。次に第2分科会長の藤田さんお願いします。 |
委員 | (資料「第2分科会1年間の総括」により説明) それでは報告させていただきます。まず地域交通ですが、これについては(4)のアンケート集約結果までは前回の委員会で報告してありますので省略します。アンケートの結果が次のステップに進むべきかどうかということで迷う結果だったわけですが、どうしたらいいのかということで(5)のステージの今年の2月に本庁の市交通政策課から参加をいただき、結果を分析して今後の方向性をアドバイスいただく分科会をもちました。私どもの頭の中では燕方式の毎日走るバスしか無かったのですが、アンケート結果から利用する頻度や利用する時間帯に注視していくと、毎日走る必要はない、終日走る必要はないのでないかという視点で、長岡市の中で運航している小国地域のデマンドタクシー方式にしてはという話がありました。デマンドバスがあると思いますが、降りたいところで降りて乗りたいところで乗るようなものを指しているのだと思うのですが、できるだけ利用者の需要に応じて走るタクシーということです。地域別に分けて、曜日別、全便予約制にして利用するようにしてはどうかという話をされました。それともう一つですが、今まで前提として寺泊区域内を走ると考え方でいたのですが、それぞれ燕市と長岡市の協議会の了解が得られれば、寺泊から近い区域外の分水へ信濃川を渡って運行できるのではないかという話がありました。そういう討議をえて、今後どうするかが(6)です。今回アンケートをとりましたが明確な結論には至りませんでした。引き続き将来を見据えて、高齢者の免許証の返納が話題になっていますがそういうのも踏まえ、引き続き地域生活交通検討委員会を立ち上げて、次期地域委員会に引き継ぎたいと思います。地域生活交通検討委員会を立ち上げるというのはかなり勇気が必要な組織立ち上げになるかと思います。その中で受けたのは地元の町内会・区長連合会・地域委員会・タクシー会社、そしてオブサーバーになるのか主力自治体等に依頼した組織を作って次のステップにいきたい。ここで問題なのは、どこが主導権をとるかが非常に難しい。地域委員会以外からも集まってもらい組織を立ち上げることから、このことがかなり問題になってくると思いますが、正式に委員会ができるまでは、とりあえず地域委員会が担うしかないのかということです。とりあえずは先送りになりますが、次の地域委員会に送らせていただきたい。その他、公共交通の関係で色々な要望が出てきたものについては、交通政策課の方で越後交通等々の話し合いの時に伝えていただくということでお願いしました。 次に高齢者対策の問題ですが、これも確かに社会状況の中でタイムリーなテーマだと思います。いろいろ話をしていきますと、高齢者問題に関わる機関や団体が非常に多いのです。社協、包括センター、市があったり、これからコミセンができたり、広い意味で言うとてらスポ!の高齢者スポーツがあったり、幅広い色々な関わりを持ってくる中で、どこまで纏めればいいのか総括する前に、悩ましい問題でありましたが、纏めなければいけない使命感があり作らせてもらいました。一つは、これから市内、県内どういう方向で究極どこに向いていくのかということになると、結局終着点というのは私どもが包括センターから来ていただいて勉強した2025年を目指す地域包括ケアシステムというのは、これからも生きていく到達点だと思います。そこに向けて地域で何が出来るのか、出来る部分をどうするのかが第1次的に目指す方向ではないかということで纏めてみました。それにしましても、様々な機関や団体があるわけですので、それぞれにまたがらない部分でやるものはやるということで掲げたのが(2)の②です。それから、この部分については町内会等で既に取り組んでいるところもありますし、取り組める課題だと思います。③の小地域ネットワークというのが、これからどうしても必要になってくるだろうと思います。特に、生活支援や助け合い活動という部分ですと、大きな町内会ではできるのですが、30世帯未満のところは多いと思いますが、そういうものを自治会とか民生委員など、さまざまな高齢者の活動に参加する人たちを網羅したネットワークを作っていかないとならない、或いは長岡市の中でも多くの地域にそういったものはできているそうですので、目指していくというのが必要でないかと思います。それから④は、私どもではどうにもならないし、市民クラブとの意見交換会で毎年でるのですが進んでいない。しかし地域包括ケアシステムを目指すとすれば、何とかこれを目指す方向に持っていかないとシステムそのものが駄目になるわけです。これは繰り返しあげたいと思っています。これが対策と言っても本当に幅広くて地域委員会として何ができるのか非常に難しいものですが、いろいろな意見が出た中で纏めるとこのようになるという気がします。 1、2を通して大きなテーマと言うのは地域交通の部分で一歩踏み出してもらえればと思います。以上です。 |
