最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 平成20年度 第7回 中之島地域委員会 |
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開催日時 | 平成21年3月24日(火) 16:00~17:25 |
開催場所 | 中之島支所 3階 大会議室 |
出席者名 | 【委員】 高森 精二 委員長 学識経験者 田口 正一 副委員長 地域代表 金子 功 地域代表 塩入 清補 地域代表 石川 幸夫 地域代表 高野 輝夫 地域代表 佐々木 清一 地域代表 本名 浩利 地域代表 岩崎 ヨリ子 学識経験者 松澤 悦子 学識経験者 丸山 綾 学識経験者 藤田 孝知 学識経験者 星野 重助 学識経験者 【長岡市】 中之島支所長 小黒 憲雄 支所各課長・事務局 地域振興戦略部2名 【報道関係、傍聴人】 なし |
欠席者名 | 【委員】 齋藤 徹 地域代表 |
報告事項 | 1 分科会報告 |
議題 | 1 平成21年度長岡市中之島地域当初予算(案)概要について 2 長岡市組織変更について |
会議の概要 | 平成21年度長岡市中之島地域当初予算(案)概要について、支所長及び担当課長より説明があった。 さらに、平成21年度の長岡市組織変更について、地域振興課長より説明があった。 |
会議資料 | 平成20年度第7回中之島地域委員会次第(PDF 36KB) 長岡市機構図(平成21年4月1日案)の概要(PDF 1,283KB) 平成21年度各支所主要事業一覧表(PDF 16KB) |
会議の内容
【あいさつ】 | |
高森委員長 | ただいまから、第7回中之島地域委員会を開会する。 2年間の任期中には、中之島地域の抱える諸問題について、誠心誠意ご意見をいただき、それぞれに検討を重ねてきた。結果は必ずしも思い通りに行かなかったかもしれないが、一歩一歩前進したものと思っている。2年間、地域委員としての任務にご尽力いただいたことに心から敬意を表するものである。 地域の皆様の声に対して、我々地域委員が行ってきたことは、万全ではないにしても、与えられた任務についてはベストを尽くしたものと考えている。 ふるさと創生基金事業や地域コミュニティ事業等の審査も重要な任務であった。事業が行われるにあたり、関係者がどのように活躍するか、地域住民がどのように関わり、そこから何が生まれるのか、言わば地域にも緊張感が生まれたと思う。 分科会も有益であった。各分科会において、地域の諸問題について取り上げ、議論してきた。そのことは次年度の地域委員会にきちんと引き継がれるものである。引き続き委員となられる方も退任される方も今後の動向に注目いただきたい。 本日は、最後の地域委員会である。有意義な会議となるようお願いしたい。 会議に入る前に、吉田地域振興戦略部特命主幹よりあいさつをお願いしたい。 |
吉田地域振興戦略部特命主幹 | 委員の皆様、2年間大変ご苦労さまでした。地域委員会や分科会で検討したことを、市長に要望書として提出できたこと はひとつの成果ではないかと思っているところであり、これを今後も継続していくことが大切なことである。 また、先日の地域委員会合同研修会には大勢の委員の皆様から参加いただき感謝申し上げる。市長も大変喜んでおられた。 私事であるが、このたびの人事異動で国際交流課に異動となった。皆様には大変お世話になったことを感謝申し上げ、あいさつとさせていただく。 |
小黒支所長 | 委員の皆様におかれては、地域の課題やまちづくりについてご審議いただいてきた。 住民の声を行政に届けることが地域委員の重要な役割である。合併当初は、地域委員会の目的や存在がはっきりしない中で進められてきた感があったが、今期2年間の任期の中では、地域の声や委員の皆様の意見をきちんと市当局に届け、市長や担当部局から回答を得たり、意見要望を取り入れていただくことができ、着実に前進したものと考えている。 また、今年度から分科会を設置し、各分科会で、地域における分野ごとの課題について抽出し検討してきた。その結果、中之島地域のケーブルテレビ早期整備の要望書を市に提出することができた。2年間の任期が満了となり、4月からは新しい顔ぶれのもとでの地域委員会となるが、今後も地域発展のためにご指導ご協力をお願いするとともに、今期2年間、地域委員としてご尽力いただいた皆様に感謝申し上げ、あいさつとさせていただく。 【報告事項1 分科会報告について】 |
