最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第3回 川口地域委員会 |
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開催日時 | 平成25年1月22日(火) 午後7時~8時10分 |
開催場所 | 川口支所 3階 第1会議室 |
出席者 | 【委員】12名 小宮山正久 地域代表 佐治 吉継 地域代表 宮 勝実 地域代表 小林由美子 学識経験者 小宮山豊彦 学識経験者 佐藤由美子 学識経験者 砂川祐次郎 学識経験者 星野志津代 学識経験者 真島 勝治 学識経験者 水落 優 学識経験者 渡辺 茂 学識経験者 鈴木 幸子 学識経験者 【長岡市】9名 佐藤地域振興戦略部長ほか1名、 川口支所 長谷川支所長ほか6名 【傍聴人】2名 一般0名、報道1社 |
欠席者 | 【委員】2名 小西 勝平 地域代表 中林 道泰 学識経験者 |
議題 | 【議題】 (1)平成25年度長岡市川口地域ふるさと創生基金事業について (2)川口地域の今後の課題について |
審議結果の概要 | (1)平成25年度長岡市川口地域ふるさと創生基金事業について 平成25年度長岡市川口地域ふるさと創生基金事業実行委員会に地域委員から7名を選出した。 (2)川口地域の今後の課題について 各委員の意見を聴取した。 |
会議資料 | (1)平成24年度第3回川口地域委員会次第(PDF 5KB) (2)長岡市ふるさと創生基金事業実行委員会規約(PDF 135KB) |
会議の内容
【委員長あいさつ】 | |
委員長 | それでは議題に入ります。(1)の平成25年度長岡市川口地域ふるさと創生基金事業についてについて説明願います。 |
地域振興課 | 【平成25年度長岡市川口地域ふるさと創生基金事業について説明】 |
委員長 | 川口地域委員会から平成25年度長岡市川口地域ふるさと創生基金事業実行委員会に3名ほど参加願いたいとのことですが、みなさん意見、質問等ありませんか。 |
委員 | ゆるキャラの着ぐるみを作成するとのことですが、予算的にはいくらかかるのですか。 |
地域振興課 | 予算についてですが、三島地域ではふるさと創生基金が費用の一部を補助して、全日本丸太早切選手権大会実行委員会で作成したのですが、約100万円程度でできています。与板地域でも同額程度でできています。ただ、手書きのデザインを作り直したり、着ぐるみを何体作るかによっても金額は変わってきます。 川口地域では、予算の範囲内で作成できると考えています。 |
支所長 | 一体80万円程度と聞いていますが。 |
地域振興課 | はい。80万円程度で作成できますが、材質や構造をどうするのかによって、安い物では30万円程度、高いものでは100万円を超えるものもあります。 |
委員 | 実行委員会の案では男性ばかりなので、ぜひ女性からも参加願いたい。 |
委員長 | 女性委員の方、いかがですか。 【委員から意見なし】 |
委員長 | 意見が無ければ、事務局のほうで案があればお願いします。 |
地域振興課 | 事務局でお願いしたいと思っているのは、砂川委員、水落委員、本日欠席ですが、中林委員です。 |
委員長 | 今ほど、事務局から案がでましたが、いかがですか。委員から女性の方も参加してほしいとのことでしたが、事務局案のほかに女性委員の方からも参加ということは、事務局可能ですか。 |
地域振興課 | 実行委員会の規約では、15名以内となっていますので、地域委員として8名まで参加可能です。大勢で話し合ったほうがいい意見も出るかと思います。 |
委員長 | 女性委員4名いらっしゃいますが、みなさん各団体に所属されて、今後利用されることもあるかと思いますので、みなさん参加してみてはいかがでしょうか。 【小林委員・佐藤委員・星野委員・鈴木委員了承】 |
委員長 | みなさんから様々な意見が出ましたが、事務局案の砂川委員、水落委員、中林委員、それから女性委員の小林委員・佐藤委員・星野委員・鈴木委員の7名の方よろしくお願いします。本日欠席の中林委員については、事務局から依頼をお願いいたします。それでは次の議題に移ります。(2)川口地域の今後の課題について事務局説明願います。 |
地域振興課 | 【川口地域の今後の課題について説明】 |
委員長 | この議題は結論を出すものではありませんので、各委員から自由に意見をいただきたいと思います。委員から順番にお願いいたします。 |
委員 | 前にも話しましたが、閉校した学校の跡地を保存していってもらいたいです。 |
委員 | JRとの共生施設について、延び延びになっているので、無駄にならないようにお願いいたします。 |
委員長 | 委員のみなさんから先に意見を言ってもらって、最後に事務局から説明が必要なものは説明していただくということでお願いいたします。 |
委員 | 旧泉水小学校ですが、一部は川口サテライトとして利用されていますが、90%以上利用されていません。具体的な活用方法が検討されていないと思うので、活用を検討願いたい。 |
委員 | 中学校の武道館・給食センターの建設を実現していただいてありがとうございました。今後保育園の建替えについて検討をお願いしたい。東川口保育園は園庭が雪置場になっていて、半年間外で遊べない状態なので、それを踏まえて考えてもらいたい。 |