委員長 | ありがとうございました。2項目はありますが、最初に第1分科会の方でご意見・ご質問ありましたらお願いします。 |
委員 | 付け加えさせていただきます。先ほど若者会議のメンバーを紹介したのですが、その時に夏戸地域、大河津地域、山ノ脇地域の方がおられないので、この7名でずっと進める訳でなく、これでスタートしますが徐々にそれらの地域の方もメンバーに入れていきたいとのことでした。付け加えさせていただきます。 |
委員長 | ありがとうございます。第1分科会で皆さんご意見・ご質問はありませんか。 |
委員 | 最後の文章表現ですが、地域委員会でどうしようということですか。地域委員会として改めて環境整備そのものを考え直して見つめ直すということなのか、検討したものを地域員会に委託して要望するということなのか。 |
委員長 | 今日は、分科会長の方から提案があったことを討議していただいて皆さんに意見を聞き、それでOKであれば年度末までに市に要望書を出すということです。女性の委員から新園の体制とか色々な意見が出て、出ては消えになって尻尾切れになっています。今回いい機会で分科会で検討していただきましたので、内陸部にはセンターおおこうづがありますが、海岸部には無いのです。そうした場合、海岸部を整備して子育て支援するような施設が出来ればベストになるきっかけになると思います。今は良くても5年後10年後になると保育園の人数も減少していくわけです。そうした場合に要望して実現するのに2~3年以上かかるので、できれば早めに対処したほうが良いのではないかと私は思います。皆さんはどうでしょうか。 |
委員 | 児童クラブの設置というのは正式にありましたか。 |
委員長 | 桐原の駅の前に保育園がありましたよね。 |
地域振興課長 | 昔は桐原保育園がありましたが、そこは児童館としてです。 |
支所長 | 今回は、児童クラブというより保育園の統合としてご審議いただければと思います。 |
委員 | 今までずっとこれは話題になっていますが、経過的な動きがわかったら教えていただきたいです。 |
支所長 | 先ほど分科会長からお話しがありましたが、大河津地区は平成19年に保育園が統合しておおこうづ保育園になりました。海岸地区の本山、白岩、野積、寺泊ですが、先ほどもお話しがありましたが園児の減少が進み、また、建物もだんだんと老朽化しており、特に本山保育園は非常に環境が悪いのでこれを新たに統合して保育環境の整備を図ったらどうかという声も地域の方からも出ています。そういったところも踏まえて分科会で議論していただいて今回改めて統廃合について市に要望していきたいという形になりました。 |
委員 | 今まで、どこかに行ったら断られ、あっちに行ったら断られたということは無いですか。 |
支所長 | そういったことは無いです。以前から要望はあったと思いますが、先ほどもありましたが今回要望してから開園まで何年かかるか分からないので、早めに要望を出して市の政策のレールに乗っていければということで今回話が出たと思います。 |
委員 | 寺泊保育園の場合、赤ちゃんを断られたということがあります。赤ちゃんというのは1、2人につき保育士が1人つかないといけないので、1人増えるたびに保育士さんを雇わなければならないような状況があったようで、小さい子どもを預けることが出来ず来年の春まで待ってほしいと言われたという話を聞きます。やっぱり、小学校に行った時にみんな保育園の時から同じ顔で入学する方がいいという意見の親御さんもいます。 |
委員 | 児童クラブを小学校に頼みに行ったという話はありませんでしたか。 |
地域振興課長 | 実態として、この地域で寺泊小学校の施設を使ってどうなのかというので話を伺いに行ったことはあります。どんな状況なのか実態を把握したいということで話を伺いに行ったところですが、なかなか難しいという回答を得ています。 |
委員 | 難しいというのはハード面的なことですか。 |
地域振興課長 | ハード面の整備で難しいとのことでした。 |
委員 | 第1分科会として地域委員会に提言して、地域委員会として市にこういうものを提言することを決めるんですよね。 |
地域振興課長 | 今回決めていただければと思います。 |
委員 | 今はまだ裁決みたいなものではないですか。 |
地域振興課長 | 先ずは議題(2)の分科会の活動結果のご報告を受けたものに対しての質疑意見、それが無ければ、次の議題(3)で、その件ついてご協議お願いしたいと思います。 |
委員長 | それでは、藤田さんの報告について質問や提案ありましたらお願いします。 |
委員 | 今、地域生活交通検討委員会を立ち上げるという提案はすごく良いことだと思いますので、ある程度現実的な形で議論をして明日に繋がるように持っていかないと、また違う課題があっていつになるか分からないことになるので、決着をつけていくやり方をとった方が良いと思います。 |
