最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 平成30年度 第1回 中之島地域委員会 |
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開催日時 | 平成30年7月10日(火) 16:00~17:00 |
開催場所 | 中之島支所 3階 大会議室 |
出席者名 | 【委員】 星 信雄 委員長 地域代表 荒川二三一 地域代表 石塚 賢子 公募 大久保廣司 地域代表 大倉 豊則 地域代表 金子 功 地域代表 髙橋 桂介 地域代表 髙森 精二 学識経験者 原田 敏 地域活動団体代表 樋山 芳寛 地域代表 松井 知子 地域活動団体代表 【長岡市】 都市整備部交通政策課2名 地域振興戦略部2名 中之島支所長 河内 和幸 支所各課長、事務局 【報道関係、傍聴人】 なし |
欠席者名 | 【委員】 柿本 美恵子 地域活動団体代表 駒沢 名都江 地域活動団体代表 本名 浩利 地域代表 |
議題 | (1)「越後長岡地域の宝かるた」の読み句選定について |
報告 | (1)各分科会検討事項の報告について ・公共交通のアンケート結果について(第1分科会) ・「なかのしま若者会議」について(第2分科会) |
会議の概要 | 「越後長岡地域の宝かるた」の読み句について、中之島地域の割り当てである「そ」「も」「ら」「え」につき、地域委員による予備選考で得票数の多いものを選定した。 |
会議資料 | ・平成30年度第1回中之島地域委員会次第(PDF 77KB) 議題資料 ・資料1 「越後長岡地域の宝かるた」の読み句選定について(PDF 88KB) |
会議の内容
【あいさつ】 | |
委員長 | (省略) |
【報告(1)各分科会検討事項の報告について】 | |
・公共交通のアンケート結果について(第1分科会) | |
委員長 | 第1分科会長より報告をお願いしたい。 |
委員(第1分科会長) | 第1分科会では、1年間かけて中之島地域における公共交通空白地のデマンドタクシー実証運行に取り組んできた。 交通政策課から、実証運行のアンケート結果を踏まえた検証について以下のとおり報告があった。 長岡市の公共交通空白地において、地域の実情に合った移動手段の導入に向けて、どのような課題があるのかを把握するために、デマンドタクシーの実証運行を行ったものである。 中之島地域が選定された理由は、路線バスが運行しているエリアと公共交通空白エリアが分かれているため、運行ルートの計画策定が容易であったため。 実証運行により、公共交通の一つの手段としてデマンドタクシーの運行自体は実施可能であることがわかった。 稼働予定616便のうち実稼働は102便で、稼働割合は17%、デマンドタクシーを利用したのは実施地区の8%、38世帯であった。 利用しなかった主な理由は、「必要がないから(自分で運転できる、家族が送迎する)」で、88%を占める。 利用した方からは、「今後も利用したい」という回答が約8割あった。 検証の結果、今回実証運行を行った地区においては、デマンドタクシーの導入は切迫していないと思われる。 しかし、今後高齢者世帯、免許を返納する方や、家族による自動車の運転や送迎が困難となる方が増加すると見込まれるため、デマンドタクシーを含む交通手段を確保する必要が生じる。 公共交通の導入においては、様々な目的に即した検討が必要であり、その地域が主体となり、交通利用ニーズの実態をきめ細やかに把握したうえで、検討する必要がある。 以上の報告を受けた。 今後、公共交通については、今回のアンケート結果をもとに8連合町内会の協議会で検討することになった。 |
委員長 | 事務局で補足説明はあるか。 |
地域振興課長 | 補足説明をさせていただく。 調査の概要について、実証運行対象区域の世帯数は641、うちアンケート回収世帯は533、回収率は83%。利用した44世帯を対象にしたアンケートでは、回収世帯は39世帯、回収率は89%であった。町内会役員の皆さんの配布、回収の御協力に感謝する。 回答のあった集計内容について主なものについて説明する。 実証運行対象区域の世帯状況について、単身世帯は8世帯。自動車運転免許返納世帯数は77世帯、89人である。 自動車運転免許を所有していないなど、自分で運転出来ない高齢者(65才以上)の通院や買い物の移動手段は、「送迎を家族に頼んでいる」が78%で一番多い。 移動手段で困っているかについては、「困っていない」が62%、「困っている」は38%で、その理由は「送迎を家族や近所の方に頼みにくい」が55%と一番多い。 