最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第4回 三島地域委員会 |
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開催日時 | 令和2年2月14日(金曜日) 午後7時00分から午後9時00分まで |
開催場所 | 三島支所3階 301会議室 |
出席者名 | ○委員(11人) 委 員 小林 茂 〃 安立 信治 〃 丸山 茂男 〃 難波 光男 〃 大島 一洋 〃 小熊 昭三 〃 片桐 直子 〃 燕 公雄 〃 野中 君代 〃 小川 力 〃 阿部 浩子 【長岡市】 渡邉地域振興戦略部長、上村地域振興戦略部課長、 恩田地域振興戦略部課長補佐、斎藤三島支所長、 遠藤地域振興課長、小林市民生活課長、河内産業建設課長、 廣川地域振興課地域振興・防災担当係長、 若井地域振興課主査 【傍聴人等】 傍聴人 5人 報道機関 0人 |
欠席者名 | 1人(永島 圭子委員) |
議題 | 1. 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方について(2回目) 2. その他 |
審議結果の概要 | 1. 今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について、資料に基づき説明し各委員から意見を聴取した。 2. 特になし |
会議資料 | 次第(PDF 50KB) 資料1「前回の地域委員会における主な意見と検討の方向性」(PDF 244KB) 資料1別紙「第1回目の主な意見(全体)」(PDF 196KB) 資料2「地域審議会等に関する他市の事例」(PDF 157KB) 資料3「地域委員会が関係した事業(主なもの)」(PDF 124KB) 一覧表:意見交換会グループ(PDF 133KB) |
審議の内容
1. 開会 | |
支所長 | ただいまから令和元年度第4回三島地域委員会を開催いたします。 【出席委員は11人で会議が成立していることを報告】 |
2. あいさつ | |
委員長 | (委員長あいさつ) |
支所長 | ありがとうございました。続きまして、長岡市地域振興戦略部の部長がご挨拶を申し上げます。 |
地域振興戦略部長 | (あいさつ) |
3. 議事 | |
支所長 | それでは、議事に入らせていただきます。本委員会の議長は、長岡市地域委員会条例第7条第3項の規定により、委員長が務めることになっておりますので、委員長から議事進行をお願いします。 |
(1)今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について(2回目) | |
委員長 | それでは、「3 議事」に入ります。議事の「(1)今後のまちづくりの提案や広聴のあり方の検討について(2回目)」を議題とします。 はじめに事務局から、お配りした資料について説明を受けた後に、委員の皆様からご意見をいただきたいと思います。資料は、10地域で開催した地域委員会において出された意見を事務局で集約し、今後の検討の方向性などについてまとめたものです。 今回の会議の主旨は、資料1について基本的なところをご理解いただいたうえで、右側の今後の検討の方向性について、ご意見をお聞きしながら、より具体的なものにしていきたいと考えております。 なお、今回の会議も各地域委員会としての「一定の結論」を出すというものではありませんので、今後の検討の方向性について、イメージを膨らませながら、忌憚のないご意見をいただければと考えています。 それでは、資料の内容について、事務局から説明をお願いいたします。 |
地域振興戦略部課長補佐 | 資料2、資料3に基づき説明 |
委員長 | 今ほど、事務局から資料2、資料3の説明がありました。こちらについては、何かご質問等はありませんか。 |
委員全員 | (質問なし) |
委員長 | 質問がないようですので、次に資料1と資料1別紙について、事務局より説明をお願いします。 |
地域振興戦略部課長補佐 | 資料1別紙、資料1に基づき説明 |
委員長 | 今ほど、事務局から資料1と資料1別紙について、説明がありました。資料1と資料1別紙については事前にお配りし、ご覧いただいていると思いますが、まず資料1別紙の「第1回検討会議での主な意見等」と資料1「前回の地域委員会における主な意見と検討の方向性(案)」の左側の主な意見と地域間の違い、中ほどのまとめの箇所について、他の地域と見比べながら、発言の漏れや表現の違いなどの指摘や、質問等がありましたらお聞かせください。では、順番にご意見を聞いていきたいと思います。 |
