最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第4回 寺泊地域委員会 |
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開催日時 | 平成25年2月26日(火) 午後3時から午後4時45分まで |
開催場所 | 寺泊文化センター3階 大研修室 |
出席者名 | (委員)13名 委員長 河合 潤一 副委員長 三浦 公司 委 員 大塚 かおる 〃 後藤 敬一郎 〃 関根 進 〃 年友 要子 〃 成田 純一 〃 平石 久子 〃 藤田 功 〃 藤田 布美子 〃 丸山 伊織 〃 山田 榮三郎 〃 和田 鉄夫 (市 側) 佐藤地域振興戦略部長、支所各課長 (事務局) 長谷川支所長、旭地域振興課長、八子係長、担当係員 (傍聴人) 一般0名、報道2名 |
欠席者名 | 小黒 修一 委員 |
議題 | (1)議題 ・平成25年度寺泊地域ふるさと創生基金事業について ・災害に強い地域づくりについて |
審議結果の概要 | 議題 (1)平成25年度寺泊地域ふるさと創生基金事業について 平成25年度の事業として、次の四つの事業を行うことが承認された。 ①ゆるキャラ作成事業 キャラクターの図柄と名称を募集して、寺泊地域のキャラクターを決定する。 ②コミュニティ市場運営事業 小規模生産者の販売や情報交換の場としてコンテナを設置し、電気使用料と上下水道使用料を助成する。 ③灯りがつなぐ地域の絆事業 地域住民や各種団体、市内各地域から手作りの灯籠を募集して、灯籠の材料費を参加団体に助成する。また、子どもたちから絵を描いてもらったミニ灯籠を展示する。 ④地元食材の魅力PR事業 寺泊の食材を使った料理のレシピ集を作成する。塩引き鮭作りなど寺泊の食材を使った教室を開催する。 (2)災害に強い地域づくりについて 津波や洪水対策について、検討してきた内容を総括した防災チラシを各家庭に配布する。 |
会議資料 | 次第(PDF 29KB) H24第4回地域委員会資料No.1(PDF 99KB) H24第4回地域委員会資料No.2(PDF 275KB) |
審議の内容
【開会】 | |
委員長 | (省略) |
【あいさつ】 | |
地域振興戦略部長 | (省略) |
【議題(1)平成25年度寺泊地域ふるさと創生基金事業について】 | |
委員長 | 平成25年度のふるさと創生基金事業につきまして、第3回の地域委員会で皆さんから意見を聞きました。その内容をふるさと創生基金事業実行委員会に伝えまして、実行委員会で検討していただきました。 本日は、長谷川実行委員長から出席いただいていますので、説明をお願いします。 |
実行委員長 | 平成25年度のふるさと創生基金事業につきまして、資料No.1をご覧ください。 一つ目は、地域委員会から要望がありました「ゆるキャラ作成事業」です。コミュニティ市場運営事業に費用が掛かるため、企画と提案までしかできないと思いますが、前向きに取り組みたいと思います。 二つ目は、「コミュニティ市場運営事業」です。2年目の事業になりますが、参加者がなかなか増えないことから、塩引き鮭やイカの塩辛の作り方などの体験学習ができるようにコンテナを活用したいと考えています。 三つ目は、「灯りがつなぐ地域の絆事業」です。大型灯籠コンテストを2年続けて開催してきました。賑わいが増してきていることから計画いたしました。 四つ目は、「地元食材の魅力PR事業」です。 最近、盛んに地元の食材を使っての給食作りが報道されていますが、ふるさと創生基金事業では何年も前から取り組んでいます。地元の食材のPRに今後も取り組んで行きたいと考えています。 以上、四つの事業に取り組んで行きたいと考えていますので、よろしくお願いします。 |
委員長 | ただいま、説明いただきました四つの事業につきまして、質問やアイディアなどがありましたらお願いします。 |
委員 | 四つの事業につきましては、基本的には賛成ですが、予算については、どのように考えていますか。 |
実行委員長 | 概算ですが、ゆるキャラ作成事業が30万円、コミュニティ市場運営事業が160万円、灯りがつなぐ地域の絆事業が50万円、地元食材の魅力PR事業が30万円です。その他に運営費が17万円程度です。 |
委員長 | ゆるキャラの着ぐるみは維持管理が必要になると思いますが、他地域の状況が分かれば教えてください。 |
実行委員長 | 着ぐるみをクリーニングするのに1万5千円から3万円掛かるそうです。作った後に誰がどのように管理していくかは、次の課題になると思いますが、まだ決まっていません。 |
委員長 | コミュニティ市場は、先日の荒れた日曜日でも、開店前からお客が並んでいたと聞いています。 |
委員長 | あてにしているお客もいますので、雪にも関わらず開店前から行列ができていました。 |
委員 | コミュニティ市場で、調理などの実習ができるようにとのお話でしたが、調理台や水道、エアコンなどを設置するということですか。 |
委員長 | 全て一気にとは行かないと思いますが、出来るところから行いたいと思います。 |
委員長 | 当初は、イベント型で一過性の事業でしたが、地域に根付く形の事業に変わってきたことは、良いことだと思いますし、地域活性化につながって行けば良いと思います。 |