委員 | 私も同じ意見で、バスの運行や色々検討されているようですが、この内容で検討されていくのが一番いい方法でないかと思います。 |
委員長 | そうすると、意見が出たような組織を立ち上げて、次の課題として何かを検討しいく形になりますでしょうか。 |
支所長 | 本庁の交通政策課長補佐から来ていただいて、色々話を聞いた訳ですが、昨年アンケート調査をして空白地域の実態調査をして内容が確認できましたので、それを踏まえて今後どうするかということで、次のステップとして先ほどもありましたが地域生活交通検討委員会というのを立ち上げて関係者から集まっていただき、寺泊地域における地域交通のあり方をどうするかということを検討しながら前に進んでいくというような話がありました。来年度以降はそういった形で進んでいければと思います。先週日報にも記事が載りましたが、来年度予算として市の公共交通基本計画案を策定して、いわゆる合併地域における交通の空白地域でデマンドタクシーのテスト試行をして、実態調査をして今後に繋げる調査を来年予定しています。それに寺泊についても、その検討結果をみたうえで交通政策課と協議しながら進めていければと思っています。 |
委員 | 分科会で、その実験方式を寺泊や和島に当てはめれば良いと言ったのですが、違うところ見ているような感じでした。 |
支所長 | 全ての地域で行うというよりも、ある程度モデル地区を決めて実験をしたら、多分和島も三島も中之島も同じような状況ですので、その結果をみて寺泊地域に当てはめるような方向になると思います。 |
委員 | 折角こういう議論になったのだから形にした方がいいと思います。 |
委員長 | 具体的な組織を立ち上げて、次の課題として進むようにしたいと思います。 |
【議題】(3)子育て環境(保育園)整備に向けた要望について | |
委員長 | 議題が前後しましたが、(3)子育て環境(保育園)整備に向けた要望についてを議題とします。 議題(2)で、第1分科会の年間活動報告で「子育ての拠点を新しく設けてほしい」、「寺泊・白岩・本山の保育園を一緒にして施設整備や保育環境を整えてほしい」等、地域から保育園の統廃合を望む声を地域委員会から長岡市へ要望するよう提言がありました。第1分科会からの提言を受け、後日、長岡市へ要望書を提出することについて、皆さんから意見等をいただきたいと思います。 まず統合整備することについて、次に運営はどこがするのかという点です。休園中も含め4施設ありますが寺泊保育園は昭和25年位にできて入園児童数も一番多く名称も寺泊保育園ですので、仮に4施設を統合整備して寺泊保育園を引き継ぐような形にして、広い市有地に施設を造ってもらって次に繋げてた方が良いのではないかと個人的には思っていますが、是非皆さんからも良い意見をお願いします。 |
委員 | 寺泊保育園というのは市立ですか。私立でしょうか。 |
支所長 | 私立です。 |
委員 | 寺泊保育園と他の保育園が合併する場合、その辺で問題は起きてこないでしょうか。 |
支所長 | 運営自体は特に問題ないと思います。 |
委員 | 片方は宗教法人が運営していると思いますが、もう片方は長岡市が運営しています。要望を出すのは良いと思いますが、事務局的にはその辺をどう考えていますか。 |
市民生活課長 | 仮に統合した場合ですけども、公設で行った場合は全く補助金が交付されません。民間で行った場合は、建物の新設、運営関係に対して補助金が交付されます。公設であれ民設であれ、運営費は長岡市が負担しますので、運営に支障はありません。 |
委員 | 合併するということに対しては良いです。ただ、そういう立場が違う片方にお願いするのは良いかもしれませんが、お願いした時に民間的な考え方と公の考え方の保育園なので、事務局側が難しいことはないでしょうか。 |
市民生活課長 | 私立保育園だから私立が全部自分のお金でやるということはありません。保育単価というのがあって、一人のお子さんにこれだけかけますというルールがありますからその中でやってくださいと、長岡市から私立保育園に運営費として渡されます。その運営費というのは公立でも私立でも同じ運営費です。ただ、その中で色々な保育方針がありますが、それはやはり長岡市で統一した管理の下で行うことになります。 |
委員 | 全然問題ないということですか。 |
市民生活課長 | その辺は全く問題ないです。 |
委員長 | という事務局のお話なんですがいかがですか。 |
副委員長 | 要するに、統合しないとダメだということは、この先も人数が少なくなるから統合しないといけない。そうした場合、経験豊富な寺泊保育園が主体となって統合についての動きをしていただければ良いということを、委員会として要望する。そういうことでいかがですか。 寺泊保育園もノウハウが沢山ありますから是非リーダーシップをとっていただいて、早めに統合していただく様な要望書を出したほうが良いのではないかと思います。 |
