令和3年6月に国の「地域バイオコミュニティ」(国内6地域)に認定された長岡市。農作物や微生物など再生可能な生物資源を利用し、持続的な循環型の経済社会を拡大させる“バイオエコノミー”の実現に向け、企業や大学などと連携して「バイオコミュニティ」の形成に取り組んでいます。
バイオコミュニティとの関係構築を進めるため、日本の世界最先端のバイオエコノミー確立に向けて活動する日本経済団体連合会(経団連)のバイオエコノミー委員会が長岡市を訪れました。
メンバーは委員長・小坂達朗さん(中外製薬特別顧問)や経団連会員企業の24人。
市内の(株)大原鉄工所や長岡技術科学大学、市の生ごみバイオガス発電センターなどを訪問し、未利用資源や発酵技術を使った商品開発や研究内容を視察しました。
また、市内外の産学官金59機関で構成する長岡バイオエコノミーコンソーシアムの会員との意見交換会も実施。小坂さんは「産学官金が強く連携し、社会課題の解決や市の経済発展に取り組んでいることに感銘を受けた。長岡の特徴である米、日本酒などの農業資源や未利用資源を活かしていくことが大事」と期待を述べました。
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