最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第4回地域委員会 |
---|---|
開催日時 | 平成20年9月30日 午後2時から午後4時 |
開催場所 | 小国支所 3階大会議室 |
出席者名 | ○委員(13名) 相波公英 委員長 角山徳郎 副委員長 安澤總夫 委員 五十嵐元 委員 小川町子 委員 笹崎俊一 委員 鈴木京子 委員 田辺英夫 委員 保坂勝哉 委員 山崎八重子 委員 山崎嘉寛 委員 板屋 忠 委員 山崎壽浩 委員 ○長岡市 金子地域振興戦略部部長 吉田地域振興戦略部特命主幹 田中地域振興戦略部総括副主幹 浅間域振興戦略部主任 藤田市民活動推進課係長 田中福祉総務課長補佐 村山支所長 広田地域振興課長 宮川市民生活課長 郷保健福祉課長 中島産業課長 大橋建設課長 小川診療所事務長 田中地域振興課地域振興・防災係長 高橋地域振興課主査 ○傍聴人 (一般 1人、報道 1社) |
欠席者名 | 山田晴美 委員 |
議題 | 議題 1.小国地域のまちづくりについて (分科会での検討と検討状況報告) 2.その他 |
審議結果の概要 | 議題 1.小国地域のまちづくりについて (分科会での検討と検討状況報告) 2.その他 |
会議録(印刷用) | 第4回小国地域委員会会議録 (PDF 152KB) |
審議の内容
相波委員長 | 【あいさつ】 【報告】 ●産業課長が報告 ・もちひとまつり小国大花火大会について ・小国町森林組合長変更について ・「小国よっていがん会」の活動について(別紙) ●地域振興課長が説明 ・FMラジオ放送に向けてのアンテナ工事について ・ケーブルテレビ、地域チャンネル文字放送について ・教員住宅の有効利用について ●保健福祉課長が報告 ・中越沖地震の義援金第2次配分について 【当面の日程について】 ●地域振興課長が説明 ・小国やまびこウォークについて ・新潟県知事選挙について ・東京小国会第51回総会について ・地域防災訓練について ・栃尾与板小国地域委員会交流会について |
報告、当面の日程について質問等ないか。 | |
角山副委員長 | 小国やまびこウォークのコース整備に中学生からも協力していただくようだが、スズメ蜂等の被害に遭わないよう対応してほしい。 |
地域振興課長 | このことについては、中学生のほかに地元法末の方々やNPO団体、ボランティア団体、支所職員も行くので、このメンバーで段取りし進めておきます。 |
相波委員長 | 他に質問がなければ、お願いをさせていただきたい。「小国よっていがん会」後援会について産業課長より説明があったが、「小国よっていがん会」では全戸に会員募集をはかり、現在約130名程の会員より協力をいただいている。地域おこし、地域の活性化を求めて発足した会なので地域委員からも率先して協力いただきたく、是非、加入申し込みをお願いしたい。主管は産業課、会費は1,000円で永久会員になるので宜しくお願いしたい。 |
議事に入ります。議事1.の小国地域のまちづくりについて。 初めに各分科で検討いただき、最後に全体会で各部長より報告を受けることとする。 ・第1分科会「総合福祉センターについて」は3階大会議室で行う ・第2分科会「農産物販売所等について」は2階小会議室で行う 尚、分科会の事務局として、支所の課長より会議に入っていただくこととする。 尚、「栃尾からの要望書」のプリントを参考に、どのように取りまとめたのかを地域振興戦略部、金子部長よりご説明いただきます。 |
|
金子地域振興戦略部長 | 要望のかたちは色々あるが、市としては基本的に、どういったものを、どういう思いで実現してほしいのかをあげてほしい。 行政側からみて、あげられた要望に対してもっとこうであれば良いのにと思っても、イエスかノーかの答えになってしまうので身動きがとれないことがある。思いや背景等をあげてもらうのが一般的だが、要望に対してプロから見た場合に違う形になる場合がある。一番大事なものは要望者が求めているもの、気持ちをいかに汲み取ることが出来るか、伝えることができるかになる。 栃尾の要望書について具体的に説明します。