委員 | JRとの共生施設について、現在どうなっているのか。JRが地域のために作るという考えの中でぜひ実現をお願いしたい。また、川口地域は豪雪地域で高齢者の一人暮らしなどの生活をどうしていくか考えていかなければならないと思っています。 |
委員 | 私は小千谷に勤務していますが、昨年、企業を含めて全戸に緊急告知ラジオが配付されました。月に1度動作確認のため、アナウンスが流れてくるのですが、職員同士でラジオがあると安心だと話しています。それを踏まえて、川口地域では緊急時どうするのかなと考えています。 |
委員 | NPO法人くらしサポート越後川口が立ち上がったのですが、地域の課題を解決するという熱い思いを持っていて、そこと連携・協働して、住んで良かった川口にするための仕組みづくりが必要だと思っています。一人暮らしの高齢者の居場所や見守り、雪の問題など、解決するきっかけを、今後考えていってもらいたい。 |
委員 | 私はトレーニングの指導をしていますが、廃校になった学校にある平均台やマットなどの備品を川口公民館などで有効活用できないか。 |
委員 | 来年度よりNPO法人くらしサポート越後川口が、川口地域バスの運行や川口運動公園の指定管理を行うわけですが、ただ運営するだけでなく、地域の活動を充実させるような仕組みが必要だと思います。地域の活動に根ざした事業をしていきたいが、NPOのメンバーはまだ少ない状況ですので、地域のみなさんから応援をいただきたいと思います。 |
委員 | 私が勤めているぬくもり荘という施設は市の施設です。一昨年の水害などで被害を受けて直してはいるのですが、なかなか使いづらい施設です。デイサービスなどの4つの事業を行っていますが、職員がひしめき合って仕事をしている状況です。できれば建替えしていただきたいと思っています。また、現在除雪ボランティアに関わっていて、支所の職員などからも応援してもらって活動していますが、このやり方がずっと続けられるか心配しています。 |
副委員長 | JRの共生施設ですが、住民のみなさんが利用できる施設にしていただきたい。また、災害時に避難所として利用できる施設にしていただきたい。過疎化が進んで人口が減少していますが、若い人が定住する施策を考えていただきたい。若い人が川口に定住したら奨励金を出すような仕組みも必要ではないかと思います。 |
委員長 | 委員のみなさんからの意見について、答えられる範囲で事務局説明願います。 |
支所長 | 総括として私から説明いたします。 委員のみなさんから、一人暮らしの高齢者、雪、過疎対策、若年者の定住などの意見をいただき、来年度の分科会のテーマとしてコミュニティの課題を含めて考えていけるのではないかと思います。 3名の方からJRの共生施設の話がありましたが、現在、本庁を中心として、JRと話し合いをしていますが、佐藤地域振興戦略部長から経緯を説明していただきます。 旧泉水小学校、保育園、ぬくもり荘などの施設については大きな予算が伴うことから、川口地域の将来構想、青写真を考えていかなければならないと思います。 緊急告知ラジオやNPOとの連携などについては、担当課長から説明いたします。それでは始めに佐藤部長が説明いたします。 |
地域振興戦略部長 | みなさんにご心配をおかけしているところですが、JRが川口地域のみなさんから使っていただく、地域のみなさんによろこんでいただく施設を作りたいという原点に返って、現在打合せをしているところです。ある程度の方向性が出ましたら、皆様にお知らせしたいと思っています。 今ほど皆様のから意見をいただきましたので、それを踏まえて調整していきたいと思っています。 |
支所長 | 学校跡地の表示の関係ですが、本年度のふるさと創生基金事業の候補にも挙がりましたが、今後の検討課題としていきたいと思います。ふるさと創生基金事業は石碑などのハード事業ができませんので、簡単な表示看板でいいのか、しっかりとした石碑でなければならないのか、検討していきたいと思います。 |
地域振興課長 | 川口地域の公共施設の老朽化の問題ですが、古くなったから壊せばいいというものではありませんが、使えないものは壊さざるをえませんし、使えるものは工夫して使っていかなければなりません。旧泉水小学校の活用については、今のままではもったいないですので使用方法を検討していかなければなりません。旧木沢小学校や、旧田麦山小学校は、地域の方の熱い思いで、地域おこしを伴った活用をしているわけですが。旧泉水小学校については、校区も広く、一丸となって地域おこしを伴った施設の活用という機運になっていません。 そういう中で、先ほどぬくもり荘の話がありましたが、社会福祉協議会川口支所の事務所が狭い、デイサービスの施設が狭いということであれば、旧泉水小学校の活用も議論していかなければならないのかなと思います。 それから、保育園については、市民生活課の担当ですが、川口地域全体の施設のあり方から私の意見を申し上げますと、きちんと保育園バスで送迎が可能であれば、2つの保育園を統合して、新しい施設を建てるほうが、先を考えればいいのではないかと思います。 また、文化会館ですが、歴史民俗資料館には国指定の荒屋遺跡がありますが、重要な価値のある遺跡です。荒屋遺跡の現地は現在更地でありますが、科学博物館では今後、現地に行ったら荒屋遺跡のことがわかる施設、ガイダンスができる施設にしていきたいと考えているようですので、その際には、歴史民俗資料館の資料を含めてどうするか検討していきたいと考えております。 