千年の歴史を誇るといわれる「牛の角突き」が、新緑映える山古志闘牛場で今季の初場所を迎えました。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている 牛の角突き 。古くは神事として行われ、牛が肉体的にも精神的にも傷つかないよう勢子(せこ)が「引き分け」にするのが特徴です。
士気高まる牛の鳴き声、牛同士が激しくぶつかり合う音、勢子の掛け声が場内に響き渡り、手に汗握る真剣勝負は大迫力!
1,500人の観客からは、牛と勢子の勇姿に大きな拍手が送られました。
山古志闘牛会会長の松井富栄さんは「多くのお客さんの視線と歓声を浴びながらの初場所でした。ようやく以前のにぎわいが戻りうれしく思います」と感慨深そうに取り組みを振り返っていました。
海外赴任先から胎内市へ帰省中に家族で訪れたという女性は「迫力がありました。このような伝統文化があることを、海外でも紹介したい」と話しました。
次回は28日(日)。千秋楽の11月まで毎月開催しています。
山古志の美しい風景も楽しめます♪
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