委員 | いただいた資料の中において、佐渡や新潟の方などのいろんな方法を説明していただきましたが、具体的に長岡市としてどうしたいのかをお聞きしたいのです。周りの地域のことはどうでもいいんです。まず、三島地域はコミセンがあり、地域委員がいます。区長会をはじめとして、いろんな委員会がありますが、縦の考え方だけなんです。横のつながりは全くありませんので、それを三島として私はやりたいと、前回も申し上げました。ですから、それについては、長岡市はどうなんでしょうか。もっと具体的な案をここで示していただきたいのです。三島の地域委員会として、地域委員だけでなくコミセンも含めた組織として、どう住民に対してアナウンスできるのかをお聞きしたいです。 また、資料1今後の検討の方向性(案)の中で「1.広聴の仕組みについて」では、ウ.普段意見を言う機会の少ない人や若い世代、女性なども意見をあげることができる(SNSなど)とありますが、SNSを知らない人はどうするんですか。では、どのように周知したら良いのでしょうか。携帯を持っていても、できない人は切り捨てるんですか。この文章は気をつけてほしいと思います。この文章はSNSをやっている人の考え方ですので、やってない人はどうするんですか。まだ、70歳以上の方々が携帯を持っていない人もいます。そういう人たちには、どのように住民に対してアナウンスするのでしょうか。やはり、ここの地域委員が考えてみんなで協力して、それができなかったらコミセンも何とかしてしてほしい。手を貸してほしい。それから、水面下では社会福祉協議会にこんな人たちがいるんだよね。じゃあそれをどんどん上にあげて、地域委員としてどうするんですか。とういう考え方を、三島地域全体の組織として考えていくべきだと思っています。せっかく、長岡市の地域振興戦略部の方々から来ていただいているのですから、長岡市はどうなのかを知りたいです。前にも話しましたが、65歳、70歳の方々が生活しているんです。その方々が今より身体的に停滞しないように、国は打診しているとお話しました。これも含めまして、より具体的に考えていただければありがたいです。国は県に、県は市町村に任せるといっているにも関わらず、私の質問の答えが一切載っていないのは非常に残念です。 |
地域振興戦略部長 | ご意見ありがとうございました。今おっしゃるとおり、前回言ったことと同じじゃないか、とのご意見は、他の地域委員会でも同じことを言われています。まず、長岡市から方針を示してほしい、とも他の地域委員会でも言われていますが、最終的には長岡市としての方向は出したいと思っております。ただ、前回1回だけ12月にお話をお聞きし、全地域を回って今2回目に入ってきておりますが、決める前にもう少しご意見をいただきたいということで2回目をさせていただいております。当然ですが最後は長岡市の方で方針を出して、皆さんにお聞きしたりする機会もありますので、そのように諮った上で最終的に方向性を決めていきたいと思います。 あとはSNSについてですが、これは使えない人もいるのはもちろんです。資料1の「1.広聴の仕組みについて」では、イ.世代別、職業別などバランスのとれた意見を集めることができる(座談会、アンケートなど)があります。SNSは普段意見をいう機会が少ない人の声を引き出したいということです。こちらとしては、チャンネルを広げたいという意味での方法としてSNSがあります。他の地域の区長会や町内会では、年配の方は出るけれども、若い女性や男性は出れないといったこともありますので、そういった声があげにくい人の声を拾うチャンスやチャンネルがあった方がいいと思い、加えさせていただきました。三島の場合はコミセンがあり、非常に連携が取れています。資料1の1.「広聴の仕組み」に関する主な意見の「ウ」にもありますが、区があってコミセンがあって、地域委員会と非常に連携が取れているので、他の地域に比べたら全然進んでいる地域であると思っています。なので、イメージが逆にしっかりしすぎているので、これ以上何を聞くんだ、という話になっているように感じますが、残念ながら全部の地域が三島地域のようにはなってはいませんので、やはりいろいろな地域の声を聞いて、最終的に判断をさせていただきたいと思っております。忙しい中集まっているのに、前回の話と同じじゃないか、というご意見もよくわかりますが、冒頭で申し上げましたとおり、もう少し膨らませていきたいということで、資料に示させていただいております。この点につきましても、ご理解をいただきたいと思っております。 |
委員長 | ありがとうございました。その他ございませんか。なければ、順番にご意見をお願いします。 |
