最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第2回 川口地域委員会 |
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開催日時 | 平成22年5月18日(火) 午後1時30分~4時 |
開催場所 | 川口支所 3階 第1会議室 |
出席者 | 【委員】12名 渡邉 茂 元町議会議員 小西 幸子 元町議会議員 米山 文男 地域代表 星野 藤衛 地域代表 佐治 吉継 地域代表 小宮山豊彦 学識経験者 山崎 清一 学識経験者 水落 優 学識経験者 宮 勝実 学識経験者 小林由美子 学識経験者 平澤 勝幸 学識経験者 小西 明彦 学識経験者 【長岡市】11名 山崎地域政策監、地域振興戦略部河内特命主幹ほか1名、 都市整備部都市計画課内山課長補佐ほか1名、 川口支所 長谷川支所長ほか6名 【地域コミュニティ事業申請者】6名 小高夢づくり委員会笹崎代表、いきいき田麦山森山代表ほか1名、 ふるさと夢づくりの会渡辺代表ほか2名 【傍聴人】14名 一般12名、報道2社 |
欠席者 | 【委員】2名 眞島 勝治 学識経験者 脇田 妙子 学識経験者 |
議題 | 【議題】 (1)地域コミュニティ事業補助金の審査について (2)ふるさと創生基金事業について (3)都市計画マスタープランの策定について |
審議結果の概要 | (1)地域コミュニティ事業補助金の審査について 「小高夢づくり委員会」、「いきいき田麦山」、「ふるさと夢づくりの会」の3団体を、それぞれ補助金額を減額して助成することを決定した。 (2)ふるさと創生基金事業について 今回の委員会で出た意見を集約し、次回第3回川口地域委員会で、具体的な事業を提示することとなった。 (3)都市計画マスタープランの策定について 都市計画課より都市計画マスタープランの説明を受けた後、地域委員から意見を聴取した。 |
会議資料 | (1)平成22年度第2回川口地域委員会次第(PDF 92KB) (2)地域コミュニティ事業補助金申込書 小高夢づくり委員会(PDF 796KB) いきいき田麦山(PDF 890KB) ふるさと夢づくりの会(PDF 920KB) (3)ふるさと創生基金事業概要(PDF 521KB) (4)都市計画マスタープランの策定について(PDF 687KB) (5)大規模集客施設の立地制限について(PDF 1,393KB) (6)水道・下水道・消雪パイプの制度統一について(PDF 154KB) |
会議の内容
【渡辺委員長、山崎政策監あいさつ】 | |
渡辺委員長 | 議題に入ります。地域コミュニティ事業補助金の審査についてですが、①の事業説明についてですが、事務局説明お願いします。 【地域コミュニティ事業補助金の事業概要説明】 |
渡辺委員長 | 申請者の説明に入ります。1番の「小高夢づくり委員会」さん、説明願います。 【小高夢づくり委員会笹崎代表より、申請事業の説明】 |
渡辺委員長 | ここで質問を受けます。 |
佐治委員 | 小高集落は集落以外の山菜取りはすべて受け入れるということでいいのか。 |
笹崎代表 | 集落の入口に看板を立てる予定だが、その文言は、小高のみなさんと話し合って決めていきたい。 |
小西(明)委員 | 山菜が取れるような環境を作って、地域の人や外部の人が入ってくることによって、小高地域が活性化するということか。 |
笹崎代表 | 小高に人が入ってくることで、そこからいろんな事業が発生すると考えている。 |
米山委員 | 小高集落は中越地震により集団移転をしたが、農業を続けている人はいるか。また、農地はどうなっているのか。 |
笹崎代表 | 山地の田は畑になりつつあります。道路があるところは水田が残っています。 |
米山委員 | 雪の影響で道路に木などが倒れたりしているが、道路の状況はどうか。 |
笹崎代表 | 最寄の地主さんが道路の管理を行っています。 |
山崎委員 | 地主と外部からの山菜取りとトラブルは起きていないか。 |
笹崎代表 | 小高集落出身の方3名ほど見回りをお願いしている。山菜取りに来た方には声かけを行っている。 |
宮委員 | この事業が地域の活性化にどうつながるかわからないのだが。 |
笹崎代表 | 小高には山菜のほかにいろいろな宝物がある。このあと申請しているいきいき田麦山さんのようなぶな林もあり、滝などもある。今回は小高を知ってもらう手始めとして、この事業を申請した。 |
小西(明)委員 | 川口地域だけではなく、地区外からもどんどん人を呼んだらどうか。 |
笹崎代表 | そういった意見もありますが、住民の考え方、住民自体がまず力をつけていかなくてはならない。 |
