千年の歴史を誇るといわれる牛の角突きが、山古志闘牛場で今季の初場所を迎えました。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている牛の角突き。古くは神事として行われ、牛が肉体的にも精神的にも傷つかないよう勢子(せこ)が「引き分け」にするのが特徴です。
ゴツン!と牛が勢いよく角をぶつけ合う姿は大迫力。
市内外から集まった約1,500人の観客は、13組の真剣勝負に大きな拍手を送っていました。
山古志闘牛会会長の松井富栄さんは「今年は中越大震災から20年。たくさんの人からご支援いただきこの日を迎えることができた。これからもみなさんの思いを胸に行いたい」とあいさつ。元気な声援を送っていた、千葉県から訪れた小学生は「牛が大きかった。また見たい」と笑顔で感想を話しました。
次回は26日(日)。全国闘牛サミットの記念大会を10年ぶりに開催します。
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