平成17年、合併前の栃尾市時代に温泉を掘り当て、平成18年3月に温泉利用について検討委員会を設けた。合併後、当時「道の駅」に日帰り温泉施設を民間業者に作ってもらうという結論になり、平成19年に非公式で業者を募ったりもしたが、温泉が出た場所がオリナスより1.5キロ離れている為、管を引くだけで1億5千万円程かかるということ、国道を掘るので許認可がおりにくいこと、(温泉が出た場所から)離れると菌が出る心配があるということで民間で手を挙げるところがなかった。それで1年あいだが空いた。 平成20年に地域委員会にこの状況を説明。小千谷、川口では行政がやっているが長岡市は温泉施設を公共でやるという基本的姿勢にない。峠を越えたところに民間の温泉施設があるため、税金を投入してまで民間と競合することはできない。ということから色々議論し数回にわたり地域委員会を開いた。結果、でてきたのがこの要望書である。(要旨、施設についての必要性、コンセプトについては別紙要望書による)小国地域でも分科会で議論を重ね、一定の形にまとめて要望として出していただくと市としても動きやすいということで紹介した。 |
相波委員長 | 今回、このように最高責任者よりアドバイスいただいたのは初めてで、機会があればまたアドバイスいただきたい。第1分科会で検討している「福祉センター」、第2分科会での「農産物販売所等」の実現に向けてこれからもご指導いただき、検討を重ね初期の目的を達成したい。 |
全体会 ・第1分科会、山崎嘉寛部長が本日の検討内容について報告 |
|
山崎嘉寛部長 | 7回の分科会を進めてきたが、小国分校跡地有効利用について協議し具体的な内容で方向性を見いだした。福祉だけでなくコミュニティ関連も含めているので、先日提出させていただいた内容を本庁の方にも見てもらい協議した。さらに(協議した内容を)持ち帰っていただき分析し、お互いに協議、検討し合った結論が最終的に皆さんに報告できる内容になると思う。 今日、本庁の方と第1回目の話し合いができ、積極的に協議に参加いただき、中身について真剣に検討していただける感触を得た。これから是非、実るべく対応、努力をし皆さんに近い将来、報告が出来るように頑張りたい。 |
相波委員長 | 補足します。第1分科会の部長の話で1回目というのは、本庁と直に膝を交えた話し合いが1回目ということで、これまで第1分科会の素案を支所の事務局と本庁とでは打ち合わせをしてきた。今後更に行政を含め支所と本庁とで連携し、その中に地域委員会の意見を反映させるという反復作業になると思う。理想的な総合福祉センター実現のため今までより細部に亘るので、時間はかかると思うが理解していかなければならないと考えている。 |
・第2分科会、笹崎俊一部長が本日の検討内容について報告 | |
笹崎俊一部長 | 前回の会議の後、農産物の現地視察に8月27日、亀田へ行って来た。長岡地域振興局が主催する「農産物販売促進研修会」に分科会として参加。午前中は亀田の農産物販売所「大地」を見学し設立から現在の状況について話を聞いた。販売所は「なじょらい市」の約4倍の大きさで、法人化され非常に活気があった。午後からは豊栄地区で有機栽培米を作っている「うえの農場」の社長の話を聞いた。米屋からの要求が厳しい等、大変な面もあるが、顧客より「美味しい」と褒めていただいたり楽しい面もあるようだ。 本日の検討内容だが2点ある。「道の駅」と「農産物販売施設」を作りたいということ。非常に厳しい時代のなかで「道の駅」を作るのは無理ではないかということでトイレ、駐車場の整備をしたい。 場所としては国道291号線、小千谷から柏崎へ向かってと国道403、404号線、長岡から十日町方面に向かっての交差点の七日町地内が良いと考えている。 「農産物販売施設」については、生産者と消費者の交流を深め「地産・地消」を進め、農業所得の向上と地域の活性化を目指すということで「道の駅」に併設できれば良いと考えているが、課題も多く今後も検討を深める必要がある。 地域委員会だけでなく、民間の人を加えたり農協との連携もとりながら、どのような組織にやってもらえるのかを考える時期にきている。小国町の「担い手連絡協議会」や「生産組合連絡協議会」とも話し合いをして進めていきたい。NPO法人に協力依頼し民間の方をまとめていただくという方法もあると思う。次回からも建設的な意見をだしてまとめたい。 |