委員 | 合併時の考え方で自分なりに昔の資料を見たのですが、住民の意思を代弁する議員が少なくなるので、これに替わる機関として地域委員会が設けられたことと、その後の資料には合併後5年ないし10年を目途に見直しと書かれていました。私はまだ1期目で先輩方には申し訳ありませんが、1期から7期までのやり方を基本にして、地域委員だけでなく区長会や学校やその他の団体の方と話し合う場作りをやったり、市の施設を見に行ったりしながら、従来の任務と同じかも知れませんが、与えられた任務をやっていきたいと思います。 |
委員 | 私は地域代表として1年目で、課題について的を得たような質問ができるかどうかわかりませんが、自分なりに過去の資料を見たりしながら、気がついたことをまとめましたので、質問や要望をお話させていただきます。まず、提案や活動の進捗状況として、三島地域においては、相当な活動や支所地域の町づくりなどのいろんな事業活動を創設し、地域に根付いた活動等もあり、相当に期待できると思っております。そんな中で地方創生、地域活動を拡大していく重要な得策でもあり、それらを押し進めていくには予算もイコールだと思います。そういった事業についての予算はこれからだとは思いますが、相当な活発な活動をしていくには、予算計上した中での形であれば、もっと活動が広がっていくように思います。 続いて広聴についてですが、区長会、コミセン、社会福祉協議会と各団体があります。それらと密接した中で共通した認識も、区長会の方では統一できるかも知れませんが、逆に地域委員会ではほとんどの事業内容がわかりません。やはり、地域委員会と担当町内会など、地域においては区長会になりますが、それらを情報共有をし意見交換をしていければ、もっと活発な活動ができると思います。それから、地域委員会の地域代表は2年で変わりますので、その引継ぎがしっかりできればフォローできるんじゃないか、と思われるかも知れません。しかし、なかなか腰かけみたいな委員会制度なので、他の地域の有識者や団体等の代表はどうかわかりませんが、懸念があります。前に地域振興課長から、地域に顔を出して情報を取るようにとも言われています。自分の町内は毎月委員会がありますから、その中で一つの議題を設けることは可能ですが、他についてはまだわからない状況です。 あと、住民アンケートについては2月20日頃から実施すると聞いていましたが、この前区長とお会いして少し伸びたとお聞きしました。内容の練り直しになったかも知れませんが、この時間の中で差しつかえなかったら、アンケートの中身や何で予定どおり進まないのかをお聞きしたいです。最近では広報みしまや社協だよりがありますので、別枠でなくていいので中身を濃くといいますか、企業なんかは社内報や企業広報などで細かいところまで出ていますが、特に広聴の仕組みについては、もっとランダムではなく定期的に流した方がいいと思いました。 検討の仕組みについては、それぞれの実施部隊を一つに集約し、区長会、コミセン、社会福祉協議会、団体の代表者を交えて、一つの戦略の連合会をつくった方が良い気がします。例えば、連絡協議会など、地域振興戦略部の地域委員会は、委員長と副委員長が出席する全体の会議回数を増やして、とおり一片の会議ではなく、もっとつっこんだ会議をしながら、中央の話が各地域にストレートで降りるような仕組みにしたらどうかと思います。 資料13.現在の地域委員会の役割や機能等に関する主な意見については、国策ともいえる少子高齢化、地方創生を取り込んでいく上で地域委員のあり方を見直す必要があり、先ほど地域振興戦略部の方からも話がありましたように、まさにここに来るんではないかという気がしています。そうすると、地域代表は1期2年ですが、これを区長会と協議しながら、もっと複数年度担当させた方が良いような気がします。 |
委員 | 今ほど委員が言われましたように、コミセンが前回の地域委員会の時に、皆さんにアンケートを実施したいという旨のお話をさせていただきました。その後少し専門家の方々と煮詰めていきましたら、非常に質問が多くて中途半端に全てに丸をつけようとするなど、何のためのアンケートかわからなくなることと、もう一つは三島町としてどういう方向性を見出すためのアンケートなのかを、支所の方々とも相談させていただき、三島として若い世代の方々が生活しやすいようにということを含めて、その課題を今私たちがこれからやらなければいけないためのアンケートなんだということで、区長をはじめ皆さん及びいろんな方から、研修を受けていただきます。アンケートの内容は前もって郵送させていただきます。ですから、もう少しお待ちください。皆さん方の研修は5月を予定しておりますので、ご理解いただければありがたいです。 |
