リモートワークの普及により、時間や場所を問わずに働ける「職場と仕事の分離」が進んでいます。市ではこうした流れをチャンスに、首都圏在住の学生などから長岡での就職に興味を持ってもらえるよう、新しい働き方の推進やPRに力を入れてきました。
新たな取り組みとして1月から、市内企業合同による「ワーケーションインターンシップ」を開催。首都圏や市内に住む社会人、学生など13人が参加しました。
インターン先の企業は、新潟県醤油協業組合、グローカルマーケティング(株)、オムニ技研(株)、越後製菓(株)、吉乃川(株)です。
参加者は、全5回のプログラムを通して、オンラインも活用しながら企業の商品開発や企画などを行いました。
4回目には、観光地などでリモートワークをしながら、余暇を楽しむ新しい働き方・ワーケーションも体験。摂田屋地区の酒ミュージアム・醸蔵や寺泊地域にある高級スタイルの貸別荘・VILLA VOIX(ヴィラヴォワ)などいつもと違う雰囲気の中、“地域で働く魅力の高め方”などを考えました。
神奈川に住む、就職活動中の大学生・浜優衣(はまゆい)さんは、「去年の夏に初めて見た長岡花火に感動して、長岡に興味を持ちました。これまでは縁のなかった長岡ですが、魅力的な企業がたくさんありました。住む場所に縛られない新しい働き方が進んでいる今、就活の選択肢が広がる貴重な機会です」と話してくれました。
このページの担当