1,000年の伝統を誇るといわれる「牛の角突き」の初場所が、山古志闘牛場で幕を開けました。ようやく全国での往来自粛が解除され、市内の集客イベント再開の先陣をきっての開催です。
会場では、新型コロナウイルス感染症対策として来場者の検温・マスク着用や連絡先の記入、座席間隔の確保などを実施。
来場できない人のために、「Youtube」でも角突きの様子をライブ配信しました。
駆け付けた約300人の観客は、間近で見る闘牛の迫力や勢子(せこ)の勇敢な姿に大きな拍手を送っていました。
また、この日は長岡市と魚沼市の子ども3人がオーナーとなった闘牛も初参戦し、会場を盛り上げました。
山古志闘牛会会長の松井富栄さんは「ようやく初場所を迎えることができました。2,000人を収容できる中でも、客席制限など感染症対策を講じながら続けていきたい。多くの人に集まっていただき感謝しています」と想いを語りました。
長岡市の大切な地域の宝である山古志の牛の角突き。市は地域の伝統行事や市民のみなさんの活動をしっかりと支えていきます。
牛の角突きは、7月は12日(日)・24日(祝)に開催。11月まで毎月行われる予定です。
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