最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第1回 越路地域委員会 |
---|---|
開催日時 | 平成22年5月20日(木) 15:00~16:50 |
開催場所 | 越路支所 3F 301大会議室 |
出席者名 | 【委 員】 小林(國)委員長、 小林(康)副委員長、 馬場委員、 山岸委員、 山田委員、 桑原(文)委員、 高橋委員、 鷲頭委員、 大矢委員、 竹内委員、 渡邉委員、 桑原(眞)委員、 永井(眞)委員 【長岡市】 地域振興戦略部 2名 竹内支所長、各課長、地域振興課(事務局) 3名 【沢下条やわらぎ会】重野 英二 【傍聴人】 2名 【報 道】 2名 |
欠席者名 | 永井(朝)委員 |
議題 | 平成22年度地域コミュニティ事業について 平成22年度越路地域委員会の運営について 上下水道・消雪パイプ制度の統一について(報告事項) |
審議結果の概要 | 平成22年度越路地域コミュニティ事業については提案書に掲載された事業が承認された。 |
会議資料 | 第1回越路地域委員会会議次第(PDF 5KB) |
審議の内容
【開 会】 | |
竹内支所長 | (省 略) 【委員長あいさつ】 |
小林(國)委員長 | (省 略) 【地域戦略部長あいさつ】 |
金子地域戦略部長 | (省 略) 【平成22年度地域コミュニティ事業について】 |
やわらぎ会 重野 | (事業について提案書に基づき説明) |
小林(國)委員長 | ありがとうございました。説明に基づき、ご意見、質問をいただきたいと思います。 |
桑原(眞)委員 | 地域資源を発掘し、育てていこうという試みは非常に素晴らしいものです。以前行っていたものが途絶えてしまったというケースはどこの地域でもあるので、どうして途絶えてしまったのかという部分を調べてみてもらえると、他の地域でも参考になると思います。 |
小林(國)委員長 | 参考にしていただきたいと思います。ありがとうございました。 |
竹内委員 | 毎年コミュニティの補助金の審議をしているが、単発であったり、その地域だけで終わってしまっているよう状況です。事業実施後に広くPRを行えば、他の地域の参考にもなり、次へつながると思います。越路地区全体に広報できるような手段を考えてもらいたいです。 |
小林(國)委員長 | 他の地域の活性剤になるようなPRをお願いしたいということです。是非お願いします。 |
鷲頭委員 | 複数の団体が出てきた時の対応が今後の課題だと思います。 |
金子地域戦略部長 | 川口では50万円を按分し、三島では25万円ずつに減額をしましたが、50万円で行いたいと申請しているものに対し、按分することが本当に良いのかどうか、全体に質を下げるのではないかという議論が出ていますので、川口、三島方式が定着するものではないということだけ、ご理解いただきたいと思います。 |
馬場委員 | 今回やわらぎ会が事業目的を達成するために50万円必要ということで50万円を申請しているのに、3つ出てきたから3等分しましょうという議論ではないはずです。50万円をいかに有効活用できるかを議論しないとおかしな話になると思います。 やわらぎ会は、お地蔵さんをメインに考えているようですが、地域全体における信仰的な要素が強いのですか。 |
やわらぎ会 重野 | 集落に災害がないように、家族の安全と無病息災を祈り山の上に祭ったものです。 |
馬場委員 | 固定的な信仰を謡っているわけではないのですね。 |
やわらぎ会 重野 | 6月、7月頃に収穫に入る田畑の豊作を願いお奉りしたことが始まりです。 |
馬場委員 | 固定的な信仰ではなく、地域全体の守り神様、みんなで愛したお地蔵様という感覚で捉えていられるのですね。 |
やわらぎ会 重野 | そのように聞いております。 |
馬場委員 | 地域あげての取り組みだという事であれば尚のこと、50万円を有効活用するための議論展開をしていただきたいと思います。また、今年度だけではなく、継続してどのように進めていくかということが、ある程度示されるべきではないかという感じがします。 |
河内特命主幹 | 特定の宗教活動は対象にならないと書いてありますが、事前に調べさせてもらったところ、今回は特定の宗教活動とはみなされないということになります。 |
桑原(眞)委員 | 長岡市ではコミュニティの補助金と市民活動を行う団体に対する補助金があります。活動目的に応じた補助金がありますので、支所の方で振り分けていただきたいと思います。 |
山田委員 | 子どもからお年寄りまでにすごく喜ばれ、本当に必要なものだと感じ、継続的に行いたいということが大前提なのですよね。 |