委員 | 私は2期目に入り、地域委員がいかなる組織か多少なりともわかってきたように思いますが、問題もあります。地域委員があまりにも漠然としたテーマについて検討するので、皆さんと集まって一つのテーマを決めるために丸1年使うことは前回ありました。 となると、地域委員をやっていても2年のうち1年はテーマを決めるために使ってしまえば、活動できるのは実質1年だけという点が1番の問題だと思います。 最初に市の方からこのテーマについて、地域委員の方々から考えてほしいと、おおまかでいいので提案してもらえば、ずっと2年間はそのテーマについて議論できますが、最初に漠然と何かありませんか、というのは本当に困ります。 例えば、防災や地域の人口減少についてのテーマについて、2年間地域委員でやってもらえませんか、と言われたなら考えやすいのですが、テーマもこちらで考えてとなると、テーマを決めるための会議を何回も繰り返し、ようやく決まったと思い提案したら、それは違うんじゃないか、ということで市の方から意見を聞き、当初から意見を変えて違うテーマになったりして、結局最終的には自分たちは2年間何をテーマにして議論してきたのか、最後になるとわからなかったことがありました。確か前回は防災行政無線がアナログからデジタルに変わるため、アナログ停波となった場合についての議論をしてくれませんか、と地域委員になった時に言われたのですが、最終的にはっきりした意見ではなく、地域の防災のことを意見でまとめて集約して出しただけで、防災ラジオや防災行政無線に関しての意見は、ほぼ1行か2行に集約してしまい、結局停波した場合には市はどういった提案をしたのかは、いまいちわかりません。 防災ラジオはFMのフラグはあるけど、今使ってるアナログでは、三島地域だけで使える防災行政無線はなくなってしまうのはわかりますが、長岡市が使っている防災ラジオでは、代替えとして難しいということしかわかりません。もう少しそのへんについてお聞きしたかったのですが、防災ラジオについて2年間で第一分科会がやってくれていると思っていました。でも、防災行政無線については何も決まらず、提案せずにただ停波が近づいてることだけが残った感じです。もう少し、テーマをしぼって地域委員が集まって議論するような場にしてほしいです。 |
委員 | 私は今年で1年経とうとしていますが、今の皆さんの意見を聞いていて同じことを思いました。地域委員て何なんだろう。地域委員からテーマを出すことはしていませんので、これからどういう方へ進むのかわかりませんが、区長会や社会福祉協議会などの他の組織とのつながりもあっていいんじゃないかと思います。意見が横につながっていくと、何か問題点が出てきたりするかも知れませんが、この地域委員だけで話しても地域委員の話だけになるし、区長会だけだと区長の話しか出ないので、横のつながりのまま話題があった方が話が進んでいくように思います。他の地域のアンケートを見ると、若い人の意見が出てきていますが、今の状態なら若い人の意見はどこに出てくるのでしょうか。どこに取り込む場所があるのかが疑問に感じます。 |
委員 | この会議は、今までも何回もやってきたし、これからも続いていくと思います。落としどころというか、資料1今後の検討の方向性(案)でみんなの意見をまとめてくださっています。もし、ここの意見をバランス良く皆んなの意見が吸い上げられて、それが市に届けられてそれに対して市が答えてくれれば、確かに素晴らしいこととの意見も多いのですが、これを今やろうといってもできることは少ないだろうし、今はできるための具体的な仕組みを決めるための意見出しということでよろしいですか。 |
地域振興戦部長 | はい、よろしいです。 |
委員 | ありがとうございました。資料1については、事前にいただいていたので、読んだ感想としましては人任せな意見が多いと感じました。地域づくりの検討はコミセンに期待、若い人たちの意見を吸い上げたいとか、女性が区長会にいないから、と書かれてあったんですが、区長会や町内会は確かに女性の委員がいないのはわかります。私の地区では町内会の選挙の紙が回ってきて、丸をつけて投票するようなやり方で決めています。ただ、町内会長は世帯主のだいたい男性で、女性は全然あがってないです。私の主人もそろそろ町内会長にという話もありましたが、ただ年齢制限があると言われて、今回は町内会長をはずされました。女性がいないのが問題だと思うので、まず女性で誰かがやらないと、他の地域でもやらないと思います。もし、町内会長は女性がなれない、という決まりや年齢制限がある地域ならしかたありませんが、そういうルールがないのであれば、町内会長の名簿に女性も出せばいいと思います。自分たちができることがもっとあるのに、皆んな周りに期待しているように感じました。 |
