最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第5回 寺泊地域委員会 |
---|---|
開催日時 | 平成26年10月10日(金) 午後3時から午後4時45分まで |
開催場所 | 寺泊支所2階 大会議室 |
出席者名 | (委員)12名 委員長 河合 潤一 副委員長 三浦 公司 委 員 大塚 かおる 〃 後藤 敬一郎 〃 竹内 正彦 〃 年友 要子 〃 平石 久子 〃 藤田 功 〃 藤田 久一郎 〃 山賀 豊寿 〃 山田 陽子 〃 渡邉 浩美 (市側) 佐山地域振興戦略部課長補佐、地域振興戦略部 野島市民生活課長、八子産業建設課長 (事務局) 関根支所長、新谷地域振興課長、八子係長、担当係員 傍聴人 一般0名、報道0名 |
欠席者名 | 丸山伊織委員、山田榮三郎委員 |
議題 | (1)大河津分水路改修の調査検討結果について (2)地域の宝の磨き上げ事業について |
審議結果の概要 | 議題 (1)大河津分水路改修の調査検討結果について 大河津分水路の抜本的改修について、河口部周辺で実施された地質調査をもとに、川幅拡幅を左岸で行う方針が説明された。 また、野積橋の架け替えは、橋の管理者の新潟県と調整中であり、事業は地元の声を聞いて、丁寧に進めたいとの見解が示された。 (2)地域の宝の磨き上げ事業について 寺泊地域の宝として決定した「寺泊の海・海洋資源」と「寺泊の海・寺泊歴史街道」について、具体的な磨き上げの事業を検討した。 |
会議資料 | 5回委員会次第(PDF 41KB) 大河津分水路改修の調査検討結果について(PDF 2,882KB) |
審議の内容
【開会】 | |
委員長 | (省略) |
【議題】(1)大河津分水路改修の調査検討結果について | |
委員長 | それでは、議題「(1)大河津分水路改修の調査検討結果について」に入ります。大河津分水路の抜本改修に向けた事業計画が、去る10月7日の市議会特別委員会で説明されました。本日は、この地域委員会の場で説明していただくこととなりました。それでは事務局、よろしくお願いします。 |
支所長 | 議題の「大河津分水路改修の調査検討結果について」でありますが、去る5月の現地調査着手にあたり説明のありました土質等の調査検討が完了したことから、その結果を踏まえて現時点における今後の計画などの説明のため事業主体であります国土交通省信濃川河川事務所から7名の皆さんが出席されております。そして、市から河川担当課の河川港湾課が同席しております。 既に委員の皆さまには地域における一大事業であることから、区切り区切りに応じて説明をいただき、ご意見を頂きながら取り組んでいく流れで進めさせていきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 また、市議会の特別委員会と関係町内会の役員の皆さまには、去る7日に説明を終えておりまして、本日夜には関係町内会の皆さまに同じ説明をしていただく日程となっていますことも併せてご報告させていただきます。それでは、説明をいただきますのでよろしくお願いします。 |
副所長 | 先般5月14日に、こちらの寺泊地域委員会で説明をさせていただきました。大河津分水路の今後の調査ということを受けて、地元説明をさせていただくなかで、6月から実際に現地の調査に入っております。測量とか放流を実施しまして、9月にそれらが終わりました。そこから検討しまして、実際に大河津分水路の改修にあたって川幅がどれくらい広がるのか、治水上どれだけ幅が必要になるのか、右岸・左岸どちら側を切るのかを今から説明させていただきます。これからの事業化に向けた流れを説明させていただきますのでよろしくお願いします。 |
計画課長 | (資料:「大河津分水路改修の調査検討結果について」により説明) |
用地課長 | (同上) |
副所長 | 調査結果と用地交渉・買収までの流れを説明させていただきました。大河津分水路改修事業については、これだけの大きな事業ですので相当長い期間掘削というところで、地域の皆さまと長いお付き合いをさせていただくことになります。地域の皆さまのご意見を伺いながら、我々もバックアップの段階で情報をお示しするというような形で、丁寧に地元の皆さまのご了解をいただきながら事業化に向けて努力していきたいと思います。 |
委員長 | 只今の説明について質疑等がありましたらお願いします。 |
委員 | 残土をどう処理するか地元の希望とかを聞いていただけるような話を聞いたのですが、地元がこういう風に利用してほしいという意見を述べさせていただくのはどの段階ですか。 |
副所長 | これから残土を何処に持っていくか、調整を進めていかなければと思っております。もし、そういうお話がありましたら、いつでもお話しいただければと思います。 |
委員 | 地元として、そういう話を早くまとめた方が良いと聞いたのです。早ければ良いということですか。 |
副所長 | 実際、工事が始まるまでに、ある程度持っていく場所というのは決めなければと思っています。 |
委員 | それは全く未定なのですか。 |
副所長 | 我々も工事の中で、堤防浸透対策とかで土砂を使おうと思っていますが、それ以外のところはこれからの調整です。 |
委員 | 今までも、左岸に居住している人たちの不安の声というのは結構あったのですが、今回は掘削影響範囲を赤線で示されて説明するということで、かなり不安はピークに達していると思っています。ただ、用地買収の対象ではなくて一つの目安というお話でした。色々話をしながら確定していくと説明があったのですが、それはいつ頃になるのですか。今の段階で、話ができる範囲でお聞かせいただきたいと思います。 もう一点、 野積橋の架け替えの話ですが、本格的な橋を作ってしまうのか、暫定的に通す橋になるのか、それは工事のどの段階になるのか、分かる範囲でお聞かせいただきたいと思います。 |