委員 | 灯りがつなぐ地域の絆事業の内容は、以前から行っていたものですが、イベントを継続するのは大変難しいと感じています。そこで、子どもたちから参加してもらう形で進めることが大切だと思います。 |
委員長 | 他に意見が無いようですので、平成25年度については、この事業で実施することとしたいと思います。詳細は、実行委員会で検討していただきたいと思います。 |
【議題(2)災害に強い地域づくりについて】 | |
委員長 | この2年間で、色々とご意見をいただきました。1年目は津波対策、2年目は内陸部の洪水対策について検討してきました。2年間検討してきた内容をまとめて、資料No.2のとおり作成しました。皆さんから内容について検討いただきまして、全戸に配布したいと思います。 紙の質を厚くした方が良いと思います。 |
委員 | 紐を付けて掛けられるように、穴を開けて欲しいです。 |
委員 | 各集落に緊急告知ラジオが支給されていますが、家庭での購入状況はどうなっていますか。 |
地域振興課長 | 何件か購入されたとは聞いていますが、具体的な状況は把握していません。 |
委員 | 地域の防災組合が防災訓練を実施した際には、市からお金が支給されているのでしょうか。 |
地域振興課長 | 世帯数によっても異なりますが、1万5千円程度支給されます。 |
委員長 | 地域に備えてある消防ホースは、地域の自前でしたでしょうか。 |
支所長 | 地域の費用負担になります。 |
委員長 | 消防ホースの更新は、地域で費用を負担するということですね。 |
支所長 | そのように聞いています。 |
委員長 | 消火栓を使って消防ホースに穴が開いていないかなど、実際に訓練をした方が良いと思います。 |
委員 | 消火栓を使用すると周辺の水道が濁ってしまうことから、水道局は消火栓を使わせてくれません。 |
委員 | 火事の際に地域のホースを使って消火したことがありますが、穴が開いていたことがあります。災害に強いまちづくりを勧めていくのであれば、消火栓を使用して訓練ができるようになれば良いと思います。 |
支所長 | 地域の方や消防団の方が同じような意見であるならば、現在の状況に不自然さを感じますので、水道局と消防署に話をさせていただきます。 |
委員 | 市が原子力災害についての対策を進めているとの報道がありましたが、今後はどのように進められて行きますか。 |
支所長 | 市の防災会議で防災計画の原子力対策について承認されました。恐らく、原子力対策室から市民の皆さんに、内容についてお知らせされることと思います。 |
委員 | 消防ホースの収納箱の維持管理にかなり費用が掛かるので、補助して欲しいと思います。 |
支所長 | 消防署に話をさせていただきます。 |
委員長 | 当初、ハザードマップが3月中に出来上がると聞いていましたが、新潟県のデータにミスがあったことによりどうなっていますか。 |
地域振興課長 | 新潟県のデータの設定に不備があり、新たに見直しを掛けていますので、ハザードマップの年度内の改訂は無理であるということを危機管理防災本部から聞いています。 ただし、それとは別にそれぞれの地区における避難路の検討作業は進めています。 |
委員 | 各地区で防災訓練を実施していますが、その問題点などのデータはありますか。まとめたデータがあれば、次の訓練に活かせると思いますので、あった方が良いと思います。 |
地域振興課長 | 防災訓練を実施した場合には、実績報告書を提出していただいていますので、反省点などの記載はあります。しかし、それをまとめたデータはありませんので、今後まとめて区長さんなどにお示しできるようにしたいと思います。 |
委員長 | 平日の昼間などは、仕事や畑に行く人、家にいる人など様々なため、それぞれの人と連絡を取る方法に苦慮しています。 |
地域振興課長 | ある町内会では、大きな災害が起きた場合は、決まった場所に集まることにしています。そして、その場所に来ていない人は誰かを確認することにしています。 また、大きな災害の場合は、広報の手段として防災行政無線だけを頼りにすることはできないので、一人一人の心掛けとコミュニティの取り組みを高めていくことが大切だと思います。 |
【その他】 | |
委員 | センターおおこうづの風呂施設が稼動していないとのことですが、壊れているのでしょうか。また、今後の見通しはどうなっていますか。 |
市民生活課長 | 以前は、JAが老人サービス事業として風呂施設を使用していましたが、利用者が病気で救急搬送されたため中断されました。その後、JAから社会福祉協議会に事業が移りましたが、風呂施設を使用してのサービスは実施していません。センターおおこうづは、大河津出張所の職員しかいないため管理が難しいので、今後使用するかは社会福祉協議会とも検討したいと思います。また、風呂施設は夕映荘にもありますので、こちらをご利用いただきたいと思います。 お風呂施設が壊れているわけではありません。 |
委員 | 寺泊体育館を改修する際に、利用者の意見を聞いてもらう機会はありますか。 |
地域振興課長 | 寺泊港整備利活用の構想が検討されており、寺泊体育館のエリアも含まれていますので、その内容を踏まえた中で、体育協会や利用されている団体などの方を含めて話をつめていくことになると思います。 |
委員 | 大筋の計画が決まってからではなく、早い段階で利用者の声を聞いて欲しいと思います。 |
委員 | 以前、相澤美術館を利活用する話を聞いたことがありますが、どうなっていますか。 |
