最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第2回 寺泊地域委員会 |
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開催日時 | 平成24年7月3日(火) 午後3時から午後4時20分まで |
開催場所 | 寺泊支所2階 大会議室 |
出席者名 | (委員)14名 委員長 河合 潤一 副委員長 三浦 公司 委 員 大塚 かおる 〃 小黒 修一 〃 後藤 敬一郎 〃 関根 進 〃 年友 要子 〃 成田 純一 〃 平石 久子 〃 藤田 功 〃 藤田 布美子 〃 丸山 伊織 〃 山田 榮三郎 〃 和田 鉄夫 (市側) 金垣地域振興戦略部特命主幹、藤沢総括主査、 支所各課長 (事務局) 長谷川支所長、旭地域振興課長、八子係長、担当係員 (傍聴人)一般0名、報道0名 |
欠席者名 | 欠席者なし |
議題 | (1)議題 ・災害に強い地域づくりについて |
審議結果の概要 | 議題 (1)災害に強い地域づくりについて 「災害に強い地域づくり」について、洪水を中心とした内陸部の災害について、各委員から情報提供や意見を述べてもらった。 |
会議資料 | 次第(PDF 16KB) 資料No.1(PDF 99KB) 資料No.2(PDF 84KB) 資料No.3(PDF 204KB) 資料No.4(PDF 2,062KB) |
審議の内容
【開会】 | |
委員長 | (省略) |
【議題(1)災害に強い地域づくりについて】 | |
委員長 | 前回までは、津波を中心にした海岸地域の災害について、議論いただきました。地域内の海岸部には、建設業組合によって海岸部に標高表示が掲示されています。また、津波ハザードマップは、今年度の予算に織り込まれていますので、資料No.1にまとめた意見を反映していただきますようお願いします。 今回は、洪水を中心とした内陸部の災害について、議論したいと思います。まず、配付した資料について、事務局から説明をいただき、皆さんから現状や課題、不安に思っていることについて、お聞きしたいと思います。 |
地域振興課長 | (資料により説明) |
委員長 | 洪水災害の現状や課題について、ご意見を伺いたいと思います。今の説明は信濃川をメインにした説明でしたが、皆さんが住んでいる地域の小河川についても、ご意見いただきますようお願いします。 野積の荒谷地区では、年に1回くらい道路が冠水する箇所がありまる。それに付随して、シーサイドラインでは土砂崩れもあります。 |
委員 | 自主防災会を結成して4年目になります。我々は、7月と10月に防災訓練をやっていますが、4年間ほぼ同じ内容で、支所に対して防災や避難に関する資料があったら紹介してほしいと要望していますが、なかなか良い資料がないようです。 和島地域の方から、市から講師を紹介してもらって、防災や避難についてお話をしてもらったと聞きました。その人は、中越市民防災安全大学を卒業した方だそうで、我々のところでも話してもらえると助かります。 |
地域振興課長 | 訓練の内容については、それぞれの町内によって条件が変わってきていますので、統一的な資料では訓練に合うものがないというのが現状だと思います。 講師を紹介しての講演会につきましては、防災安全大学に照会すれば可能かと思います。 |
委員長 | 私は、卒業された寺泊地域の方を3人知っています。講座を受けているときは頭で理解していても、実際の現場でいざと言う時に使えるかというと疑問に思います。 |
委員 | 昨年の大雨の際に、消防団として信濃川で土嚢積みを行いました。JRの線路の箇所だけ堤防の高さが1m近く低くなっていますが、その箇所に盛り土をして、高くすることはできないのでしょうか。 |
支所長 | 先日、国土交通省信濃川河川事務所大河津出張所で聞いた話によりますと、今年中に線路際まで盛り土をする計画があるとのことです。しかし、降雨時までには終わらないので、現在は右岸と左岸にそれぞれ500袋の土嚢を用意してあるそうです。秋口に完成するのではないかとのことです。 |
委員長 | 実際に、信濃川が氾濫した場合はどのように対応するのでしょうか。 |
地域振興課長 | 氾濫注意水位や避難氾濫水位など段階的な水位に到達した場合や避難所を開設した際には連絡をします。また、危険が差し迫っている場合には、該当集落の方から避難所へ避難してもらうことになります。 水位が何メートルになったら自動的に避難の指示を出すわけではなく、河川上流の水位など様々な状況から判断を行います。 |
委員 | 新しい可動堰を作った際に、川底を4メートル程度下げたとのことですが、下流の河川改修も必要になってくると思います。以前、下流の河川改修の話を聞いたことがありますが、どうなっていますか。 |
支所長 | 下流の河川改修については計画中とのことです。まだ、しっかりとした計画は発表されていませんが、発表されましたら市民にお知らせしたいと思います。また、川底を4メール下げたことによる下流への負担は、掛かることはないとのことです。 |