やわらぎ会 重野 | 昨年は約100名の方が屋台を引いてお地蔵様の前まで行きました。3メートル幅の林道で、踊りが行われたり、屋台や参加者が行き来しました。3メートルの道路では踊りや出し物をしてもらうには非常に狭いので、道路の角を広げ、東屋を建て、そこで踊ってもらえば、道路の方からゆったりと踊りを見てもらうことができるという考え方の中で、この計画を立てさせていただきました。 |
山田委員 | 単発ではなく、きちんと整備を行い、ある程度の基礎ができれば、自分達で毎年続けていけるのでお願いしますということですよね。 |
重野委員 | はい。そのような内容です。 |
大矢委員 | ふるさと創生基金を使わせていただいていますが、特定の団体しか出ていません。それでは幅が広がっていきません。もっと公にし、オープンな形にした方が、より地域が団結していくのではないかなと思います。 |
金子地域戦略部長 | この補助金を使うと、いかに地域が良くなり、地域や自然を愛することにつながるかということを、どのようにPRしていけるか。合併して6年目ですが、団体や地域の方々から、もっと補助金の存在や効果を知ってもらい裾野を広げていく段階なのかなと思っております。 |
高橋委員 | 昭和33年頃途絶えたと書いてありますが、生活体系が大きく変わったことが大きな原因だと思います。 |
小林(國)委員長 | 十分なご意見をいただきました。一旦、やわらぎ会の代表者からご退席してもらい、皆さんからご審議いただきたいと思います。 (やわらぎ会代表退席) |
小林(國)委員長 | 事業の目的、今後の事業の継続など色々な意見をいただきました。このやわらぎ会の事業につきまして、皆さんのご承認をいただきたいと思いますがいかがでしょうか。 地域外へのPRを十分にしていただくことで、この事業の目的と初期の目的が達成できます。地域の皆さんの活性をさらにご祈念いたしますと同時に、この事業を承認いただきますことをご報告させていただきます。 【平成22年度越路地域委員会の運営について】 (事務局説明) |
小林(國)委員長 | 年間の委員会の日程・予定、分化会の日程・予定、今後の研修の説明をいただきました。これに対してご意見をお願いしたいと思います。 今年は視察研修、合同研修是非実行できるように、事務局から特段の努力をいただきたいと思います。 【上下水道・小雪パイプ制度の統一について】 |
河内特命主幹 | (資料に基づき説明) |
鷲頭委員 | 消雪パイプは地域格差がありますので、少し乱暴な発想ではないかと思います。 |
河内特命主幹 | 上下水道は同じだが、消雪パイプについては格差が大きいという話で、地域により自然条件が全然違うという話を聞きます。条件は違いますが、機械除雪と消雪パイプをみた時、雪が降る量が違っても、消雪パイプの方は機械除雪の方に比べ、自分の家の前に除雪車がどけていった雪を片付けたりすることはありませんので、そのような公平性の確保も必要です。 その観点から、旧長岡では消雪パイプは地元がつくり、補助はするが、あくまでも受益者負担の原則になっています。合併地域で、とっていない地域と、全額とっている地域と、どれが一番いいのかということになると、全体をみた時には、やはり受益者負担というものは必要ではないかということが基本的な考え方だと思います。負担の額、条件をどこまで加味できるのか。旧長岡の人にしてみれば、自分たちは全部負担しているのに、何でその地域の人は負担しなくていいのかということが当然でてきます。全体の市として、やはり受益者負担というものはご理解いただきたいというのが、基本的な考えです。 |
鷲頭委員 | 今後1番心配なのは、壊れたものの修理です。10万円を差し引いた半分では地域の負担が非常に大きくなります。30年位前からあるので、次々と壊れることは当然予測できます。半額が地域割りということになると、機械管理しないといけないのかなという考え方も出てきます。これはが適当であるかどうかということです。 |
金子地域戦略部長 | 長岡は消雪パイプ発祥の地で、昭和43年までは、市で敷設しました。除雪車が行く場所は自宅の入り口を開けるのに時間がかかります。消雪パイプの場所ではほとんど除雪をしなくていいので、消雪パイプの電気料は敷設してある地区で負担していただいていました。43年以降は、町内ごとに消雪パイプを希望するようになり、管を掘る場合には3割補助を出すことにしたわけです。栃尾や山古志地域は、消雪パイプを掘りたくても水が出てこないので機会除雪です。消雪パイプがある所の方が圧倒的に除雪が楽なので、電気料の支払いを負担してくださいというお願いです。 私有の消雪パイプが壊れた時どうするかということについては、市としても地元の負担が大きすぎるという声が出ており、道路管理課が補助について検討を始めています。それがどうなるかということについては、まだ公の場で申し上げる段階ではないので、そのような背景があるということでご理解をいただきたいと思います。 |