星野委員 | 山菜以外に植物などの盗難はありますか。 |
笹崎代表 | 一番心配しているのは幼木の盗難です。そのために見回りも行っている。 |
渡辺委員長 | 時間も過ぎましたので、次に移りたいと思います。2番の「いきいき田麦山」さん、説明願います。 【いきいき田麦山事務局大渕氏より、申請事業の説明】 |
渡辺委員長 | ここで質問を受けます。 |
佐治委員 | 予算書を見ると、もっと事業費が必要と思いますが、無理をしていないのですか。 |
大渕代表 | メンバーは27名ですが、いろんな人に声をかけて作業を行いたい。事業費はできるだけかからないようにした結果です。 |
小宮山委員 | 目的がはっきりしており、継続性もあると思います。 |
宮委員 | コンサートの参加者はどれくらいいますか。 |
大渕代表 | 昨年は100名くらいです。 |
宮委員 | ぶな林の根を守る対策をとっていますか。 |
大渕代表 | ぶな林の奥ではなく入口でイベントを行うようにしています。 |
渡辺委員長 | ほかに質問ありませんか。なければ次に移ります。3番の「ふるさと夢づくりの会」さん、説明願います。 【ふるさと夢づくりの会(内藤、渡辺、小林の3名)より、申請事業の説明】 |
渡辺委員長 | ここで質問を受けます。 |
小西(明)委員 | 将来的に「さんご山」をどうしようと思っていますか。 |
渡辺代表 | 「さんご山」の頂上の展望が非常にいいので、展望台や遊歩道を整備したい。 |
小西(明)委員 | 非常にいい宝物だと思いますが、将来どうしたいか計画を立てることで、いい事業ができると思います。 |
米山委員 | 川口運動公園の入口のいい場所にあるので、ぜひがんばって整備してほしい。 |
渡辺委員長 | ほかに質問はありませんか。なければこれで申請者からの説明を終了いたします。このあと採点に入りますが事務局説明をお願いいたします。 【事務局より採点方法の説明、委員の採点、回収、集計】 【集計作業のため10分間休憩】 |
渡辺委員長 | 採点の結果が出ました。事務局から説明願います。 |
北村地域振興課長 | 1番小高夢づくり委員会が131点、2番いきいき田麦山169点、3番ふるさと夢づくりの会162点です。結果として1位がいきいき田麦山、2位がふるさと夢づくりの会、3位が小高夢づくり委員会となります。 事務的に整理しますと、1位のいきいき田麦山が50万円の満額補助、2位、3位が補助の対象外ということになりますが、よろしくご審議お願いします。 |
渡辺委員長 | 事務局の採点結果の報告がありましたが、委員のみなさんからご意見ありませんか。 |
小宮山委員 | 地域の活性化ということで、3つの団体が一生懸命やっているので、川口は50万円を3つの団体に分けて補助したらどうか。たとえば、事業費割で35万10万、5万というような形で。 |
山崎委員 | 小宮山委員の意見に同感で、3つの団体に補助をお願いしたい。 |
小西(明)委員 | この補助金は事業終了後に何か発表会のようなものはあるのか。 |
地域振興課水落主査 | 実績報告書を冊子にまとめると聞いております。 |
小西(明)委員 | 紙ベースのみということですね。 |
地域振興課水落主査 | はい。 |
小西(明)委員 | 3つの団体に分けて補助するのであれば、3つの事業が終わった段階で、いまほどのようなプレゼンテーションを行ってもらって実績を報告してもらいたい。紙ベースだけでの報告では何をやっているかわからない。 |
地域振興課水落主査 | この地域委員会でそういったプレゼンテーションを行うことを決めてもらうのも1つだが、支所には「支所だより」という広報紙があるので、支所だよりの中で報告するのも1つの方法だと思います。 |
渡辺委員長 | 3つの団体に補助したらどうかという意見がありましたが、みなさんのご意見ありませんか。 |
山崎委員 | 事業費に応じて補助金を按分するのはどうか。 |
北村地域振興課長 | 事業費に応じて按分するのは可能ですが、申請主体が事業費を減額しても事業が可能か確認する必要があると思いますので、それを踏まえてご審議願いたい。 |
宮委員 | この地域委員会で補助金の配分を決定して、申請者に額を提示して、申請団体がそれで可能か聞いてみたらどうか。 |
小西(幸)委員 | みなさんの案だと、各団体が減額となるが、足りない分を来年また申請できるのか。 |
北村地域振興課長 | 同一事業は単年度だけですので、来年同じもので申請することはできません。 |
小西(幸)委員 | そうしますと、今回はいきいき田麦山だけにして、ほかの団体は来年以降再度申請してもらうというのはいかがか。 |