委員 | 最近は人口が減ってきています。お年寄りが増えて子どもの人数も減ってきており、いろんな生活面での問題も出てきています。民生委員の協議会でも生活上の問題等で、いろんな意見を吸い上げて問題点をまとめた資料もあります。例えば人口が減少していくとバスの便が悪くなりますが、お年寄りは車の運転をやめた方も多く、車に代わる足がないと困るというような話も聞きます。 資料1の提案ですが、良くできていると思います。三島のことをいろいろあてはめてみて、これから検討していきたいと思います。 |
委員 | 私は今年度から地域委員をさせていただいておりますが、実際に地域委員が必要とされているのかがわからなくて、三島地域以外の話をお聞きしました。中之島地域は若い人だけを地域委員にして、これからの若い世代を担っていける人たちでやっていく取り組みをしているそうです。それは、私からすると不信に見え、どうやって集められたのかなあ、と思いました。若い人たちだけでなく、いろいろ経験を積んだ年配の方にも、地域委員になっていただくこともありだと思います。まして世代によって家庭の事情も違いますから、これからの私たちの年代では、介護の問題や年金の問題などがあると感じています。 最近では三島地域も子どもが少なくなり、8年後には脇野町小学校は1学年2クラスから1クラスになるだろう、との話も聞きました。しかし、それを止めるにはどうしたらいいものか。私は小中学生の子どもはいないので、増やすには維持する方に考えればいいのか、増やす方に考えて動けばいいのか、何年を経ていいのか、全く計画性がつかめなくて、私自身も研修してもっと学ばなければ、考えは出せないと思いました。今後子どもたちが生活しやすい環境を選ぶのが、普通の親の選択ですが、三島は住みやすい地域だからこそ、ここに家を建てて住みたいと思える何かができればいいのか、私自身も勉強していきたいと思っております。 |
委員 | 先ほどのお話にもありましたが、地域委員会としてテーマを見つけて、それに対して検討していくのに1年くらいはかかってしまいます。あるいは、半年はかかってしまいます。私は前にも、市の方に何か考えてほしいことはないですか、と聞いたことがあります。これに対して何か検討してみてくれないか、と言われた方が、はるかにやりやすいです。そうすると、地域委員会だけではなく、例えば区長会、民生委員、いろんなところとタイアップして、その課題について検討できます。 前に三島の地域委員会で、中学生を対象に通学に関してアンケートをとったことがあります。それも参考になりました。第7期の三島地域委員会としての提案は、防災行政無線のデジタル化に伴い、地域防災委員の任期について、長期に渡る委員を選任できるような方向にもっていってほしいという内容です。デジタル化だけでことが済む訳ではないですよね。若い人はそれでいいでしょう。ところが70歳でも90歳でも命は命ですから、そういう人たちを守る方策をもっと考えてください、と市の方から言われた方がわかりやすいし、区長会とも連携が取れる訳です。第8期が始まってから、約1年近く経っていますが、防災委員の任命については一歩踏み込んで考えたいと思います。ということは、私たちも考えないとですが、行政も考えなければなりません。特に三島の場合は区長会が1年交代で変わりますから、3歩進んで2歩下がるんです。特に防災に関して重要だから、防災委員の任期をどうしたらいいでしょう、と提案している訳です。すぐに返答ください、とはいいませんが、提案しても提案しっぱなしで、支所長で止まっている訳ありませんよね。本庁まで届いてる訳ですし、そのへんもフィードバックがなければ、ただ私たちがこう考えます。提案します。それが、全然フィードバックされなければ、地域委員会は何しているんだろう、何をやっている団体なんだろう、というような話も出てこようかと思います。今までも2年に1回は提案して、その検討した返事がないのは、どこも同じなんでしょうか。ただ、三島の地域委員会だけが返答ない訳じゃないと思います。今後の方向性として区長会、民生委員、コミセン、支所、住民でもいいので、検討してほしいというテーマをいただいた方が、地域委員としては思うことを、例えば区長会に話して少しずれがあれば、それを修正できる訳ですよね。あくまでも地域委員だけでやっていれば、半年1年かけてようやくテーマが決まって、最後はまとめて終わってしまいます。そのへんも今後の大きな課題だと思います。 |