副所長 | 先ず、これから掘削で影響する地元への説明を、左岸側の藪田とか新川口野積地区の茅ヶ原など説明させていただいたのですが、今日の夜にまた説明会をさせていただきます。赤線を引くと分かるように、実際に籔田の地域を分断するというところで、道路とか水道を一体管理されているということなので、先ずは線を示してご意見を伺って、どうしたら良いか一緒になって相談させていただきたいと思っております。 野積橋の件ですが、川幅を広げるので当然今の野積橋は撤去しなければならないし、その前に新しい橋を架け替えなければなりません。架け替える場所は、新潟県と調整中です。先ず川幅を広げるので、その前に架け替えなければと思っています。 |
委員 | 先に本格的な橋を作るということですか。 |
副所長 | そうです。 |
委員 | 地元の住民に説明をして、相談結果で赤線が変わっていく可能性もあるのですか。 |
副所長 | 赤線というのは、あくまでも治水上これだけの川幅を広げるのに掘削で影響する場所をお示したものです。実際に事業をする時には、例えば集落が分断されるとかいうことがあれば、地域の色々な意見をお聞きしながら相談をしていかなければと思っております。 |
委員長 | 10月13日に野積地区の敬老会があります。その時に各集落の自治会長が集まりますが、私もまとめ役ですので最初に挨拶する時、10日に地域委員会でこういうことがあったと説明したいと思っています。何処を削るかということはともかくとして、例えば河口から半径3~4キロでこういう影響があるとか、プラスマイナスの姿図があるのであれば示していただきたい。野積地域ですと、今の分水が出来たためにプラスマイナスが色々あるわけです。敬老会には分水が出来た当時から育った人たちも何人か来られます。大野積とか池ノ尻地区になりますと、中小河川で砂が溜まり、県から浚渫してもらってもイタチゴッコで川が流れません。あと、保安林と国道402号線の間に水たまりが出来ていまして、その辺の影響とか現在あります。だから、寺泊地区でも影響があるかも分かりません。 |
副所長 | これから工事を含めて最終的にどういう形になるかというのもお示ししながら、分かる範囲でお伝えしたいと思います。これからの検討のなかに反映できるようにしていきたいと思いますので、ご意見を常にいただければと思います。 |
委員 | 関連してですが、最初は関係する地元に説明は当然だと思うのですが、広く寺泊が影響を受ける大工事になると思います。具体的な工程がはっきりした段階で寺泊全体に対する説明みたいなものも必要ではないかと思うのですが、そんな考え方もありますか。 |
副所長 | タイムリーに説明しながらと思っています。長岡市と相談しながら対応していきます。 |
委員長 | 他に無いようですので、質疑を終了させていただきます。北陸地方整備局信濃川河川事務所並びに長岡市河川港湾課の皆さん、大変ありがとうございました。 |
(北陸地方整備局信濃川河川事務所、長岡市河川港湾課 退室) | |
(2)地域の宝の磨き上げ事業について | |
委員長 | 議題の「(2)地域の宝の磨き上げ事業について」を議題とします。現在、地域の宝の磨き上げのための予算枠が決定していない状況ですので、予算枠が決まった段階で、取り組み可能な事業メニューを、正・副委員長、地域振興戦略部、事務局で検討のうえ、次回の委員会にお示しし、皆さんからご承認をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 |
(意見・異議なし) | |
委員長 | 異議がないようですので、そのようにさせていただきます。 |
【その他】 | |
委員長 | 次に、「その他」に移らせていただきます。事務局何かありますでしょうか。 |
地域振興課長 | 事務局から報告させていただきます。先ず、次回の委員会で平成27年度のふるさと創生基金事業に向けた地域委員会からの提案ということで、要望を取りまとめたいと考えておりますので、事前に考えてきていただければと思っております。 もう一点でございます。10月23日木曜日ですが、復興10年のフェニックスプロジェクトの一環として、合併市内11地域で中越大震災から10年を迎えることで、復興と犠牲になられた方への追悼の意味を込めて、各地域で尺玉3発を上げるプロジェクトでございます。当地域につきましては、10月23日木曜日午後5時56分に本山地区圃場整備の田んぼの真ん中で打ち上げ決定いたしました。以上でございます。 |
委員長 | その他に皆さまご意見ございませんでしょうか。 |
委員 | 地域の宝の磨き上げのところに戻るのですが、かつて震災があった時に寺泊水族館で寺泊町民か長岡市民が無料であったと思うのです。例えばこれからのオフシーズンの期間とか、期間限定でこの時期は小学生は無料とか、人を動かして寺泊に動きを創るにはそういうところも必要ではないでしょうか。事業ということではなく、動き出しのきっかけとして何か始めようとすればできると思います。 |
地域振興課長 | 科学博物館の関係になるので、そういったご意見があったことを伝えたいと思います。 |
委員長 | 委員の皆さま他にご意見ございませんでしょうか。 |
(意見なし) | |
委員長 | 他に意見が無いようですので、以上を持ちまして本日の地域委員会を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。 |
【閉会】 |
このページの担当