支所長 | 合併後に、相澤さんから市に対して利活用の要請があり、現場を確認させていただきましたが、市として引き受けるのは難しいという結論になったと記憶しています。 |
委員 | 以前は、寺泊診療所で未満児の予防接種を受けることができましたが、4月からは受けることができなくなりました。以前のように受けられるようになるとお母さん方は助かると思います。 |
市民生活課長 | 小林先生から内科が専門の山田先生に交代しまして、小児科は専門外でしたが、赴任された当初は若干されていたと思います。しかし、お子さんに予防接種をしたら様態が急変して亡くなるなどのケースが報道されていますので、お子さんの予防接種などにつきましては、専門の小児科医で受診されるようにお願いしています。 |
委員 | 私の集落には空き家があって困っています。なかなか対応は難しいようですが、改めてお願いしたいと思います。 |
地域振興課長 | 空き家も個人の財産ですので、解決までのハードルは高いと思いますが、解決に向けて少しずつでも進めて行きたいと思います。 |
委員 | 市にお願いをしたら、空き家や空き地を引き取ってもらえるのでしょうか。 |
地域振興課長 | 引き取った場合の維持管理には税金が使われます。土地や建物が利活用できるのであれば引き取ることもありますが、単に管理が出来ないからと言うだけでは、市は引き取ることは出来ません。まずは、町内会等で利活用が出来るか検討された方が良いと思います。 |
委員 | 空き家を貸したい人のリストを作成して、空き家を借りたい人にホームページ等で情報提供するシステムがあれば良いと思います。 |
地域振興課長 | 「空き家バンク」という制度があり、市のホームページで閲覧することが出来ます。寺泊地域では、5件程度の建物が掲載されていたと思います。 |
産業建設課長 | 都市整備部都市計画課が実施しています。 |
支所長 | 平成25年4月1日から市の組織が少し変わりますので、寺泊地域に関係する部署について報告させていただきます。 特産品の開発など地域の宝を活かし、交流の促進や長岡の知名度の更なる向上を図るために「観光企画課」を設置します。長岡まつりの充実や大規模な地域イベントの活性を図るため「まつり振興課」を設置します。市有施設の保全や財産の管理を財務部用地管財課が行っていましたが、管財課に改変して、施設マネジメントに関する業務が加わります。空き家対策、まちなか居住促進、市営住宅の営繕など住宅政策を一体的に推進するために都市整備部施設政策課が行っていた業務を住宅施設課に改変されます。 支所につきましては、課や係の変更はありません。ただ、市民生活課の一部の事務につきまして、効率化を図るため検討されているものはありますが、本庁と支所が連携を図るなかで住民サービスが低下しないように対応していくことになります。 |
委員 | まつり振興課は、長岡まつりだけに取り組む部署でしょうか。 |
支所長 | 長岡まつりの充実や大規模な地域イベントの活性を図るためとのことですので、長岡まつりだけではないと思います。 |
委員 | 本庁と支所の考え方に開きが出て来ているように感じます。支所職員は要望に応えたいと思っていても、帰ってくる答えは要望に応えられない内容になることがあります。支所地域の予算は、支所の考え方を本庁に上げているのでしょうか。それとも本庁から示されるのでしょうか。 |
支所長 | 予算編成につきましては、財務部から予算編成方針が示されます。それに基づいて、必要な事業を要望します。このスタイルは、寺泊町と変わりありません。 今までは、寺泊地域だけで物事を考えて処理していましたが、合併後は他地域との比較が出てきます。そのなかで、寺泊地域よりも切迫しているものがあれば、そちらの地域が優先されます。しかし、合併した際に作成した地域建設計画を念頭に置いて事業を進めてきました。おおこうづ保育園の建設、支所庁舎や消防庁舎の移転、野積地域会館など一つ一つ実現していることも、ご承知いただければと思います。 |
委員長 | 市に要望する際に本庁に行ったら良いのか、それとも支所に行ったら良いのか、迷っている人が多いと思います。 |
支所長 | 支所の所管課に相談いただいて結構です。本庁に相談いただいても詳細については支所に戻ってきます。支所職員と地域の方で話をさせていただきながら、本庁に要求して行くことになります。ただし、他地域との優先度の比較がでてきますので、即座に決定ができないことから、イライラ感を与えているかと思いますが、少しずつ改善されていくと思います。 |
地域振興戦略部長 | 寺泊には寺泊の個性があります。合併した10地域にもそれぞれの個性があって、色々なやり方がありました。それぞれの地域に出向いて、話を聞くようにと指示されています。地域によって差があるのが実態です。地域固有業務は、地域によってはアンバランスになっています。そのなかで、どのようなやり方が良いのか検討しています。 先程、要望してもなかなか実施しもらえないという話がありましたが、町のころでは何十年も掛かった事業が数年でできたという話もありますので、来年度以降も地域の方の話を聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 |
【閉会】 |
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