今後、川口にある施設については、一つ一つを更新していくのではなく、川口地域全体を見た中で考えていかなければならないと思っています。 緊急告知ラジオの件ですが、川口地域では防災行政無線を現在使用していますが、これがあと4年くらいで使えなくなります。それまでに、緊急時の広報の仕方について、現在、担当で考えているところです。緊急の情報が入った場合に自主防災組織にいかに早く伝達するかが問題ではないかと思っております。 地域防災の機能をアップしながら、その上で情報をどう伝えていくかが課題となります。当分の間は防災行政無線を使っていきますが、要援護世帯にはすでに緊急告知ラジオを無料配布しておりますし、必要な方には販売もしております。 廃校の施設備品の活用については、いつでも可能ではないかと思います。その都度移動するのは大変ですので、使用頻度を考えて備品の移動先を考えていきたいと思います。 |
市民生活課長 | 保育園の関係ですが、東川口保育園は昭和53年に建築され、築35年となっております。西川口保育園は平成4年に建築され築21年となっております。定員については東川口保育園が110人、西川口保育園が50人となっており、平成24年4月1日現在の入園者は東川口保育園が109人、西川口保育園が31人となっています。 少子化が進んでいますが、今後の人口動態によっては、東川口保育園を少し大きくすれば、保育園を一つにすることは可能ではないかと思います。将来的には保育園統合についても考えていかなければならないと思います。 また、ぬくもり荘についてですが、2階の居住スペースについては、今後、新規入居は行わない予定です。いつとはいえませんが、今後2階の利用が可能になるのではないかと考えています。 |
支所長 | 補足ですが、旧泉水小学校については、今後そのまま公民館として利用するというのも一つですが、施設を利用した特産品の栽培なども考えられます。上川地区のみなさんがどのように使っていくか、地元の力量が試されるところですが、田麦山、木沢を参考にしながら、住民との協議を行っていきたいと思います。 NPO法人くらしサポート越後川口については、全世帯から加入をお願いしたいところで、いよいよ川口地域バスの運行や川口運動公園の指定管理が始まります。行政ではできない手法で、小回りの利くサービスが可能になるわけですが、地域への情報発信を事務局である川口きずな館と一緒にやっていきたいと思います。 除雪ボランティアの件ですが、シルバー人材センターや建設業協会に任せているだけでいいのか、社会福祉協議会、行政、シルバー人材センター、建設業協会が連携して何ができるか、考えていかなければならない。 |
地域振興課長 | NPO法人くらしサポート越後川口についてですが、川口地域の規模で、子育て、生活、地域おこしまで行う組織ができた事はすばらしい事だと思います。ぜひみんなで盛り立てていただくことが大事だと思います。過去の昭和の合併の状況から、支所は今後必ず縮小していきます。支所が縮小する中、それに代わる組織を川口地域で育てていくことは大事なことではないかと思います。 |
委員長 | みなさんから様々な意見が出てありがたく感じています。給食センターの問題も地域委員会の中で発言され、その議論などが反映されて、給食センター・武道館の建設が実現されたものと思っています。いろんな問題がありますが、みなさんから意見を出してもらって、市に提言していくというのが私たちの役割だと思います。みなさんから出た意見を今後も議論していきたいと思っています。ほかになにかご意見ありませんか。 |
副委員長 | 一昨年、新潟・福島豪雨の後、川口小・中学校で出た放射性物質は、その後どのような扱いになっているのですか。 |
支所長 | 現在、西川口地内の川口斎場に3重に保護しながら保管されており、月に1回ほど周辺の放射線量の測定を行っていますが、基準以下の0.1マイクロシーベルト以下となっています。国の基準は1.0マイクロシーベルト以上の放射性物質が除却の基準ですが、長岡市はそれより厳しい0.3マイクロシーベルト以上の放射性物質が除却の基準となっており、川口小・中学校から出た放射性物質は0.8マイクロシーベルトです。まだこの放射性物質の処理方針は決まっておらず、現状のままとなっています。 |
委員長 | ほかに何かありませんか。 |
委員 | 高齢者の家の除雪を若い人たちがしているようですが、内容がわかれば教えてください。 |
地域振興課 | ボランティア団体の「遊雪隊」という組織が平成12年から活動しています。45名ほどが登録しており、支所の職員や民間の若い方も参加しています。今年は6軒を除雪対象世帯として、雪降ろしを行っていて、昨年12月16日から6週連続で出動しています。 |
委員 | 川口全体で6軒が対象なんですか。 |
地域振興課 | 川口全体では25軒ほど対象世帯がおります。その中で、除雪方法を決める会議があり、市の補助で除雪するのか、除雪ボランティアが除雪するのか決めています。 |
委員長 | ほかに何かありませんか。無ければ、以上を持ちまして、第3回川口地域委員会を終了します。 |
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