委員 | 皆さんのいろんな意見を聞いて、同感する部分と違う部分がありました。私は10年先を見据えた問題点を検討して、実行できる委員会であればいいと思います。地域委員としての実行が割と少なかったので、実際考えた人が実行するのが一番いいと思います。ただ意見だけ出して、ただ提案だけ出してやってきましたが、最初の頃の地域委員はもっと大きかったように感じます。それなら、もう10年先を見据えた問題はわかっていることですから、一気にまとめるか一つにしてしまうかで、1年毎に2年毎にまとまっていった方が、三島がもう少し豊かになれるような気がしました。 |
委員長 | ありがとうございました。広聴について、前回の地域委員会から出てきましたが、「三島地域を考える会」では地域の方に来ていただいて、会議をしたこともありました。私はこのような会議で、意見を探すのも良いと感じました。ですから、広聴の仕組みについては、各地域でいろんな意見があると思いますので、いろんな意見を吸い上げて、今ほどの委員の意見にもありましたが、地域委員として5年後、10年後の問題を検討していかなければならないと思いました。 それから、前回の地域委員会の役割について、今ほど皆さんの意見にもありましたが、間に合うかと思いながらやってきました。7期でいろんな災害があったので、とりあえず第一分科会では防災に関して話をまとめて、市の方に方向性を出してほしいと提案したんですが、なかなか動けないように感じました。実はコミセンにも防災というグループみたいな括りがあるので、そこでグループをつくってやっていくのもいいかも知れませんが、今後相談しながらやっていきたいと思います。 あと、地域委員会は皆さんは何をやるのか、わからない部分もあると思います。三島はコミセンや商工会もあるし民生委員もいるので、誰かが横の連絡をやっていかなければ動けないように感じています。できれば、商工会の建築部会などがいろんな空き地問題について、もう少し前向きに、ただ更地にしてそのままになっているのは何とかしてほしい、などの意見を出してもらえると、更地がきれいになって人が来てくれるかも知れないと思っています。 あとは、皆さんの意見と同じですが、やはり、三島は合併地域の中でも北スマートインターの工業団地にも2㎞位で行きますし、山もありますので非常にいい地域だと思います。全般的にこの地域振興戦略部で考えた内容をもとに、三島地域で三島地域版を整理していけば方向が見えてくる気がしました。 |
地域振興戦略部課長 | いただいた内容のテーマについて、こちらから何もコメントがないのも失礼ですので、皆さんからいただいた意見を聞きながら考えていたことを、若干お話させていただければと思います。 委員からのご意見ですが、長岡市の考え方を明確に示してほしい、というご意見は今までの地域委員会でも、やっぱり同じことを言われて、もやーっとしているね、と表現された所もありました。こちらとしても、考え方が明確に見えるような形で示していきたいと思っております。ただ、地域委員会は合併後15年やってきて、その中でもいろんなご議論いただいて、力をかけてきていただいているものだと思うんです。やはり、今やっていることをどういった形で変えていけるかどうかの検討については、慎重に行うべきだと思っています。他の市の真似をするなんてことは、さらさらそういう気持ちはありませんが、やっぱり長岡版、三島であれば三島版のスタイルをとった検討の仕組み、広聴の仕組みに変えていくことができないかというのが真意です。なので、いずれこちらの方で、考えというものを明確に示していきたいと思っています。 その他に委員からは、総会、コミセン、PTAとの横のつながりを持ちながら、そこと地域委員会が関係を持った中で、地域一体として情報を共有して検討していくような仕掛けがあればいい、というようなご意見をいただきました。 その他に委員からは、予算についてのお話をいただいています。予算もそうですし、企画や広聴の仕組みもそうですが、やはりこれから人口がなおさら減っていく中で、地域自治という自分たちの地域は自分たちで守っていこう、というやり方のちょうど分岐点、変えていく過程にあると思います。今これを変えていくことをやり始めないと、おそらくこのまま人が減っていって、自然消滅的にどんどん地域が元気を失くしていくんじゃないか、という危惧も私どもにもあります。いずれ地域自治をどうしていくかという話は、当地域委員会もそうですが、お話も出ました支所のあり方や、コミセンのあり方について、初回はどういう形でどういう人たちを選んでいくのか、もっと多分大括りな仕掛けの話に発展していくことになると思います。その発展していくことの起点ですが、10地域全部でお願いしている議論の中から、何か形が浮かび上がってくるかも知れないと、私自身いつも期待して念頭に置きながら、皆さんの意見をお聞きしています。今日も本当に参考になるご意見をいただけたと思っております。 3人の委員からも同様なご意見いただきました。