将来運転できなくなった時どんな制度や取り組みがあると安心かについては、「なかのん号のような乗合いタクシー(片道500円程度)」が48%、「タクシー利用助成」が43%、「住民等による送迎」が5%であった。 乗合タクシーを知っているかについて、「知っている」92%。 利用された方はいましたか。については、「利用しなかった」が92%であり、その利用しなかった理由については「必要がないから(自分で運転ができる。家族が送迎)」が88%であった。 利用者アンケートについて、何回利用したかは、2回が49%と一番多い。 利用目的については、「乗車体験・知人に誘われて乗ってみた」が53%と一番多く、食事・買物が47%と次であった。デマンドタクシーがどんなものかは乗らなければわからないので、一度体験してみようと地域の中で声掛けをしていただいた結果である。 利用された人は「今後も利用したい」が78%と多く、その理由として多いキーワードは「今後」「だんだんと」であり、将来の不安を感じている方が非常に多い。 自由記載での意見について、「JR見附駅や押切駅までの運行希望」、「サービスをよくするのは、路線バス運行区域との公平性に欠ける」、「気軽に利用できる方法を検討してほしい」、「ドアtoドアの運行が望ましい」、「見附市や燕市(分水地域)への運行を希望する」「通勤通学で利用できる時間帯の運行を」というものがあった。 以上、アンケート結果について補足説明した。 |
委員長 | 何か質問、意見はないか。特に第2分科会の方は、初めて聞く話だと思うが、何かないか。 |
委員 | 長岡市が平成20年に公共交通の基本計画を策定した。実証運行はそれに基づいての動きであると思う。中之島は公共交通の空白地があり、実証運行に大変感謝している。ただし、実証運行で利用者が少なかったのは問題である。アンケートを見ると、今後の必要性が読み取れる。 通院や買い物だけではなく、親戚の家に遊びに行く、友達と日帰り温泉に行く等、日常の移動に使えるようにしてほしい。今回は、中通地区と北部地区で実証実験を行ったが、それをつないではどうか。また、信条地区に医者、中野地区にサンパルコなかのしま、上通地区には押切駅やはすはな荘がある。これらの施設を運行経路に含め、利用しやすい形を考えてもらいたい。 |
交通政策課課長補佐 | 公共交通空白地を中心に話を進めていくにあたっては、地域住民が主体になることを、公共交通基本計画の中でうたっている。 押切駅、サンパルコなかのしまへの交通を確保することは、今後、地域で話を進めるときに検討していただきたい。 交通政策課としては、地域の意見に対して、どのような交通手段が考えられるか助言したいと考えている。 |
委員 | 刈谷田川沿いの西所、三沼地区は公共交通の運行がなく、交通手段がない。 地元は今回の実証運行を喜んでいる。冬期間で利用が少なく残念だったが、地元の声を聴くと必要性はあると考えている。 見附市のコミュニティバスも利用したが、大変利用しやすく、かなり進んでいると実感した。 |
委員長 | ほかにあるか。 |
(しばらくして発言なし) | |
(交通政策課2名 退席) | |
・「なかのしま若者会議」について(第2分科会) | |
委員長 | 次に第2分科会副会長より報告をお願いしたい。 |
委員(第2分科会副会長) | 第2分科会では、中之島若者会議(若者の居場所作り)について昨年度から検討をしてきた。 「中之島・Yoru(夜、寄る)・cafe」という仮想カフェイベントを年間4回開催する。第1回のチラシを全戸配布し、参加者を募集している。現在の応募者は、男性3名、女性2名、計5名。 世話人として、中之島夏まつり実行委員会と商工会から4名快諾していただいた。更に1名お願いしている。 地元出身の料理家、遠藤ミホさんから料理を提供していただく。 食事の後のワークショップのテーマは未定である。 定員20名であと15名、第2分科会もメンバーとして声掛けするが、第1分科会の皆様からも、18~49才の方に声をかけていただきたい。 第1回は、パティオにいがたのテラスにて開催する。会場設営や、遠藤さんの調理補助等、第2分科会のメンバーもスタッフとして当日がんばりたい。 また、今年成人を迎える若者たちが、来月に控えた成人式の準備に取り掛かっている。実行委員の新成人たちに、成人式以外の取り組みとして、ふるさと創生基金を活用した「二十歳の貢献事業」の実施を提案した。しかし、成人式の準備だけでも手に余る状態で、いいアイディアが出てこない現状である。 無理に押し付けることはせず、今年度は昨年同様のアンケートに、地域貢献やどんな地域にしたいか等、郷土愛に関する項目を加えて実態を探る。来年度に向けて、ふるさと創生基金を若者達にどう生かしてもらうか、若者たちからアイディアが出るためにはどうしたらいいか、来年度に向けて検討する。 まずは、第1回のYoru・cafeを成功させたい。 |
