10月23日に市の魚制定10周年を迎える復興の象徴・錦鯉。泳ぐ宝石として国内外から愛され、生産量の8割を海外に輸出するなど、地域の重要な産業に発展しています。
市は養鯉業への理解を深めてもらおうと、学生向けのインターンシップを5月からスタート。参加した学生は、受け入れ先の養鯉場で稚魚の選別や取り引きのポイントなどを学んできました。
4日目となったこの日、錦鯉発祥の地である山古志地域の野池で、放流して育てた錦鯉を取り上げる「池揚げ体験」を行いました。全員で地引網を使って錦鯉を囲い込むと、いよいよ池揚げです。
大きくて元気な錦鯉を捕まえることに苦戦する学生たち。錦鯉に声を掛けてみたり、進行方向からそっと手を伸ばしたりして、大切に抱き上げていました。
国際ペットワールド専門学校に通う学生は「繊細な作業だけでなく体力を使う作業も多くて驚いたが、養鯉業を体験できて勉強になった。錦鯉の成長を感じられることが魅力」と語りました。
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