相波委員長 | 第1分科会、第2分科会の報告について質問ないか。 |
板屋委員 | 第1分科会の「総合福祉センターについて」の内容について、どのようなものを考えたのか説明してほしい。 |
山崎嘉寛部長 | 協議中で報告できないのが現状。概略を話すと1階の事務所は福祉センター、社会福祉協議会、シルバー人材センター、コミュニティ関連の事務所にということで考えている。社会福祉協議会、シルバー人材センターの現在の建物がかなり老朽化しているので、それらも含めコミュニティ関連も具体的になってくると思う。そこをひとつの拠点とし1階に関してはロビー、トレーニングルーム、リハビリ施設、浴室などに、また(現存の)食堂は調理教室に使用する、食堂として使用する等の案がある。2階に関しては学童保育室を設け、視聴覚室は講演会、映写会、発表会等ができるように現存のものを活かす方向で。 また母親と子供の交流の場として母子プレイルームを、娯楽室、談話室は和室になると思うが、書道、生け花、囲碁、将棋、踊り等の趣味の会として利用する方向で進められたらと考えている。3階に関しては子供たちの交流の場としての宿泊・合宿施設、或いは高校、大学の運動部等の合宿所としての利用、ボランティアの方々が活動するために利用いただくボランティアルーム、音楽室はそのまま利用し民謡教室、カラオケ教室等のサークル活動ができるように、体育館については子供からお年寄りまでが多目的利用できるよう、屋根や外壁の補修も考えている。このような内容で本庁と協議させていただいている。これからも内容については随時、説明していきたい。 |
保坂委員 | 各分科会の説明を聞いても分かりにくい部分が多いので、資料がある場合、全体会時に全委員に配布することを検討いただきたい。 |
村山支所長 | 資料については、まだ固まらない段階であるため部内の資料として取り扱いさせていただき分科会の中だけというつもりでいたが、これまでの議論のなかで部内の資料であるということは良く分かっており、各ページにも検討資料とあるので第2分科会の方にも資料を配布し理解を進めていただこうと考えている。 |
相波委員長 | 第1分科会の資料については今言われたようにするが、他の事例では素案の段階であるため外部に㊙である場合もあることをご承知おきいただきたい。そうでない場合には努めて全委員に資料を提示し説明したい。 |
安澤委員 | 差し支えのない範囲で資料を提示してほしい。分科会ではあっても全体で地域委員なので理解してもらうことが大切だと思う。 |
相波委員長 | その通りだと思う。但し例外もあるので今回のようなこともでてきたが、本庁の吉田主幹の意見で配布することになったのでご理解いただきたい。第2部会の素案は口頭で部長が申し上げた通りです。第1分科会の資料は持ち帰って検討し次回に発言いただきたい。 |
田辺委員 | 「農産物販売所」について、販売所を設定しても生産者との絡みを上手く構築しないと論議だけでは現実に結びつかないと思う。生産者との進め方をどのように検討しているのか。 |
板屋委員 | 生産者とは別に民間の会社を立ち上げ、生産者と組合を作り将来的には出資を募り、法人として立ち上げたらどうかと考えている。 |
相波委員長 | 他に質問はないか。 |
吉田特命主幹 | 第1分科会に本庁から担当課が協議に加わって話し合いをした。 第2分科会の方に配布した資料は第1分科会の検討資料という認識でお願いしたい。今日、初めて(内部資料を)見せてもらい、これから各担当として機能等について検証し、第1分科会へ返すという段取りでいるので、今すぐに実現するというものではないということを了解願いたい。第2分科会の方にも資料を見てもらい、「もっとこういうものが欲しい、こういうものがあったら良い」という意見を上げていただき全体としての要望書としてあげていただけたらと考えている。 |
相波委員長 | 本日配布した資料は第1分科会の検討資料で、結論は出ていないので公表する段階ではないことを了解願いたい。以上を以って閉会する。 |
このページの担当