委員長 | 三浦副委員長からまとめてもらいましたが、どうですか。 |
委員 | だいたい定員は何人ぐらいの予定ですか。 |
市民生活課長 | おおこうづ保育園とだいたい同じだと考えればいいのかと思います。 定員というのは変更することができますので、規模的にはおおこうづ保育園と同じと考えてもらえればいいかと思います。 |
委員 | そこに児童館の併設という考えは。 |
市民生活課長 | もちろん、それは理想です。 子育ての駅も必要だろうし、児童クラブも当然必要だと思います。大河津にあるのは寺泊にも必要ではないかと当然考えるべきかと思います。 |
委員 | 併設になるんですか。 |
市民生活課長 | 併設になるかは分かりませんが、必要でないかと思います。 |
副委員長 | 寺泊保育園は経験豊富でノウハウもあるし、おおこうづ保育園も見たなかで運営されていますので、やはり早めに寺泊地域委員会としては統合の要望をあげていいのでないかと思いますが、ダメだとなれば別ですが。 |
委員長 | 副委員長が言われたように、それについて諮ります。まずは整理統合することでよろしいですか。 |
委員 | 一ついいですか。後々、寺泊地区と大河津地区に2つあった時に子どもがどんどん少なくなって、同じものを寺泊の方にも作って子どもが少なくなって、こちらはカラだから空き家ですというようになる、そういう学校が沢山あるじゃないですか。夏戸小学校も山ノ脇小学校もそうですが、子どもが少ないから統合しましょう。統合する時にはとても大変な労力が親にはいるので、それをわざわざ整備するほど子どもはいるのかと思います。通学バスや通園バスなどで通えるなら、それこそ保育園から中学校までみんな一緒なんですから、大河津小学校の来年の6年生が25人しかいないと聞いています。そういう中で保育園をもう一つ作ってそんなに子どもがいるのかという気がします。それでまた空き家になったら何に使いますかと考えなければなりません。 |
副委員長 | 追加で作るという考えでは無いですから。 |
委員 | おおこうづ保育園と寺泊保育園2つ作るということですよね。 |
副委員長 | 今寺泊保育園だったり、野積だったり4つの保育園をそれを統合する。 |
委員 | そうしたら、2つ保育園があるということですよ。 |
副委員長 | そうです。 |
委員 | それが、分水もそうですがバスで通園通学が可能なら一つで十分な気がするのですが。子どもがどんどん少なくなってきて大河津小学校区の集落でも一人もいない集落もあります。私の近所でも子どもがいるというのは少ないし、あちこちにそうやって保育園ができて結局また何十年後には、子どもがいなくなった時に廃園になりかねません。 |
支所長 | おおこうづ保育園に海岸地域の約100人を入れて一つにする、そういうことを言っているんですよね。 |
委員 | ですから、もう一つ作って、そっちが少なくなるということはないんでしょうか。 |
支所長 | それは、30年40年後はわかりません。 |
委員 | そんな遠い未来ではなくて。 |
支所長 | 100人位の規模で両方あるわけですから、海岸地区に4保育園を統合する形で海岸地区に一つ、大河津地区に一つという形でしばらく運営する。しばらくと言っても何十年後になるかわかりませんが。 |
市民生活課長 | 若い世代が子育てしやすい環境整備に向け、延長保育、乳児保育が充実しないと、この地域は生活しづらくなります。 |
副委員長 | 今の現状を踏まえ将来を見据えた中で、要望書として出した方がよいと思います。 |
委員長 | それでは、整備するということで要望書を提出することにします。それと先程もありましたように寺泊保育園は昭和25年頃から保育園を経営されており色々なノウハウと実績などを持っていると思いますので、新しい統合保育園について、寺泊保育園が中心となって運営し、建設場所については今後協議する必要もありますが、子ども達の安全を第一に考えた場所を市で検討いただければと思います。皆さん如何ですか。 |
委員 | いいです。 |
委員長 | それでは、要望書については、後日提出したいと思いますので、よろしくお願いします。 |
【その他】 | |
委員長 | 次に、次第の4. その他に移らせていただきます。 委員の皆さんの方で何かありませんでしょうか。 事務局何かありますでしょうか。 以上をもちまして、本日の地域委員会を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。 |
【閉会】 | |
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