渡辺委員長 | いろんな意見がでましたが、意見の統一をしたいと思います。 この採点順位のままで、交付対象者を決定する案がいいという方は。 【挙手なし】 |
宮委員 | 同じ事業を継続して2年できないというと、いきいき田麦山さんが50万の申請で、減額しても事業が可能か確認する必要があると思います。 |
小西(幸)委員 | 今回按分で補助を行うということは、来年度も同じようになるのではないか? |
佐治委員 | 申請者の意思確認が必要ではないか。 |
渡辺委員長 | 申請者の意向を確認するという意見がありましたが、どのように聞き取るか、ご意見ありますか。 |
北村地域振興課長 | 事務局で内々に意向を聞くというのはどうでしょうか。 |
渡辺委員長 | 事務局の提案ですがいかがですか。 【異議なしの声】 |
渡辺委員長 | それではお願いします。 【事務局が別室に控えている3団体に意向を聴取】 |
北村地域振興課長 | 3団体に確認した結果、減額をされても事業を実施したいとのことでした。また、あまりにも削られては困るという意見もありました。 |
渡辺委員長 | 3団体とも減額されても実施したいとのことですので、それぞれの団体の補助金額を減額して3団体を補助対象とすることでご異議ありませんか。 【異議なしの声】 |
北村地域振興課長 | 補助交付額はそれぞれの団体どのように按分しますか。 |
渡辺委員長 | さきほど事業費割りと小宮山委員が具体的に提示した額の2つの方法があると思うが。 |
長谷川支所長 | 評価の点数で加算という方法もある。 |
山崎地域政策監 | あまり難しくするのはよくない。 |
小林委員 | 補助金を減額した場合に、減額したことによりやめた事業分を、来年再度申請できるのか。 |
北村地域振興課長 | 補助の対象である、事業の拡充という部分を委員のみなさんがどのように判断するかということになります。 |
渡辺委員長 | 補助金をどのように按分するかということですが、みなさんご意見ありませんか。 |
北村地域振興課長 | 単純に申請された補助金額を補助の上限である50万円で割り返した数値は、補助申請額に対して、補助金額は65.1%となります。 そうしますと、いきいき田麦山は32万6千円、小高夢づくりの会が5万2千円、ふるさと夢づくりの会が12万2千円になります。 |
渡辺委員長 | いまほど事務局より按分の数値が出ましたが、その補助金額でご異議ありませんか。 【異議なしの声】 |
渡辺委員長 | 異議なしと認め、この金額で決定といたします。 |
北村地域振興課長 | 再度確認いたしますが、いきいき田麦山は32万6千円、小高夢づくりの会が5万2千円、ふるさと夢づくりの会が12万2千円です。 |
渡辺委員長 | では、そのように決定ということで、申請団体を順番にお呼びください。 【いきいき田麦山、ふるさと夢づくりの会、小高夢づくりの会の順に補助金の決定を通知する】 |
渡辺委員長 | これで、地域コミュニティ事業補助金の審査を終了しまして、次にふるさと創生基金事業を議題に供します。事務局から説明願います。 【事務局よりふるさと創生基金事業の概要説明】 |
渡辺委員長 | 今回は、ふるさと創生事業のアイデア出しということですので、みなさまから何かご意見ありませんか。 |
小宮山委員 | 川口の大きな資源であるヤナ場の活用と前回の委員会で意見を申し上げましたが、以前国土交通省がヤナ場付近の整備を行っていたのですが、地震で計画が止まってしまった。これを復活してもらうように、まちづくりのために、国に呼びかける必要がある。 |
山崎地域政策監 | まちづくりの事業は、国の力を借りなければならないものもあるが、このふるさと創生基金は、地域コミュニティ助成事業と少し似ていて、小宮山委員のご意見の対極的だが、小さな事業を積み上げていくもので、よその地域では大字が主体となって行っているところもあります。 |
水落委員 | 川口運動公園のところを使ってドッグランの整備に取り組んだらどうか、地域内も犬を飼っている家も多い。 |
山崎地域政策監 | ドッグランのようなハード事業の整備はこの基金で実施できるのか。 |
河内特命主幹 | 基本的にはソフト事業が対象ですが、過去の事例を見てみますと、看板はソフトかというと看板自体はハードです。ドッグランでいうと、面的整備にはなじまないが、その仕掛けをつくるというのは該当になるということです。 |
渡辺委員長 | トレッキングコースの整備などもハードになるのか。 |
河内特命主幹 | 業者に頼んで工事を行うのはハードになるが、材料を提供して地元の住民がトレッキングコースを整備するのは可能だと思います。 |
