国や県、関係市町村と連携し、柏崎刈羽原子力発電所の事故を想定した防災訓練を行いました。
訓練には、山古志・小国地域の住民約5,200人が参加。放射性物質から身を守るため、屋内へ退避した後、各集落の代表者約90人がバスと自家用車で魚沼市へ一時移転しました。
今回の訓練で初めて、自家用車を想定したレンタカーでの避難やQRコードを利用した避難者受け付けを実施。
安定ヨウ素剤の緊急配布、放射性物質による汚染状況を調べるスクリーニングや簡易除染など、避難所に到着するまでの一連の流れを確認しました。
参加した住民からは「積雪の多い冬の夜間だったら避難はできるのか」「今日は少人数でスムーズだったが、全住民が避難したら道路はどうなるのか」と心配の声が聞かれました。磯田市長は「訓練で避難の実効性を高めることは必要だが、避難が必要となる原発事故を絶対に起こしてはならない」と述べました。
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