これからの台風シーズン本格化を前に、全市で防災訓練を行いました。
大雨で信濃川が増水した場合を想定し、避難情報の発信や144カ所の避難場所の開設・運営、水道局による給水などの訓練を実施。住民と市職員約1,700人が参加しました。
今回の訓練では「長岡方式の避難行動」を住民が初めて実践。近くの避難場所への避難のほか、車を使った広域避難など自分の状況に合った避難方法を選び、逃げ遅れゼロを目指しています。
午前8時30分に市独自の「信濃川早期警戒情報」が発令されると、車での避難場所に指定されている悠久山公園とニュータウン運動公園の駐車場には、計約120台の車が次々に到着。
避難訓練の後には、防災タイムライン講座やエコノミークラス症候群の予防体操教室なども開催しました。
家族で水道町の自宅から悠久山へ車で避難した桜井さんは「避難のタイミングは思っていたよりも早いことが分かりました。周囲の人と助け合うためにも、まずは自分たちが日頃の備えをしなければなりませんね。家族で話し合います」と、刺激を受けた様子でした。
このページの担当