高森委員長 | 分科会報告について、前回の分科会の概要を各分科会長より報告をお願いしたい。 まず、総務教育福祉分科会長より報告をお願いしたい。 |
塩入委員 | 前回の総務教育福祉分科会の概要について報告する。 ・ケーブルテレビについて 中之島地域の早期整備の要望書を昨年12月24日に市長に提出したところである。今後は、整備された場合の加入率促進に向けての取り組みが必要であるとの意見があった。 ・自主防災会の設置とソフト事業の展開ついて 中之島地域全地区において、平成20年度中に結成された。今後は、組織活動等のソフト面での検討を行う予定である。 ・中之島体育館の建設と運営について 来年度、旧施設の解体や建設に向けての実施設計が予定されているが、建設後は、健康づくり等保健分野での利用促進も図る必要があるとの意見があった。 ・地域コミュニティづくりについて 行政中心の研究組織と一般有識者を交えた検討委員会を設置し、中之島地域のコミュニティのあり方について研究を行いたいと考えている。 ・高速バスの停留所の設置の検討 中之島地域内への高速バス停留所の設置について検討していきたい。 ・子育て支援事業について 保育園における病中保育の実施等、子育て支援事業の充実に向けて検討していきたい。 |
高森委員長 | 次に産業市民建設分科会長より報告をお願いしたい。 |
石川委員 | 産業市民建設分科会では、これまで各分野の担当課長からの情報をもとに、分科会で取り組む事項について検討してきたところである。 前回の分科会では、過去3回の分科会の協議内容を確認した後、来年度に引き継ぐ事項については、当分科会で重点検討項目として位置付けた地域観光をメインに、今後も継続して地域の観光資源の掘り起こしやPR方法、環境整備に向けて検討していくこととした。 |
高森委員長 | 今の報告事項について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
高森委員長 | 無いようなので、議題に入る。 【平成21年度長岡市中之島地域当初予算(案)概要について】 |
高森委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
支所長、支所各課長 | (資料:「平成21年度各支所主要事業一覧表」により説明) |
高森委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
金子委員 | 敬老会事業や老人クラブへの市の補助金については、平準化の動きがあり、中之島地域は金額が下がる見込みとのことであるが、合併効果が見えてこないという声もある中、地域負担が大きくならないよう、配慮と努力をお願いしたい。 |
小黒支所長 | 長岡市は9市町村と合併したこともあり、サービス関係で統一されていない面もある。合併前の市町村におけるサービスの水準が高いところもあれば低いところもあり、水準が低かった地域では、合併してサービスが充実したものもある。逆に高い水準のサービスについては、見直しや調整を行い長岡市として平準化していこうというものである。 敬老会事業等についても、高齢化が進み対象者が増加する中で、市としても何かしらの対応を検討することも今後考えられる。 金銭面で市が補助できる範囲は限られるが、ご理解をいただき、各地区において事業内容の見直しや充実を図り、創意工夫によって、高齢者へ敬意を表する事業に取り組んでいただきたい。 |
石川委員 | 敬老会事業について、一人当たりの市の補助金がこれまでより100円下がり、1,600円になる見込みとのことだが、平成25年度の平準化までこの金額なのか。 |
保健福祉課長 | 敬老会の運営方法については、中之島地域のように各地区への委託方式で運営している地域もあれば、市が直営している地域もあり、まずは運営方法を長岡市全体で統一する必要があることから、地域住民の創意工夫が図れる委託方式での運営方法とする方向で統一しようと話し合いを進めているところである。 市からの補助についても、各支所地域でばらつきがある。長岡地域は一人当たり1,300円で運営を委託しており、この金額をベースに考え、平成25年度平準化に向けて検討をしているところである。 |
高森委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