テーマ決めのために1年もかけているのは、私ども自分たちのことなんですが、それはやっぱり情けないと思います。行政として皆さんに、こういうことをお願いしたいことは、明確に示すべきだと思います。ただ、それをやろうとする時に、果たしてそのテーマに沿った地域委員会の形をとっているのだろうか。やはりこれは問題となるんではないでしょうか。そうすると、私どもがこれから考えていく方法があるとすると、例えばテーマを設定した時に、それを照らし合わせた地域のメンバー、あるいは地域外からでもいいかも知れませんが、テーマに沿った人たちで、そのテーマごとに柔軟にメンバーを構成できる仕組みについても、考えていかなければならないと思っています。 ただ一つ大事なのは、委員の意見にもあったのですが、やはり行政からテーマとしてお願いするチャンネルと、地域の人たちが自分たちでこういうことを検討したい、ということができるチャンネルと、両方を備えていくべきだと思います。従って一つのヒントとしていただいたのが、柔軟にテーマや地域特性に応じて、形を必要に応じて変えていけるような選択できる仕組みもありうるんじゃないか、とのヒントをいただきました。 他にもいろんなヒントをいただきましたが、今日は三島の皆さんからいただいたものも、できるだけ次はわかりやすいような形で、こういう選択肢が取りうるんじゃないか、というようなことを、できるだけ工夫して、もう一回ご相談にあがりたいと思いますのでよろしくお願いします。 |
委員長 | ありがとうございました。 |
支所長 | 私の方から一言よろしいですか。地域委員の皆さんには意見を真剣に考えていただきまして、大変ありがとうございます。従来の三島地域委員会は、非常に活発な活動をされていたので、地域委員会にテーマをお任せして、各種団体との連絡会議や開催につきましても、地域委員会を尊重してきたとういう面がありましたので、このような状態となっております。今後の運営につきましては、事務局の方でもしっかり考え直していきたいと思っております。 それから、地域委員からの提言等の結果につきましては、本日若干資料3でお示ししてありますし、まとめたものをそれぞれ地域委員へお渡ししてあると思います。先ほど話がありましたように、学校の登下校の問題や、そういうことから事業化につながった部分も、直接ではございませんがあります。そういう面で地域委員自らワークショップを開催し、非常に活発に活動していただいておりますので、この点につきましても改めてお礼を申し上げたいと思います。地域委員からの要望等の結果のフィードバックにつきましては、その都度しないで今回まとめさせていただいた点については、反省しております。今後の運営につきましても、改めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 |
委員長 | ありがとうございました。他に何かございませんか。 |
委員 | 先ほど委員からも話がありましたが、コミセンで「まちづくり部会」というものがあり、その中で今後の三島をどういうふうにやっていくか。子どもたちが住みやすく、生活しやすいようにするには、どのように環境を整えていくのか、という部分が今回のアンケートになります。そのアンケートの結果を踏まえて、地域委員だから知らないではなくて、地域委員や区長会の方々にも、いろんな団体の中で全部横の連絡を密にしまして、こういう方向性がアンケートから出たんだと、そのことについて10年後、20年後の子どもたちが住みやすいようにということで、委員からも話がありましたように、おそらく今後の方向性がより良くよりわかりやすいように、アンケートの結果が出ると思います。その中で今後の三島町の地域委員は、どういうふうにそれに対して協力していけばいいかの方向性も、もしかしたら出るかもわかりませんので、是非地域委員の方も含めまして、いろんな考え方の中で一丸となって、三島町を住みやすい環境、いい環境、防災、災害ですね。新潟県も予算を削減しましたが、防災だけは削減しないようですので、そんな防災の話も含めまして、アンケートで今後の方向性が導き出されればと思っておりますので、よろしくお願いします。 |
委員長 | ありがとうございました。資料12.まちづくりの提案における「検討の仕組み」に関する主な意見では、カ.地域の枠をまたぐ横断的な検討機能が望まれる、とあります。地域の課題のほか市共通の課題もあるはずです。少し違うかも知れませんが、いろんな地域で婚活をやっていますが、仮に三島だけで婚活をやっても集まらないと思います。中之島もやっているそうですが、地域と市を含めて婚活していただければいいと思います。そんな共通な課題がある中で、30代や40代近くの男女も結構いますし、そんなこともまとまってやっていく必要があると思います。最初は長岡市から合併地域くらいの範囲で、条件つけてやるのもいいと思います。ですから、地域共通のものについては、そんな形にして検討していきたいと思っています。その他、何かご意見はありませんか。 |