河内特命主幹 | 3月議会の話が新聞やマスコミに載ったので、4月に地域委員会に先立ち複数の地域の区長会や総代会、町内会長会議で話をしたという経過があります。すべての地域の区長会や総代会で話したわけではないので、今後説明を行っていきたいと考えています。 |
馬場委員 | 受益者負担は理解できることですが、人口構成比も大事な要素です。人口構成等も踏まえ、時間をかけていただき、地域、町内に下ろしていただいて、末端まで説明がいき届くような回路が必要だと思いますので、よろしくお願いします。 |
金子地域戦略部長 | 地域特性を考慮して議論を進めていきたいと思います。 |
山田委員 | 説明を聞いていて、これでは過疎が進むわけだなというのが正直な感想です。弱者が困るような政治はしてほしくありません。そのために、区長さんへきちんと説明し、了解を得るべきです。議会でも十分にもんでほしい。早急には決めないでください。 |
河内特命主幹 | 調査を進めながら具体的に議論をしていくことなので、6月の議会で決めるということにはならないと思います。時間をかけ、町内におろして理解をいただくことを第一に考えています。 |
小林(國)委員長 | 問題点、悩みは沢山あると思いますが、越路地域からのお願いとして、長岡市の見直しの基準を上げてもらいたいと思います。 |
河内特命主幹 | 維持管理については、市が所有している消雪パイプの維持管理まで地元に負担がくるのかという質問が他の地域委員会でありましたが、維持管理までお願いしようというものではなく、費用を負担していただきたいというお願いでですので、ご安心いただきたいと思います。 |
小林(國)委員長 | 消雪パイプの料金は上がるが、下水道料金が下がるので、トータルすれば越路にはあまり影響がないと言葉で言い切れる問題ではないと思います。地域の要望、問題点を十分考慮して取り組んでいただきたいと思います。他に意見はないようなので、この議案については以上です。 【(5)その他】 |
事務局藤沢 | ご承認いただいたコミュニティー事業について事務局から補足させていただきます。 地域コミュニティー事業はソフト事業がメインの事業ですが、今回のやわらぎ会の委託料は材料費等にかかる費用が大半を占めているもので、やわらぎ会の設営で地域整備を行うということを付け加えさせていただきたいと思います。 |
小林(國)委員長 | 他にいかがでしょうか。 |
副委員長 | 長岡南越路スマートインターの上り方面(東京方面)、下り方面(新潟方面)という看板がとても小さく、非常に見づらいので、わかりやすくしてください。長岡祭りの際は他県からの乗り入れが相当期待されるので、せっかく看板があっても逆に渋滞を招く結果になると思います。早急にお願いします。 |
金子地域戦略部長 | 看板が小さいから大きくしろというお話と、長岡祭りの時の対応と、二つに分けて考えないといけないと思います。祭りの時には必ず駐車場の誘導看板を道路占用許可をとって立てていますので、それは分けて本庁の関係課に話をしていきたいと思っております。 |
鷲頭委員 | 冬期間における樹木被害について、行政がどこまでやっていただけるかということも含めて、所見を聞かせていただければと思います。 |
金子地域戦略部長 | 基本的には所有者責任だと思いますが、不在地主であり、交通の支障をきたすという場合には、道路管理者として緊急避難的にどかすということになると思います。 |
小林(國)委員長 | 他にどうですか。 |
高橋委員 | コミュニティー事業については、広報誌で簡単な結果を知ることはありますが、細かい部分についても知らせていただければ、今後の参考になると思います。 前回のアスパラ丼も、どの程度の効果があったのかは、何ヶ月かたてば出てくると思います。宣伝の仕方等も自ずとでてくると思いますので、是非報告をお願いします。 |
小林(國)委員長 | 事務局は実績報告をということですが、いかがでしょうか。 |
事務局藤沢 | はい。大丈夫です。 |
小林(國)委員長 | 活発な議論、意見をいただきました。ここで閉会をさせていただきたいと思います。 閉会の挨拶を副委員長の小林さんからお願いします。 |
副委員長 | 2時間にわたる議論大変おつかれさまでございました。 先ほど、お話がありましたように、気候の変動が大変激しいです。風邪がだいぶ蔓延しているみたいですので、皆さんのほうからもご自愛をいただきたいと思います。次回の会議に全員の顔がみれるようにお願いします。今日は大変お疲れ様でした。 |
このページの担当