今年度、市は長岡工業高等専門学校・長岡造形大学と連携し、地域の魅力アップに向けた地域資源の活用を検討してきました。
長岡高専で、専攻科1年生が取り組みの成果を発表。旧長岡地域の歴史・文化を紹介する長岡市郷土史料館に、支所地域のポスター展示を提案しました。
この秋、実際に現地を訪れて地域の魅力を探った学生たち。「与板・楽山苑にある『六方組み石垣』は、中越地震にも耐え抜いたことがスゴイ」「寺泊地域は、SNS映えしそうなレトロな建物や曲げ物がたくさん」など、若者の視点で作られた個性豊かなポスター10点が出そろいました。今後、同館に展示予定です。
また、長岡造形大では2グループが企画を提案。良寛さんがVTuberになり、74年の生涯を74回の配信で表現する企画と、小国和紙を使った巨大アートで小学生がギネス記録に挑戦する企画が生まれました。
良寛チームの建築・環境デザイン学科2年・雨宮未侑さんは「他の人とはかぶらないアイデアを出すぞという気持ちで考えました。若者に人気のVTuberにすることで、身近な存在に感じられると思います」。小国和紙チームの視覚デザイン学科3年・加守田琳さんは「自分たちもやってみたいと思えるように意識しました。ギネス挑戦は、子どもたちの一生の思い出になるはずです」と話しました。
来年度、アイデアをさらに練り上げ、実現を目指していきます。
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