委員全員 | (意見なし) |
委員長 | では、次に資料1の右側、今後の検討の方向性(案)の部分についてですが、皆さんの意見がまとまりましたので、その他に何かご意見はありませんか。 |
委員全員 | (意見なし) |
委員長 | ないようですので、なければ今ほどのご意見でまとめていただきたいと思います。「(2)その他」に移ります。事務局から、何かありますか。 |
(2)その他 | |
事務局 | (特になし) |
委員長 | ありがとうございました。 以上で議事を終了します。それでは、支所長に進行をお返しします。 |
支所長 | 委員長、ありがとうございました。本日は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。事務局では、本日いただいたご意見を参考にしながら、方向性について更に具体化し、次の会議で改めてご検討をいただきたいと考えております。次回の会議については、4月か5月頃に開催したいと考えております。日程については、後日調整させていただきたいと思いますので、お忙しいところ誠に恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。 |
4. その他 | |
支所長 | それでは、次第の「4 その他」ですが、事務局から何かありますか。 |
地域振興課長 | 天津地域における風力発電所の設置について(情報提供) |
委員長 | 今ほどの天津地域における風力発電所の設置について、委員の皆さんから、何かご質問はありませんか。 |
委員 | この写真はどこですか。 |
地域振興課長 | この写真は、剣ケ峰の三島林道の途中になります。 |
委員 | 正直なところ町内会の総会の時に、この話は聞きました。今は山林なんてのは二束三文で一文にもなりません。影響がなければ木を伐採して、少しでもお金が入った方がいいとの話も聞きます。ただ、低周波とかいろんな問題もありますが、蓮花寺の場合は設置されると思わしき場所から、結構距離が離れていますから、そんなに影響はないんじゃないの、との声も聞かれました。一番近いのは中永、逆谷が近いでしょうか。蓮花寺の場合は山の天辺ですから、そんなに影響はないような気がしました。やってもらって困るという人はいなかったと思います。 |
委員長 | 私の方から質問ですが、風力発電所の設置はどこがやるのですか。長岡市も入っていますか。 |
地域振興課長 | 全く長岡市は入っておりません。民間の日立パワーソリューションズがやる事業です。 |
委員長 | ありがとうございました。 |
地域振興課長 | 先ほど話が出ました逆谷集落まで、1.5km位だと思います。 |
委員長 | 他に、何かご意見ありませんか。 |
委員 | お聞きしたいのは、この写真に載っている4倍近いものが建つのでしょうか。そんな例がある場所はありますか。写真に載っているものより、さらに大きくて150mとなると、新潟県内のビルでいうならネクスト21くらいですか。 |
委員 | 棟数は多いけれど、一つの大きさとしては小さいのですか。 |
地域振興課長 | 一つの大きさが150mとなります。 |
委員 | もしかしたら、津川の方でも計画しているそうですが、同じようなものですか。 |
地域振興課長 | その大きさが分かり兼ねますので、何ともいえません。 |
委員長 | その他、何かありませんか。 |
委員全員 | (意見なし) |
支所長 | 今ほどの風力発電については、引き続き情報提供させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 |
5. 閉会 | |
支所長 | それでは、閉会にあたりまして、委員長からごあいさつをお願いします。 |
委員長 | (閉会のあいさつ) |
支所長 | ありがとうございました。当初は地域委員会が終わりましたら、グループワークを予定しておりましたが、先ほどの意見交換の時にいろいろ意見をいただき、また、時間も遅くなりましたので、グループワークについては、今日はやめさせていただきました。必要があれば別途実施をさせていただきたいと思いますので、ご了承願います。活発なご意見大変ありがとうございました。以上で第4回三島地域委員会を閉じます。 |
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