委員長 | 洪水についても、地震や津波と同じように、自主防災会の活発化や情報の伝達、誘導などの項目ごとに事例をまとめて示すことができれば良いと思っています。 |
支所長 | 身近な河川で何かありましたら教えてください。 |
委員 | 国道402号線で道路が住宅地より高くなっている場所では、山から側溝を流れてくる水が、道路の下を通って海へ流れていきますが、そこの排水が間に合わず浸水する箇所があります。 |
産業建設課長 | 今年度の予算で、付近の水系の調査をして解決策を探りたいと考えています。 |
委員 | 昔の竹森保育園へ向かう坂の付近は、雨が長期間降ると洪水のようになります。また、センターおおこうづの前の道路は、昨年は大丈夫でしたが、一昨年の大雨の際は川のようになりました。 |
委員 | 松沢町の県道長岡寺泊線と国道402号線の下り坂の交差点付近では、側溝が小さいため水が道路に溢れて、両方から流れてきます。 |
委員 | 須走川に架かっている橋が低いので、夏戸地域の圃場整備で水の流れが良くなったことにより、橋に水が上がったのではないでしょうか。 |
産業建設課長 | 須走川は、下流から随時改修を行っていますので、多少は解消されていると思います。 |
委員 | 夏戸では圃場整備以前では、毎年6月になると水が上がっていましたが、上がらなくなりました。それによって、戸崎で水が上がるようになったのではないでしょうか。 |
委員 | 河川が氾濫したときに、どのくらいの時間でどこに水が到達するかは、想定できないものでしょうか。 |
地域振興課長 | 想定は難しいです。区長などを通じて、早めに避難準備情報等の情報提供を行いますので、避難の準備をしていただきたいと思います。 |
委員 | 寺泊は一人暮らしの老人が多いわけですが、集落の防災委員が全員を迎えに行くことはできませんので、近所の人が避難の手助けをする訓練を何回もやったほうが効果的だと思います。 |
支所長 | 津波の場合は、津波到達までの5分間では行政や消防は対応できないと思います。自主防災会で、隣家の老人の避難の手助けをする訓練をしっかりやっていただきたいと思います。 |
副委員長 | 山ノ脇地区では、大河津小学校に避難するほうが危険なため、裏山に避難したほうが安全だという意見がありました。しかし、土砂災害の危険性もあるので、高台にすれば良いわけではないと思います。 矢田川では、雨が降ると急に水かさが増して道路に水が溢れます。そうなると自動車が通れなくなることもありますで、注意喚起が必要だと思います。 |
委員長 | 事務局と内容を拾い出して、まとめたものを示したいと思います。 洪水ハザードマップに野積地区が掲載されていませんので、掲載していただきたいです。 |
委員 | 以前の地域委員会で、国道402号線に津波の際の避難経路の看板を設置してはどうかという話がありましたが、進捗状況はどうなっていますか。柏崎市では統一した看板が設置されています。 |
地域振興課長 | 今年度は、看板設置の予算が付いていません。また、津波ハザードマップの見直しについての予算が付きましたので、見直し作業の際に地域の人達を交えて、どこに設置したらいいかを確認して、平成25年度予算に要望したいと考えています。 |
委員 | 看板があると寺泊は危ないという印象を与えてしますのではないしょうか。 |
委員 | 観光客は、寺泊が海に近いということを分かって来ています。私は柏崎市の看板を見た時は、誠意があり親切だと感じました。 |
【その他】 | |
委員長 | 三島地域の地域委員会から合同研修会を開催したいと連絡があり、了解しました。7月13日に三島の地域委員からお出でいただいて、実施したいと思いますので参加をお願いします。 |
委員 | 以前、法務局が分水にありましたが、現在は長岡に合併されてとても不便です。そこで、市の力で旧三島郡の地域に窓口を設置してもらうことはできますか。 中央海水浴場に萱が漂着しています。6月頃に土地改良区が草刈りをしていますが、その草の後始末がどうなっているか市として把握していますか。 |
地域振興戦略部特命主幹 | 法務局は国の機関です。どこに窓口を配置するかは、国が決定することです。要望することは可能かと思いますが、実現させるのは簡単ではないと思います。 |
産業建設課長 | 6月に土地改良区が一斉に河川の草刈りを行います。故意に河川に草を落としているわけではないと思いますが、河川の水位が上がったときに流れ出ることはあると思います。 |
委員 | 市で予算を付けて、萱を処理してもらえないでしょうか。 |
支所長 | 信濃川だけでも水系がかなり複雑になっていますので、因果関係を探るのは難しいと思います。 また、海岸の管理者は新潟県です。市の予算で観光という側面から駐車場整備などを行っていますが、それ以上のものとなると厳しい状況です。県は、海岸管理という観点では漂着したごみについては、あまり感心がないと思います。観光という観点で話をしたほうがいいのではないかと思います。 |
【閉会】 |
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