水落委員 | ドッグランを整備するのは地域の団体が行うべきだが、そこでの仕掛け、イベントをしていかなければ、人は集まらない。 |
山崎地域政策監 | 本日理念的な話を聞かせてもらった後、今後この事業をどう実施していくのか。 |
北村地域振興課長 | みなさんの意見を集約して、もう一度提案をしていく場面が必要と考えます。水落委員の意見などをもとに、次回こういった事業でどうかと提案する予定です。 |
山崎地域政策監 | アイデアをお聞きして、事務局でまとめたものを次回提案するということか。 |
北村地域振興課長 | そうです。 |
山崎地域政策監 | そのあたりをみなさんに説明しないと、なかなか意見は出ない。 |
小西(幸)委員 | 東川口に33番観音があるが、そのコースをトレッキングコースとして整備したいが、コースが急なためになかなか行けない人がいる。みなさんから協力していただいて、このコースを整備したい。 |
渡辺委員長 | ここで、これはという提案はできないと思うが、ほかにご意見ありませんか。 |
平澤副委員長 | 川口にはヤナ場や温泉、よってげてぇ、道の駅などの観光施設があるが、それをつなげたコースを作ったらどうか。 |
山崎委員 | 交流体験館があるが、あまり活用されていない。具体的な案は無いが、なにかいい活用方法はないか。 |
渡辺委員長 | みなさんからいろいろな話がでましたが、事務局いかがでしょうか。 |
北村地域振興課長 | みなさんの意見をまとめていくと、各集落にあるトレッキングコースの整備、交流体験館の活用、温泉・道の駅、ヤナなどを使った観光ルートの整備などがあるかと思いますが、この3つを中心に次回案を提示したいと思いますがいかがでしょうか。 |
渡辺委員長 | 今回はアイデアだしということですので、また次回の委員会の際にご意見をお願いいたします。 それではつぎに移らせていただきます。都市計画マスタープランの策定について議題に供します。事務局から説明願います。 【事務局より都市計画マスタープランの策定について説明】 |
渡辺委員長 | これについてなにかご意見ありませんか。 なければ、引き続き報告事項の大規模集客施設の立地制限について、事務局から説明願います。 【事務局より大規模集客施設の立地制限について説明】 |
渡辺委員長 | 報告事項となりますが、これについてなにかご意見ありませんか。 |
山崎地域政策監 | 具体的にいつごろに決定されるのか。 |
都市計画課内山課長補佐 | 6月の下旬に住民説明会を開催して、本年中に決定したいと思っております。 |
渡辺委員長 | ほかになけれは、次の上下水道・消雪パイプ制度の統一について、事務局から説明願います。 【事務局より上下水道・消雪パイプ制度の統一について説明】 |
渡辺委員長 | これについてなにかご意見ありませんか。 |
宮委員 | 下水の合併処理浄化槽も制度統一されるのか。 |
河内特命主幹 | 下水道使用料の条例があって下水道条例と合併処理浄化槽の条例が2つあります。川口地域内では、合併処理浄化槽の形態も複数あると聞いています。市が設置した合併処理浄化槽と、個人が設置した合併処理浄化槽があるなかで、市が設置している合併処理浄化槽は下水道使用料と同じ料金を徴収しています。現段階では料金を統一するかしないかは検討中です。合併処理浄化槽は下水道課が所管しているが、市が設置したものは川口地域のみでなく、山古志地域にもあって、それ以外の地域では個人が設置して、それにかかる費用は個人が負担しています。合併処理浄化槽への対応は今後の検討課題となります。いずれ議会に案を出した中で、固まってきた段階でみなさんにお示ししたいと考えております。 |
渡辺委員長 | ほかにご意見ありませんか。なければその他で事務局説明お願いします。 【事務局より次回の委員会の日程を提案、6月30日午後1時30分より、川口支所3階会議室で決定】 |
渡辺委員長 | みなさんから何かご意見、ご提案ございませんか。 |
小西(明)委員 | 都市計画スタープランの今後の予定で6月4日に地域別意見交換会が開催されますが、地域委員は出席するのですか。 |
都市計画課内山課長補佐 | 資料中にある写真は、小国地域での意見交換会です。ここもそうでしたが、地域委員のみなさんからたくさん参加していただきました。川口の地域委員のみなさまもよろしくお願いいたします。 |
渡辺委員長 | 委員の方々都合がつきましたら参加願います。ほかにございますか。 なければ、以上を持ちまして、第2回地域委員会を終了します。 |
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