委員長 | 何か質問、意見はないか。 現在参加申込みされている5名は、地域的にまとまっているのか。 |
委員(第2分科会副会長) | それぞれ、別に申込みされている。 |
委員 | これは、婚活なのか。 |
支所長 | 中之島地域の人口減少には、少子高齢化が背景にある。 昨年度は第2分科会の目標を、若者の定住を考えることとした。今年度は具体的な事業として、ふるさと創生基金を使い、若者達が地域にでてきて集まる場所や機会をつくる。 婚活が目的ではないが、結果として婚活にもなればと、考えている。 行政の行う事業は、「目的」があって、何かを「させる」ことになりがち。そのような強制ではなく、若者たちが知り合い、仲間を作り、何かを始めるきっかけにしたいと考えている。 この事業は、単年度で終わらせることなく継続して、郷土愛をもって定住してくれる若者を育てていきたい。 |
委員長 | 他に何かあるか。 |
(しばらくして発言なし) | |
【議題(1)「越後長岡地域の宝かるた」の読み句選定について】 | |
委員長 | 事務局から説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | 越後長岡地域の宝かるたは、長岡市各地域の宝を読み句に盛り込み、子供たちに認識してもらう趣旨。中之島地域の割り当ては「そ」「も」「ら」「え」。今町・中之島大凧合戦を題材にして、中之島中央小学校5年生が「そ」、信条小学校5・6年生が「も」を担当。大竹邸記念館を題材にして、中之島中央小学校6年生が「ら」、上通小学校5・6年生が「え」を担当。 今後のスケジュールについて。読み句が決まると、次は絵札の原画作成を各小学校に依頼し、10月の地域委員会で選考していただく。 |
委員長 | 地域委員による予備選考の結果を尊重し、得票一位のものを選びたい。 「ら」の読み句については、同じ得票数で1位が2首あるが、「え」の読み句が大竹貫一に関するものなので、「ら」については大竹邸記念館に触れている「らいとあび 夜のお花見 大竹邸記念館」を採用してはどうか。 |
委員 | 異議なし。 |
(しばらくして発言なし) | |
委員長 | 提案のとおり決定する。 議題は以上である。 その他で意見等はあるか。 |
委員 | 先日防災訓練があったが、私の地域はサイレンが故障して鳴らない。災害発生時、広報車では聞こえづらく気が付かないが、サイレンであればとりあえず外に出て危険を察知できる。予算の都合もあると思うが、市としてサイレンの整備を検討していただきたい。 |
委員 | 中野地区にもサイレンがない。今年9月に県に宝くじの助成金を申請する。同じようにしてはどうか。 |
地域振興課長 | 災害時の情報は、緊急告知FMラジオ、緊急速報メール(エリアメール)、現在ある同報系防災無線などで周知している。市として、新たにサイレンを設置することは計画していないので、各地区でサイレン導入などの希望があれば、個別に相談に応じたい。 |
支所長 | 3月に金子危機管理監が地域委員会に出席し、緊急告知FMラジオを活用した情報伝達について説明している。 |
支所長 | 7.13水害から今年14年目を迎える。4年前からNPO法人キズナの森主催でメモリアルイベントを開催している。昨年度より地域委員の参加は任意とさせていただいたが、都合がつく方は出席して欲しい。災害を経験していない子供たち、時代を担う子供たちに、水害の恐ろしさを知ってもらう機会としたい。 |
地域振興課長 | 開府400年記念事業として、8月18日に文化センターでリレー講演会を開催する。希望者は申し込みをしてほしい。 同日リレー茶会も開催される。定員100人のところ、現在約90名の申込みがある。 また、ふるさと伝え隊の主催で、同日も含め約1週間、文化センターにて展示物などのイベントが開催される。8月18日は盛りだくさんのイベントが予定されている。 |
委員長 | 以上をもって本日の地域委員会を閉会する。 |
【閉会】 | |
以上 | |
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