星野委員 | 公共下水道については、中之島地域内の整備に力を入れていただいているところである。 普及率は約70%であるが、水洗化率は低いとのことである。水洗化率向上に向けての取り組みをどのように考えているか。 もう一点、ほ場整備によって生じる創設換地用地を取得しての道路整備について、地権者は早く市から用地を買収してもらい、道路を整備してほしいと期待していると思うが、ほ場整備完了に合わせて供用開始できるよう努力をお願いしたい。 |
建設課長 | 水洗化率については、平成19年度末で約54%であり、普及区域が広がることで、逆に水洗化率が下がっている現実がある。水洗化率の向上のために啓蒙活動を積極的に行っていかなければならないと思っている。 今までは、下水道整備工事を着手する地域での住民説明会の場で、工事完了後、早めの水洗化をお願いしてきたが、なかなか進まない状況である。 今後は、広報等を通じて水洗化をお願いしていこうと考えている。ほ場整備によって生じる創設換地用地について、市としても状況を把握しており、換地処分までには整備する考えである。国道県道用地についても、市から積極的に国県に協力を働きかけていきたいと考えている。 |
小黒支所長 | 市は、膨大な経費を費やし、中之島地域の下水道整備を進めている。地域の皆様から積極的に水洗化を進めていただきたいということが本音である。職員には、共用開始後、3年と言わずに早急に水洗化するよう話をしている。 中之島地域の下水道整備を進めている一番の理由は、上流域の汚水が下流域の農地に影響を与えているということである。米の産地がこれではいけないということで市としても精力的に整備を進めているところである。 地域委員の中には、連合嘱託員の皆様をおられるので、地域に帰られたら、早めの水洗化を地域の方々に積極的に呼びかけていただき、ご理解とご協力をお願いしていただきたい。 |
高森委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
石川委員 | 工事費に対する利子補給制度はあるか。あるならば、供用が開始された後、その地域で制度の説明を行ってはどうか。 |
建設課長 | 工事費用に対する利子補給制度がある。制度の説明は住民説明会の場で行っているが、共用開始後の説明会については検討したい。 |
本名委員 | 中之島大沼線は交通量が多く、至るところで道路が傷んでいる。明け方に大型車両が通るたびに多くの家が振動で揺れる状態であり整備していただきたいことを要望として伝える。 |
高森委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
高森委員長 | 無いようなので、次の議題に入る。 【長岡市組織変更について】 |
高森委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | (資料:「長岡市機構図(平成21年4月1日案)の概要」により説明) |
高森委員長 | 今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。 |
高森委員長 | 無いようなので、議題については以上とする。 |
高森委員長 | その他として、一点お聞かせいただきたい。 ケーブルテレビの整備について、中之島地域を含めた未整備地域への着手予定について情報があったらお聞かせいただきたい。 |
地域振興課長 | 平成21年度については、中之島地域は着手しない見込みである。 中之島地域は、防災面でケーブルテレビの活用が必要であることから、早期整備の要望書を市長に提出したところであり、平成22年度以降の早期整備目指して努力していきたい。 |
本名委員 | 光ファイバーの普及促進の動きがあることを耳にしたが、市が進めているケーブルテレビの整備とは別のものと考えてよいか。地域住民からと問い合わせがあった際、説明する必要あるため確認したい。 |
吉田地域振興戦略部特命主幹 | 高速インターネット接続だけを考えれば、民間の電話会社等のサービスを受けても構わないが、防災情報は入ってこない。 市が進めているケーブルテレビ整備は、ケーブルテレビに加入することで、防災情報も流れ、高速インターネット接続も可能となることものであり、防災面とインターネット環境の両方を整備できるメリットがあることから、長岡市全地域の整備に向けて取り組んでいるところである。 |
高森委員長 | 以上をもって本日の地域委員会を閉会する。 以上 |
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